ひざの痛みはガチョウの足

~いま、整形外科医の診察力がヤバイ! ~

ひざの骨と関節

2017-05-26 00:04:27 | 日記
今は銀座にいます。
銀座6丁目の銀座シックスがにぎわっていますが、私は3丁目の銀座松屋が大好きなので6丁目の方にはいきませ~ん。



ひざには3個の骨があります。

そして、この3個の骨が2つの関節を形成しています。

え、ええっ!
えええ、え?


ひざには2つも関節があるの???



あるんです!



まずはひざの骨から。

【ひざの骨】





1、大腿骨 (だいたいこつ)
2、脛骨(けいこつ)
3、膝蓋骨(しつがいこつ)

以上の3つの骨で膝関節を構成しています。

ももにあるのが大腿骨。
大腿骨の上端は、骨盤との間に股関節を構成しています。
大腿骨の下端が膝関節ですね。

スネにあるのが脛骨です。
脛骨の“脛”という字は“スネ”と読むんだけど、実はこの字は古いね。
古いけど変換するとこの字しか出てこないんですよ。


皆さんも『スネ』を漢字に変換してみて下さい。
新しい字は、にくづき偏(月)の隣に、直径の“径”の字の右半分になります。
新しい字には変換できないことが多いですね。

膝蓋骨は、ひざにあるお皿のことです。
”ひざがいこつ“と読みたいところなんだけど、医学用語では“膝”は必ず“シツ”と読むんですよ。

ちなみに、他の関節の医学用語読みは以下のとおりです。
股→コ
足→ソク
肩→ケン
肘→チュウ
手→シュ

読みにくそう。

肘関節なんか『ひじかんせつ』でも間違いではないけど専門的には『ちゅうかんせつ』、変なの〜。




では、この3つの骨で作られている2つの関節とは何でしょう?

【ひざにある関節】



  1、大腿脛骨関節
  2、膝蓋大腿関節

1つ目は、ももにある大腿骨とスネにある脛骨の間にある関節。
専門的には大腿脛骨関節、一般的に『膝関節』と呼ばれています。

問題なのはも1つの関節です。
この関節は膝蓋大腿関節と呼ばれています。

大腿骨の下の方と一般的に『膝のおさら』と呼ばれている膝蓋骨との間の関節なんです。

わかりやすく説明するなら、膝のおさらの裏側にある関節なんです。



一般的に膝関節と呼ばれている大腿脛骨関節は曲げる、伸ばすといった単純な運動を行います。
膝関節が曲がったり伸びたりする時に、大腿骨の下の方は膝蓋骨とこすれ合うようにして動くのです。

一般的には良く分かりにくい膝蓋大腿関節ですが、膝関節がスムースに動くためには非常に重要な関節なんです。


わかりやすく書くと、膝関節をスムースに曲げたり、伸ばしたりするためには2つの関節がスムースに動く必要があるのです。


膝の治療というと、すぐに大腿脛骨関節を考えてしまいのですが、膝蓋大腿関節のことも忘れてはならないのです。

意外と忘れられてるんですよ。
膝蓋大腿関節、かわいそう。

次回はこの膝蓋大腿関節の動きを柔らかくする方法を書きます。
この関節が動きやすくなると、歩きやすくなりますよ~。






関節の痛みは、本当に関節の痛みですか?
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ひざが痛い原因は膝関節の中... | トップ | お皿の動きを良くする方法 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事