ひざの痛みはガチョウの足

~いま、整形外科医の診察力がヤバイ! ~

ガチョウの足の痛みを取ってみる 3

2017-04-21 08:31:31 | 日記
今仕事で札幌に来ています。
5月のGW頃に桜満開だそうです。



ひざの痛みは膝関節の中なのか?はたまた膝関節の外なのか?

ひざが痛むからすぐにヒアルロン酸注射を打てばいいというものではありません。
ひざが痛むからすぐに筋肉をほぐせばいいというものではありません。

前回の記事で、痛む方の膝関節周りの触診で『熱感』を調べてもらいました。

その熱感や腫れが無い場合は、膝関節痛の原因をほぼ筋肉性の痛みだと判断します。


まずは、皆さんのひざ周りの痛みを出している部位を細かくチェックしてみましょう。



この図でひざのお皿(膝蓋骨/しつがいこつ)を触ってみて下さい。
お皿はほぼ膝関節の中央にありますね。
丸い形です。

このお皿の位置を基準に痛む場所を図に書き込んでみましょう。

よくある痛みの部位です。



1、お皿の上(緑色の丸)
2、お皿の下(青色の丸)
3、ひざの内側(赤色の丸)
4、ひざの外側(黒色の丸)

皆さんの痛みはどこの痛みでしたか?

■『1、ひざの上』と『2、ひざの下』の痛みはほぼ同じ筋肉が原因です。
その筋肉は大腿四頭筋(たいたいしとうきん)と呼ばれる筋肉です。
大腿四頭筋は、外側広筋、内側広筋、中間広筋、大腿直筋の4つの筋肉の総称で、ももの前面にあります。
とくに大腿直筋は股関節の上の骨盤から膝のお皿の下まで延びている筋肉なので股関節とも関連があり、ひざに関しても重要な筋肉です。

■最も痛い人が多い部位は『3、ひざの内側』の痛みです。
人の骨の構造上、人はひざの内側に負担がかかる動物なのです。

ひざの内側の痛みは、大きなケガの直後でない限り鵞足に関連する筋肉が原因のことが多いです。




つまり、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)です。
なお、半腱様筋は半膜様筋と合わせてももの裏にあるハムストリングスで内側ハムストリングスと呼ばれています。

■まれに、『4、ひざの外側』が痛くなる方がいます。
スポーツ選手に多いかもしれません。
また、股関節が悪い時もももの外側に痛みが走ることもあります。
この痛みは大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)とそれにつながる腸脛靭帯の痛みのことが多いです。
また、ももの裏側にあるハムストリングで外側ハムストリングスと呼ばれている大腿二頭筋も外側の痛みの原因になります。



次回は3つの■に出てきた筋肉の触診について説明します。
そして以下の4ポイントの痛みの取り方を説明していきましょう。


1、お皿の上(緑色の丸)
2、お皿の下(青色の丸)
3、ひざの内側(赤色の丸)
4、ひざの外側(黒色の丸)

ちなみに、私はひざの内側が痛くなることが多いです。





関節の痛みは、本当に関節の痛みですか?




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