【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

中秋の名月

2017-10-04 | デジカメ日記
十五夜・・・・今日です。旧暦の8月15日。
そして 満月では無いのですね、満月は、明後日6日です。
何故? 月の事情と地球の事情があって、ピッタリと一致することは、滅多にないそうです。

Uさんのお誘いで 唐招提寺での月見の法要にお詣りしてきました。
金堂の中はライトアップされててお坊さんたちの読経の声が聞こえてました。
中央に本尊・盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像(いずれも国宝)が並んでありました。近づいての撮影はモチロン禁止、遠くのほうからその雰囲気を・・・




十五夜お月さま⇒すすき(芒)、お団子・・・





それから、もう一つ
五穀豊穣を願って月に芒と月見団子をお供えします。なんで太陽でなく月なのか?なぜ植物を育てるのに欠かせない太陽じゃなくって月に感謝してるの?遠くヨーロッパではお月様を神と言ってディアナ(英語でダイアナ)ローマ神話では月を神様、狩猟の女神、
ギリシャ神話のアルテニスに当たるダイアナ・・・月の女神あるいはルンナ、ルナなどと言う、神です。
日本の場合、月の神と言うと、月読命(つくよみのみこと)
天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の兄弟にあたる男の神です、月読命に対し日本の国生みの神である伊邪那岐命(イザナギノミコト)は海を治めるように命じます。それは潮の満ち引きのことです、月にとってこの地球の潮の満ち引きをあずかるっと言うことはタイヘンなことで大事な役割。
規則正しい月の満ち引きと言うのは月を読むツクヨミとなったワケです。月を数えることにつながってます。1月、2月、3月・・・月っと書きますね、そのことがやがて、農業で大切な暦と大きく関係してきます。二十四節気、七十二候というのもそういったところから広がってきたのでしょう、農業の神様として祀られている、そんなことで古来人々は月に五穀豊穣の感謝を伝えてきたワケですね。
月には月見団子と芒を飾ります。団子は月の神様へのお供えです、芒はなんでやろ?芒は月の神様の依代です。お正月に注連縄(しめなわ)がありますね、橙ありますね、門松ありますね、神様が寄ってくださいます、依代とは精霊がやってくる場所です、本来稲穂を依代にしたいのですが時期的に稲穂がなかったため稲穂に似た芒を供えるようになったといわれています。旧暦8月15日ですから稲穂が刈り取られていなかったのかもしれませんね。また、芒の葉っぱは鋭い切り口が魔除けになるとも言われています。今なら秋の七草や秋桜などを飾ってみるのもいいかもしれません。

さらにもう一つ
「月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月」
毎月のように月を鑑賞する月があるけれど名月を見る月といえばまさに今月のこの月だね

さらにさらにもう一つ
月と数字の4との関係
月の大きさは地球の4分の1、太陽の大きさの400分の1、地球から見た目は月も太陽も同じ多きさに見える、何故か?地球から月までの距離と地球から太陽の距離、これがちょうど400倍だから同じ大きさに見える??月の漢字の画数は4画、英語のmoonは4文字、4という数字、ヨーロッパでは近くに天使が居るという数字、月に居るウサギ、あれはもしかしたら天使かも?

月にまつわる歌
ムーンリバー
ムーンリバー:アンディウイリアムス
昨日の夕方、木津川河川敷の自転車道をウォーキングの時、芒が風に揺れてました。