前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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安保の密約、福井・福島の原発を推進した安保条約に改めて驚きと怒り。すうぷ屋さんでのロシア料理に舌鼓。

2011年05月25日 | Weblog
      昨日は、あいさつ回り、事務作業、志位委員長の講義受講などでした。お昼は、お誘いをいただき福井市加茂河原にある「すうぷ屋」さんで食事。女性のグループやアベックなどでいっぱいです。久しぶりにおいしいロシア料理にみなさんで舌鼓をうちました。ごちそうさまでした。

     
     志位委員長の日本共産党綱領講義は、「日米安全保障条約体制ーー半世紀前に形づくられた対米従属の基本構造」「この異常な従属体制は、今日どこまできているか」というお話でした。

米国から見た「基地権」のすばらしさがとくとくと語られている米国大使館から国務省あての報告書など、あらためて驚きました。そして、1960年の藤山外相とマッカーサー駐日大使との間の「米軍基地権に関する密約」では、「合衆国の権利は・・・・変わることなくつづく」とあり、民主党政権の今でも日本国民にとって屈辱的な「密約」が続いているのです。
まさに、表の条約・裏の密約のセットでアメリカいいなり政治です。

     原発エネルギー問題でもアメリカいいなり、であることが語られました。日米の協定で、濃縮ウランと研究炉が輸入されたことにはじまり、敦賀、美浜、福島での原発建設も日米文書に明記されて推進されてきたのです。

     まさに、沖縄をはじめとする基地問題での国民の被害、今回の福島原発事故での国民の被害の根底には、アメリカいいなり政治があるということが、改めてよくわかりました。

日本社会を歪めている、世界の流れに反するアメリカへの政治、軍事、経済、エネルギーでの従属のくびきを解き放つことが求められていますね。


               ★


      朝日・・・・東日本大震災で被災した東京電力福島第一原子力発電所3号機で、炉心を冷やす緊急システムの配管が破損した疑いがあることが、24日に公表された東電の解析結果からわかった。東電は「想定を大幅に超える大きさの津波」が事故原因だとしてきたが、解析が正しければ、津波の到着前に重要機器が地震の揺れで壊れていた可能性がある。

 解析によると損傷の可能性があるのは、過熱した核燃料が空だき状態になるのを防ぐため、原子炉の水位を保つ緊急炉心冷却システム(ECCS)の一つ。「高圧注水系」と呼ばれる冷却システムだ。核燃料の余熱による水蒸気が主な動力源なので、電源がなくても動く。

 東電によると、3号機では3月11日の津波で外部からの電源がなくなった後、別の装置で原子炉を冷やしていたが、翌12日昼ごろに止まった。水位低下を感知して冷却方法が高圧注水系に切りかわると、水位はいったん回復。その後、電池が尽きて動作に必要な弁の開閉ができなくなった。水位はふたたび下がっていき、大規模な炉心溶融(メルトダウン)につながった。・・・・・・


     
      やはり、こういう問題が明らかになってくる。
私も福井県議会全員協議会での原子力安全保安院の説明に対し、「事故の原因が津波なのか、地震なのか、まだ明らかになっていない」ことを指摘しました。「津波対策をすすめればいいんだ」というような国と電力事業者の対策では不十分であるということです。
全面的な事故解明がなされないのに、「浜岡以外の原発は安全」などとした政府のいいかげんな態度は許せませんね。





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