マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大塔天満神社篠原踊り

2010年02月24日 07時30分30秒 | 五條市へ
国選択無形民俗文化財に指定されている篠原踊りは村の神事初めとして天満神社で奉納されている。

かって旧暦正月の2月に行われていたが現在は新暦の1月25日。

男性三人は白足袋に下駄を履いて梅鉢紋の着物に袴姿で、手には小太鼓とバチを持つ。

女性は紫地に白く「しのはら」と染め抜いた着物に帯を締め舞扇で踊る。

昔は太鼓を打つのは若い衆、踊るのは嫁入り前の若い娘だった。

奉納は「梅の古木踊り」、「宝踊り」、「世の中踊り」の三曲で式三番と呼ばれている。

「梅の古木踊り」は人作りをさし、育てる意味がある。

また、その名のごとく長生きできるようにと願っている。



「宝踊り」は氏子の繁栄を祈って財産が増えるように、最後の「世の中踊り」は世の中が平穏、泰平になるようと踊られる。



この三曲以外に入波踊り、御舟踊り、田舎下り踊り、綾取り踊り、哀れ龍田踊り、十七八踊り、俄か踊り、御稚児踊り、小原木踊り、近江踊り、新宮踊りなど30数曲が残されているが、山の里に五穀豊穣を願う奉納曲は式三番の三曲である。

十津川村上野地から宮司を迎えて始まった神事。

アメノウオ(実際は捕れなかったとこぼされる)など地元篠原で採れた神饌を供えて厳かに執り行われた。

音頭取りの方が亡くなられて昨年はやむなく中断されたが、今年は若い太鼓打ちが加わり、残されていたカセットテープの唄をバックに再開された。

神事を終えた村の人は集会センターで直会の宴。

牛肉のすき焼きに篠原で栽培された蒟蒻はご婦人方の手作りコンニャクと豆和えシラタキ。

歯ごたえがあって逞しいコンニャクになった。

ご飯はアゲメシ、アズキゴハンに白飯。

ようけ食べてやと村の接待を受ける。

(H22. 1.25 Kiss Digtal N撮影)
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