マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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小泉金輪院庚申堂の初庚申参り

2011年02月11日 08時25分04秒 | 大和郡山市へ
何十年も前は街道筋がひしめくほどの参拝者が訪れたという大和郡山市小泉町の金輪院庚申堂。

年始めの初庚申には門前市のお店がずらりと並んだそうだ。

戦後に廃れた庚申参りを復活させた地元の世話人たち。

ことしで6年目になった。

徐々に参拝者も増えつつある。

初庚申の日にはとんども燃やされ参拝者を温める。

復活したのはそれだけではなかった。

庚申参りにつきものの摩滅豆腐(まめとうふ)だ。

垢離には現役の竈がある。

前日はそこで豆腐汁を作ってもてなす。

それには引き替え符が要る。

昔から庚申さんに豆腐をお供する意味があったそうだ。

一切の災難・不幸等を消して無くす。

そしてまめに健康であるようにと願う。

それでお下りのお豆腐を食してご加護をいただく。

ありがたい豆腐のご利益だという摩滅豆腐(まめとうふ)の引替符だ。

本堂では護摩を焚いて法要が始まった。

灯明に火を点けて手を合わせる。



堂内には多くの青面金剛の掛け図が吊されている。

付近では多くの庚申講があったとされる。

それらは代替わりし信仰も薄れていった。

不要となった掛け図は預けられお堂に納まった。

庚申堂門前の燈籠に庚申講の文字が刻まれている。

寄進された年代は見えない。

この講については何も残されていない。

知る人もいないという。

文字から庚申講が存在していたことは間違いないが、市内ではこうして庚申講のことが聞かれなくなった。

(H23. 1. 5 EOS40D撮影)
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