本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

パイレーツ・ロック

2016-09-17 09:52:32 | Weblog
■本
73 洗えば使える泥名言/西原 理恵子
74 400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術/佐藤 オオキ

73 「人のことを憎み始めたらヒマな証拠」や「いつも心に野村沙知代」など、西原理恵子さんのエッセイ漫画や他の本でも引用されている言葉が多いですが、いつもの西原節でどぎつい下ネタと、人生について考えさせられる抒情的な内容のバランスが絶妙です。タイトル通り、単なるきれいごとでは片づけられない言葉が並んでいます。個として自立して、自由にしたたかに生きることの大切さに気づかされます。

74 新進気鋭のデザインオフィス、nendo代表の佐藤オオキさんによる仕事術が書かれた本です。タイトルだけ見ると、自慢話のオンパレードなような嫌な予感がしましたが、内容は実に謙虚に真摯に仕事に取り組む上での姿勢が語られています。「仕事の質はスピードで決まる」など、一風これまでの常識と異なる主張が並びますが、筆者独特の本質を捉える視点でロジカルな考え方に基づき説明してくれているので、腹落ち度も高いです。確かに佐藤さんだからできる内容も多いのですが、集中して考える環境づくりと、初動の準備の周到さ、に特に重点を置かれている点などは、デザイン以外の仕事にも参考になります。


■CD
56 Schmilco/Wilco

 前作「Star Wars」がエレクトリックな激しいサウンドが中心だったのと対象的に、今作は、アコースティックでしみじみとささやくようなヴォーカルで聴かせる楽曲が多いです。3分前後の短い曲が大半で、あっという間に聴き終わりますが、ひっかかりの多い楽曲が多く、繰り返し楽しめそうです。似たようなバンドがいない、唯一無二のWilcoというバンドの個性を楽しむにはよい作品です。どちらかと言えば、コアなファン向けの作品だとも言えます。前作と合わせて聴くとこのバンドの引き出しの多さをより感じられると思います。


■映画
65 パイレーツ・ロック/監督 リチャード・カーティス
66 スーサイド・スクワッド/監督 デヴィッド・エアー

65 ちょっと下品な下ネタが多すぎる気がしますが、1960年代当時のイギリスの、ロック・ミュージックがいかがわしさとそれが故の大きな魅力を持っていた時代の空気感がよく再現されていて素敵な映画です。音楽をテーマにした映画だけに、作品中で使われている楽曲の選曲も適度にマニアックで絶妙です。どのDJのキャラクターも非常に個性的で、その奇妙な大人に囲まれて次第に変わっていく主人公の青年を描いた、成長譚としてもよくできています。必ずしもハッピーエンディングではないところもイギリス映画的で好ましいです。フィリップ・シーモア・ホフマンが、破天荒な人気DJを、かわい気たっぷりに魅力的に演じていて魅力的です。

66 特殊能力を持つ犯罪者集団が世界を救うという話なのですが、予告編の印象ほどエキセントリックではなく、極めてオーソドックスなアクション映画です。ウィル・スミスが主人公の一人ということから、なんとなく予想はしていましたが、敵に対しても汚い手段で対抗するというよりも、真正面から力勝負で渡り合い迫力はあるのですが、あまりにも捻りがなく少し拍子抜けしました。むしろ、この犯罪者集団を組織する権力者側が、実にずるく、その割には今回の敵となる魔女を自作自演的に呼び起してしまうという体たらくぶりでなかなか残念です。そんな中、サイコな女性キャラ、ハーレイ・クインがとてもキュートでかつ外道な魅力を振りまいていて、この映画を無個性な駄作となることを防いでくれています。ハーレイ・クインのこの映画を救う活躍ぶりを、観るための映画と言えます。
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