お雛さまは可愛く土鈴です
もうホントに簡単なんです、おにぎりに顔があるみたいな・・・
おひなさまは扇からお内裏さまは笏(しゃく)からいきます
扇から襟元へ、そしてお顔、頭といきます、最後に着物です。
女雛と男雛とですね、先に描き始めたほうがどうしても大きくなってしまいます。
各ご家庭の位置関係が現れるでしょうか?
女雛を先に描いて男雛が小さくなるようでしたら男雛ははみ出しても構いませんよ。
おでこの点々とお目目はペンで描きましょう
お口も赤ペンでいきましょう、筆でやるとボワ~~ンとなってしまいますので・・・
襟元と着物の縁はダーマートで。
おべべのピンク色は紅梅をうす~く、うす~く。
紅に紅梅を混ぜるとカワイイ赤になります。
男雛は緑青(ろくしょう)と群青(ぐんじょう)でいきましょう。
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金色ハガキの場合
色紙(ちょっと厚めの和紙)に型紙(卵型)を当てて水切りする
表と裏がありますのでツルッとした表の方に描きましょう
扇と笏(しゃく)を金紙で作りましたので、皆さんにお配りします、最初に扇と笏(しゃく)を貼ってしまいましょう。
ペンで描きます、梅の模様は銀色とか金色がいいですね、
彩色:背景が金色なんで、淡い色もいいですね・・・
どちらもお好きな色でかまいません。
(わんちゃんは女雛は紅梅を濃淡で、男雛は浅葱(あさぎ)→淡い青と若葉で・・・)
彩色できたら、金色ハガキに貼っていきます。
クリックで拡大します。
金色のハガキってね、けっこう売ってますよ、紙を貼ればおひなさまが金屏風の前に居るみたいでしょ。
【おまけ】
結婚式もそうですが、お雛さまも向かって左に男雛、右に女雛と決まっています。
ところが大正時代以前と、現代でも京都では、これが逆なのです。
日本の礼法では向かって右が上座だったので、雛人形も男雛が右でした。
俗に京雛と呼ばれ、雛人形のお内裏様は天皇・皇后の姿を模しています。
この左右がいれちがったのは昭和の始めでした。
昭和天皇の即位式が紫宸殿で行われたとき、欧米にならい向かって左に天皇陛下、右に皇后陛下がお並びになったことから、当時の東京の人形組合がお雛さまの左右を入れ替えて飾ることに決めたからです。
ところが京都だけは大正以前の京都御所の天皇の並び方を故実をもとに守っているため、向かって右に男雛、左に女雛という飾り方をしています。
いずれにしてもどちらの並びもただしいと言えますので、それぞれお好みの飾り方を楽しめばいいのでは??ないでしょうか・・・
「雛菓子」 山田英子
お顔おおった薄紙はがし「よおこそ」
母が飾るお雛さんを見まもるわたし
丹波の里から五色の菱もち
蒔絵の雛膳には若狭のササ鰈
竹籠には有平糖の桃の花
「どうぞ おあがりやしとくれやす
お相伴さしてもらいまひょう」
ぼんぼりの灯に頬てらして
「おひなさん なまめかしおす
ほんまに ええお顔しといやすなあ」
↑ 道草さんよりいただきました。
今では、下駄箱の上に内裏雛をそっと並べるだけです。それでも、女の子の節句は、まだ華やかな方でしょう。
私達の子供の頃は、男の子の節句を祝う家庭は少なかつた様です。
雛祭りの日には、せめて白酒(甘くない)で祝いましょうか。
「雛菓子」 山田英子
お顔おおった薄紙はがし「よおこそ」
母が飾るお雛さんを見まもるわたし
丹波の里から五色の菱もち
蒔絵の雛膳には若狭のササ鰈
竹籠には有平糖の桃の花
「どうぞ おあがりやしとくれやす
お相伴さしてもらいまひょう」
ぼんぼりの灯に頬てらして
「おひなさん なまめかしおす
ほんまに ええお顔しといやすなあ」
3月3日の方が賑やかでした。
加茂の船屋では雛まつりが賑やかにあります
商店街のお店で古くからのお雛さまをお飾りしてみんなに観てもらいます。
ゲスト雛と称して親戚からのお雛さまも飾ったりされてました。
大正時代や昭和~現代といろんなお雛さまに出合えるのでステキでしたよ。
お顔の表情が違うんですね~~
わんちゃんさん、すっかり益々腕上げてますね♪
指導してくださってる先生のおっしゃる事良く聞いてのお勉強感心します。
熱心さが絵にあらわれてますね・・。
3月は雛祭り
昼が長くなって気持ちも明るくなってきました
お雛さまいいですね
金色の葉書に書くといい雰囲気
わんちゃんさんは春うらら
みなさんのおもいおもいの言葉がいいですね
絵手紙でお雛さまを描くときは、
やっぱりね、ニコニコホンワカな気分になります。
ショットさん、お褒めの言葉アリガトウです。
いっそうの励みになりますわ~~
お雛さまをモチーフに毎年描いていると
それぞれのお雛さまがいっぱい集まります
この時期、玄関の下駄箱の上に今まで
モチーフになったお雛さまを何組も飾るんですよ、外から玄関のドアを開けると
可愛いお雛さまが何組も出迎えてくれる仕組み
良いですよ~~
全部飾ると、寝るところがない。なんて思っていました。そのこと思い出して、思わず涙が出ました。両親はもういません。
桃の節句が一番好きです。両親に一番好きっていいたいです。たくさんお雛様ありがとうございます。