前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県中央メーデーであいさつ。明日は福井市で憲法記念日つどい。原発ゼロのプログラム策定を!

2011年05月02日 | Weblog
いよいよ明日は憲法記念日。3日午後2時から、福井駅東口アオッサ8階県民ホールで、「憲法9条を考える市民のつどい」が開かれます。
愛知大学法科大学院教授の小林武氏が「憲法から見た日本社会」と題して講演します。
参加費は500円。高校生以下は無料です。

4月28日には、新憲法制定議員同盟が「新しい憲法を制定する推進大会」を開催しました。
民主党の鳩山前首相は「憲法改正をおこなう大きなきっかけの年としたい」と発言。自民党の大森副総裁は「今年憲法改正に全力をあげる認識で、改正試案の詰めの作業をすすめている」と表明。このほか、公明党、みんなの党、国民新党、たちあがれ日本の各党もあいさつ。まさに、大震災の「どさくさ」のなかで「改憲大連立」の様相です。

改憲の動きは着実につよめられています。ぜひ、多くの県民のみなさんが、「憲法9条を守り、いかそう」の世論を草の根からおこす講演会に参加されるようよびかけます。



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昨日の福井市中央公園で開催された福井県中央メーデーで日本共産党を代表してあいさつしました。大震災被災者支援・復興を上からの押し付けでなく、被災者の生活再建の立場ですすめること、財源は消費税増税でなく大企業の内部留保などを活用を!福島原発事故での東電の「免責」論は許さない、福井県の「増設」「もんじゅ再開」など原発推進政治の転換を! とよびかけました。

メーデーでは、「もんじゅ・老朽原発は廃炉に、プルサーマル発電中止と、新基準による原発総点検と自然エネルギーへの転換を求めます」との特別決議が、原発問題住民運動福井県連絡会の林広員事務局長から提案され、採択されました。
連合系のメーデーが原発問題にふれなかったのとは対照的です。

  会場内をあいさつまわり。あちこちで「当選おめでとうございます」「期待してますよ。がんばってください」の声がかかりました。ありがとうございます。






      朝日・・・・共産党の志位和夫委員長は1日、全国労働組合総連合(全労連)の中央メーデーで「原発からの撤退を決断すること、原発をゼロにする期限を決めたプログラムを策定することを強く求める」と訴え、「脱原発」姿勢を強く打ち出した。

 原子力政策について共産党はこれまで「原発依存のエネルギー政策からの転換」を主張する一方、東日本大震災後も「今すぐすべての原発を止めろ、と叫ぶのは無責任」(志位氏)との立場をとってきた。

 だが、志位氏は1日、「今の原発技術は本質的に未完成だ。しかし、政府は『安全神話』にしがみつき、安全対策をやらなかったことが大事故につながった」と批判。福島第一原発事故が収束せず、影響が広がっていることを踏まえ、より厳しい「脱原発」路線に軸足を移したようだ。 ・・・・・




      本日付けの日本共産党中央委員会書記局の訴えでは、
「原発事故の収束に総力をあげるとともに、原発政策の根本的転換を求める国民的運動を発展させましょう。政府と東京電力に、福島原発事故が人災であることをはっきりと認めさせ、安全神話と決別した安全最優先の原子力行政への転換、東電に全面的賠償の責任をはたさせるたたかいをすすめましょう。そして、大事故の経験をふまえ、政府に対して、原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプログラムを策定することを強く求める国民的な大運動をおこそうではありませんか」とよびかけています。


      とりわけ日本最大の原発集中地域である福井県民のなかでの運動の強化が求められます。
わたしも、議席を回復できた福井県議会議員として、また原発問題住民運動福井県連絡会の代表委員として、県民のみなさんとともに危険な原発県政の転換をめざして全力をつくします。

ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
ごいっしょにがんばりましょう!