マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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切幡の秋祭りなど

2010年02月14日 07時25分03秒 | 山添村へ
10月13日はマメダワリの日。

おばちゃんマメダワリしてー」と言って子供が各戸を廻って豆をもらう。

夕刻から廻って全戸を終えるのに2、3時間はかかるという。

昔はマメやクリと共にオヒネリをもらった。

オヒネリはお駄賃が入っていたという。

秋祭りはえらい騒ぎになるという。

男の子ができた家がトーヤの家。

蒸したセキハンにモチを搗いてオシモチを作る。

蒸しコメを九人の若い衆が手で揉んで山のように盛り上げる。

それは三角錐のような形にする。

キョウと呼ばれる御供で28個作る。

御供を作っているときには投げ合いをする。

それも炊事場に居る若い女性を狙って投げる。

家の壁や障子に当たって穴が開くのはざらだったという。

行事の効率化でそのキョウは業者で作ってもらうようになった。

節句の行事も行われている。

本来は旧暦であるが現在は新暦に行われている。

旧暦3月はヨモギのひしモチを作る。

四角い桝の上に乗せて神社に集まる。

ひしモチは砂糖醤油で漬けて食べる。

現在は4月の第一日曜に行われている。

旧暦5月も節句で家で作ったチマキを持ち寄る。

昔は10本のチマキだったが簡略化されて2本になった。

練ったコメを棒状にしてクマザサ(カヤ)で包む。それをイで縛る。

ゴマシオで食べるのが一番美味いという。

現在は6月の日曜にしているそうだ。

行事ではないが食べ物の話題。

ダイコンやハクサイなど野菜を漬け物にするのは一般的。

切幡ではキノコを漬けたそうだ。

黄色いネズミアシ、真っ黒けのコウタケにベニタケ、シメジ。

これらは雑木林に生えるから総称してゾウタケと呼んでいる。

山いっぱいに生えていたから難なく採れた。

それはいつかしら少なくなって消えていった。

そのころ作っていたキノコの漬け物は塩漬けだった。

トウガラシを入れてピリッとした味だったという。

かって味噌も醤油も自家製だった。

そのころが懐かしいと話された。

興味深いのはお札のお札を玄関の軒に張っているIさんの家。

逆さに張ったらお金が入ってくるというので張っている。

ずいぶん前の古いお札から数種類を張っているが、未だ懐へ入ってこないなと笑う。

(H22. 1.11 Kiss Digtal N撮影)
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