【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会:井手町玉水橋から木津川左岸堤防を経て山城多賀まで  2016.9.25(日)

2016-09-27 | 木津川市植物同好会
久しぶりの晴天、観察会日和でしたがこの時期の好天気はちょっと辛いものがありました、それは数日の間涼しい日が続いた後の高めの気温と高湿度のため(贅沢は言うてられないですけど)。
熱中症予防の水分補給はしっかりと・・・の思いで観察散策開始。JR玉水集合、参加者10名、

玉水橋を渡ります。


このコースは以前、玉水橋を渡って木津川左岸河川敷を観察散策しながら普賢寺川の堤防に沿って同志社前まで歩いて解散後そばのファミレスでかき氷をみんなでいただいたのを・・・
「暑かったよね」っとそれぞれに思い出しながら玉水橋を渡り木津川左岸堤防を歩きながら。
ツルボ、マルバルコウソウ、メドハギ、アレチヌスビトハギ、マメアサガオ、オオニシキソウ、クズ、イヌコウジュなど観察

ツルボ                        マルバルコウソウ
 

メドハギ                       アレチヌスビトハギ
 

マメアサガオ                     オオニシキソウ
 

クズ                       イヌコウジュ
 

クズ(秋の七草の一つ)の葉は暑くなると真ん中の葉が寝てます(裏返る) 赤紫の花は、ちょこっとバニラの香りが。
他にもアカツメグサ、ミヤコグサ、カラムシソウ、タチスズメノヒエ、オガルカヤなどが見られました、近年増え続けているのがセイバンモロコシ目立ってました。
飯岡の休憩所で水分補給のため、ちょっと休憩、自転車道を行きかうサイクルアスリートたちの溜まり場、ちょうど日曜日たくさんの人が愛車のそばで同じく休憩中。
少しの休憩の後、出発。

ヤハズソウ                     アメリカセンダングサ
 

アキノノゲシ
 

他にヒガンバナ、アキメヒシバ、コツブキンエノコロ、アキノエノコログサ、クララ、ノアザミ、ブタクサ、なども居ました、それらを見ながら河川敷へと下りていきました。
下りていく坂道で下から次から次へと車やバイクがどんどん上ってきます、車、バイクなど進入禁止なのに・・・

河川敷の中で
オニグルミ がありました


その近くでの「アレチマツヨイグサとオオマツヨイグサの萼筒に生える腺毛を観察。茎の毛は基部が膨らんで赤い」っと教えていただきました。
幅2mぐらいに草刈りがしてありました(多分竹蛇籠つくりのためかな?)「有り難いわねぇ」とか話しながら、河川敷の草藪の中を歩きます。

カワラサイコがまだ結構咲いてました、
京都府RDB:絶滅危惧種

カワラナデシコにも出会いました。
カワラヨモギの花かな? 初めてです


オガルカヤ 京都府RDB:準絶滅危惧種        メガルカヤ 京都府RDB:要注目種
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アメリカネナシカズラにコブがいっぱい付いている、

ネナシカズラツルコブフシと教えていただきました、
マダラケシツブゾウムシという虫が作る虫コブだということも。

ヨメナ
 

「よめなぎく」   森 未知子

朝の木槿は
花鋏のすずろな音をたてて
剪るけれど
みだれ咲くよめなぎくは
そっと手折ることを
いつか覚えました

果てしない夏の野の
めくるめく真昼の光りの中でさえ
自らの静謐を守り続けていたかすかな花が
メカニックな都会の明け暮れに
わたしの胸で大きく育っていったのは
たった一度 手折った夏の朝のためでしょうか

短い夏のむこうに輝いている
うす紫のよめなぎくは
手折るとき
小さな秋の子音のようにかすかな音をたてました
 道草さんより

カナムグラ


カナビキソウ                   オオフタバムグラ
 
  
カガイモが実を付けていました。

お花はとても小さいのですよ、 なのに・・・


自転車道に戻ってお弁当の場所なんですけど、飛行場での模型飛行機の愛好家たちの車でふさがってました。堤防への上りしなのところでお弁当タイム、時折吹く風に期待感アップ・・・けど、最高に暑かった。
午後は山城大橋の手前で3人がリタイア(すぐのところにバス停があり、あんまり待つこともなくバスが来て近鉄新田辺まで乗ったそうです:後日談)
山城大橋を渡ったところにコンビニがあり、ほっと一息。
そこから、ツルマメやミチヤナギなどを観察しながらJR山城多賀駅にたどり着いた、っというカンジ・・・

