ひざの痛みはガチョウの足

~いま、整形外科医の診察力がヤバイ! ~

ガチョウの足の痛みを取ってみる 2

2017-04-18 09:49:53 | 日記
ひざの痛みは膝関節の中なのか?はたまた膝関節の外なのか?

ひざが痛むからすぐにヒアルロン酸注射を打てばいいというものではありません。
ひざが痛むからすぐに筋肉をほぐせばいいというものではありません。

股関節は人体の深い部分にあるためなかなか触診ができない関節です。
ところが幸いにも膝関節は人体の表面にあるので皆さんも簡単に触診できます。

膝関節の触診で何をするの?

まず最初に行うことは、膝関節に炎症があるかどうかを触診してみましょう。


その前に、膝関節の炎症の特徴を5つ書いてみます。

1、赤くなる
2、腫れる(はれる)
3、痛みがある
4、熱感がある
5、膝関節の動きが悪い

『3、痛みがある』、このようなときの触診の方法の話なので、当然痛みはあるはずです。
この痛みの原因が膝関節の中なのか外なのかを調べようとしているところです。

『1、赤くなる』、これは、炎症がかなり重症なときに見られる症状です。
これは左右の膝を見比べて痛い方が赤くなっているかどうかを目で見ればわかることです。
診察法では『視診』ですね。
患者さんの両膝を出し、左右を見比べるだけでいいのです。
病院の先生なら、机に座ったままでは見えませんよね?
椅子から立って、患者さんの両膝を出し、見比べる先生は良い先生です。
あたりまえの診察なんですけど。

『2、腫れる』、左右の膝を見比べて腫れているかどうかをみます。
実際に腫れているかを正確に測りたい場合はメジャーを使って膝まわりを計ることもあります。
これも簡単には視診でできますね。
病院の先生なら、患者さんに両膝を出してもらい、先にやった赤くなっていないかを確認しながら腫れていないか見ればいいことです。

『4、熱感がある』、皆さんにとってはこれが一番重要です!
皆さんが触診できるもっとも簡単な方法です!
両膝を出して触って熱感を左右比べるだけです。
これは触診ですね。
左右の膝で温かさが異なるなら(痛む方が熱い)ひざの痛みは炎症性の痛みなので、この場合は強い刺激は行わず、炎症が引いてくるまで安静が必要です。
筋トレはもってのほかです!

『5、膝関節の動きが悪い』、これは皆さんお分かりですね。
自分で膝関節を動かしたときに反対側にはない違和感があるかどうか?
膝関節がまっすぐ伸びるかどうか?
正座ができるかどうか?
このような動きを確認することです。
病院では患者さんに力を抜いてもらい膝関節を曲げたり伸ばしたりするでしょう。
その時の関節の動き、専門的には関節可動域(かんせつかどういき/Range Of Motion/ROMと言います。)を知らべます。
また、「正座は出来ますか?」などの問診を行います。




ひざの痛みは膝関節の中なのか?はたまた膝関節の外なのか?
それを知るために、膝関節内に炎症があるかどうかの触診法を簡単に説明しました。


まず、皆さんに確認してほしいのは『熱感』なのです。


膝関節の中の痛みは“熱”、関節の外の痛みは大きなケガでもない限り“冷”が特徴です、時に筋肉の冷え(循環障害)です。
炎症があるときの痛みは『炎症性の痛み』、一方筋肉内の循環障害にゆる痛みは『阻血性(そけつせい)の痛み』と言います。


次回は筋肉の痛みの触診方法を書いてみます。
今回の触診の結果、炎症性の痛みではないと判断出来たら、次回の筋肉の触診後筋肉のほぐし方を書いてみますね。

お楽しみに!



関節の痛みは、本当に関節の痛みですか?


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