本、CD、映画日記

目標は年間読書100冊。その記録と目標管理をかねたブログです。

メッセージ

2017-06-17 08:56:57 | Weblog
■本
46 できる100の新法則 Instagramマーケティング/株式会社オプト
47 全思考/北野武

46 企業によるInstagramのマーケティング活用について、投稿方法や利用者とのコミュニケーション方法など、細かい点まで具体的に解説されている本です。効果測定に使うツールや、他ソーシャルメディア連携が楽になるアプリなども丁寧に説明してくれているので参考になります。どちらかというと、マーケティング戦略を考える人よりも、実務者向けの本だと思います。

47 北野武さんが、生死、教育、(人間)関係、作法、映画、について自由に語られている本です。2007年に出された本ですが、現在のスマホやソーシャルメディア全盛の、人間関係が豊かなようで息苦しい社会を予言されたような記述が多く、北野武さんの時代を読み取る力の鋭さに驚かされます。これらのテクノロジーに溺れないように、どのように子どもを育てたらよいか、という教育論としても有益な視点がたくさんあります。映画についての部分は、作品に対する考え方や編集についてのこだわりが具体的に書かれていて、映画監督としての北野武さんファンにとっても興味深い内容です。北野武さんの本を読むといつも思うのですが、その地頭の良さに圧倒されます。


■映画
34 ウルヴァリン:SAMURAI/監督 ジェームズ・マンゴールド
35 メッセージ/監督 ドゥニ・ビルヌーブ

34 「X-MEN」シリーズのメインキャラクターである、ウルヴァリンを主人公に、それも日本を舞台にしたスピンオフ作です。「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」を観た時にも思いましたが、ハリウッド大作シリーズで、日本を舞台にしたものは、日本人にとってはどうしても違和感が残るものになりますね。上野で新幹線に乗ったのに、なぜか長崎に着いているのは驚きでした。そもそも、原爆投下時にウルヴァリンが長崎にいた理由もよくわかりませんし。真田広之さんを筆頭に、日本人俳優が窮屈そうに演技されているのも気になりました。ストーリーは、日本人とウルヴァリンの友情を描いたもの、という想像の斜め上をいく展開で、徹底的に日本人が悪者にされている点がかえって痛快でした。

35 観た人の評価が賛否くっきりと分かれている作品なので興味を持って観ました。タイムパラドックスもの特有のご都合主義な側面は拭えませんが、エイリアンが地球に訪れているにも関わらず、戦闘にならないという切り口は斬新だと思います。「言語」をベースにエイリアンの来訪目的を解き明かす過程も丁寧に描かれていて、その過程が退屈に思われる方も多いと思いますが、個人的にはユニークな切り口を評価したいと思います。核心の謎が解き明かされるシーンでの賛否が最も大きいようですが、そのほろ苦くも慈愛に満ちた結末はとても心に残りました。全体的には、粗が目立ちますし、最近の映画の急展開のストーリー展開に慣れると冗長すぎる気がしますが(冒頭のつかみは完璧なのですが、その後少しダレてしまいます)、エイリアンや彼らが使う独特の表意文字を含むひっかかりの多い映像や、哲学的で崇高なストーリーなど、これまでにない作品を作ろうという高い志を感じる映画で好感が持てました。
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