マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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主水山のとんど

2010年02月18日 08時13分35秒 | 大和郡山市へ
城町の東城(ひがしんじょ)のとんどの日はずいぶんと変わった。

40年ほど前だった子供の頃は1月31日にしていたという。

それが成人の日の15日になって、現在は集まりやすい日曜日になった。

年始に新年会があるのでその一週間後である。

旧暦小正月は2月1日。

前日の大晦(おおつごもり)になる1月31日だった主水山(もんどやま)のとんどは、時代とともにとんど場も移っていった。

新道が作られている付近だったが、河川敷に変わって、その後に火の心配をしなくて済む児童公園のゲートボール跡地になった。

一週間ほど前に雑木を集めて、当日は朝から竹を切り出した。

かってとんどを組むのは子供たちだった。

当日は各戸が門口に置いてくれたシバを集めに地区を回った。

そのシバは西城の大和田の雑木林で刈ってきたそうだ。

それは何時しか大人がすることになって自治会の催しとして行われている。



旧村主水山は13軒、新興住宅も加わって賑やかになった。

今年の年男になったSさんの息子さんが火点け役。

種火から移された火はまたたくまにとんどを焼いていく。

県道を通りぬける車からの眺めはどういう風に写っているのだろうか。

自家製のモチを持ってきて、とんどで焼けた炭で焼く。

醤油付けしたり海苔を巻いたりして食べる。

何年か前は焼き肉道具を持って来た人も居たという。

美味い臭いがとんど場に充満したが「それはないやろ」と言ってから消えた。



ところで近所のSオートサービスのSさんの話では育った実家の五条山の付近でとんどがあったという。

同じように1月31日だったと思い出された。

東阪下池辺りの畑でしていたそうだ。

前日に六升ものモチを搗いて平らにした。

それを切断してカキモチにした。

とんどで焼いたそのモチが美味しかったと仰る。

(H22. 1.17 Kiss Digtal N撮影)
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