ツルマメの実

「コレはツルマメといい、大豆の原種なんですよ」っと教えていただきました。

花:2016.9.12 精華町木津川堤防

うちの近くの堤防を散歩してた時うす紫のかわいいお花に出会い「花の名前は何やろ?」っと思ってたんで名前がわかり嬉しかった。

ミチヤナギ
 

他にハマスゲも観察しました

この日の植物観察会コース
JR玉水⇒玉水橋⇒飯岡(いのおか)⇒木津川左岸河川敷&自転車道⇒山城大橋⇒JR山城多賀

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4 コメント

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たまにこうして (CHIKAちゃん)
2016-09-29 12:36:38
保存食?ばかり食べていると、たまにこうして新鮮なものを食べたくなります。
二年前の雷鳴が轟く日に Sさんから「いきいきウォークが中止になったから僕たちで木津川堤を散歩しよう」とお誘いがありました。結局集まったのはSさんともう一人ミナンショのSさんの3人だけ。このミナンショのSさんは(この日に初めて知ったんですが)大のカミナリ嫌い。ピカピカ、ゴロゴロ鳴りはじめると100m9秒台の勢いで走る始末。ようやく玉水橋まで辿り着いたところで「オヒラキ」になると思いきや、延々と流れ橋まで歩かされました。近鉄寺田駅まで歩いて電車で帰ってきました。このおっさんたち、中途半端やないでぇ。
わんちゃんのblogで ふっと思い出したのが地名の由来。川向こうの棚倉地区に「カバタ」という地名があったでしょ?綺田と書くのかな?万葉の時代には「河庭田」と書いてカバタ。河は木津川のこと、庭田は荒れた田圃のことで、付近には天上川が多いことから水害で何度も浸かったことが窺えます。
里歩きをしていて 表札の苗字を見るのも面白くて 足が止まります。「ここの人は、電話で名前を訊かれたら どう答えるんだろう。そこへいくとタナカ、ナカムラは苦労が足らんなぁ」 あるいは以前にNHKでやってた ランキングNo.1のスズキさん。すんなり「鈴木」なら問題ないけど、「鱸」とか「須々木」、「寿松木」、「鈴来」とかなら「魚偏のスズキです。えっ、どう書くかって。あとでパソコンで調べてよ。えっ、パソコンなんか使ったことないって」 さてさて結末はどうなるんでしょう。ご先祖さんを恨みます。
雨の木曜日の昼下がりのことでした。これからSさんが迎えに来て、むくのきセンターで老人向けの交通安全説明会があるので出かけてきます。
きょうも お花をいっぱい ありがとうございました。
CHIKAちゃん こんばんわ~ (わんちゃん)
2016-09-29 22:49:35
歩くのも単なる歩数計のカウント上昇だけじゃなくって、こんな歩きかたって楽しいですね、やってみよう・・・
Sさんがおっしゃってたわ
「徘徊するねん、うまいことウチに帰れるかな?」って。
お散歩道で出会えるお花がありましたでしょうか?
川岸の花 (道草)
2016-09-30 10:27:49
私は子供の頃、桂川(大堰川)の傍で育ちましたが、木津川ほど沢山の花に恵まれていたかどうか。
月見草とか猫柳は沢山ありましたが・・・。次々と初めて聞く木津川の野草に感嘆頻りです。私に分かるのは、ヨメナくらいです。


「よめなぎく」   森 未知子

朝の木槿は
花鋏のすずろな音をたてて
剪るけれど
みだれ咲くよめなぎくは
そっと手折ることを
いつか覚えました

果てしない夏の野の
めくるめく真昼の光りの中でさえ
自らの静謐を守り続けていたかすかな花が
メカニックな都会の明け暮れに
わたしの胸で大きく育っていったのは
たった一度 手折った夏の朝のためでしょうか

短い夏のむこうに輝いている
うす紫のよめなぎくは
手折るとき
小さな秋の子音のようにかすかな音をたてました
道草さん こんにちわ (わんちゃん)
2016-09-30 12:44:13
ここら辺りはほぼ毎年のように観察会で訪れてます。
少し時期が前後すると出会うお花たちの顔ぶれが少し違ってきます、同じ場所で同じお花に出会うとみんなでホッとします。
河川敷でも珍しいお花畑のような場所です、大切にしたいですね。