ケン太とのprecious days

3度の不登校を経験し、どうにか高校を卒業しました。はたしてこの先は?自立を願う母のブログです。

夏休み。疲れていませんか?

2017-08-19 23:19:35 | 感名を受けた話
今日のヤフーニュースに目が止まりました。

夏休みにちょっと疲れているお母さん、お父さん向けへのメッセージです。

是非、ここでご紹介させてください。
そのまま転記します。(改行は加えさせていただきました)


夏休み。ちょっとお疲れのお母さん、お父さんへ。

疲れているお父さん、お母さん、あなたは十分頑張りました。
文句を言っている子どももいるかもしれませんが、

「退屈」だって大切です。


■夏休みの子どもと親たち

「夏休み」は、子どもにとっては特別なものです。
多くの人が、あのワクワク感を覚えているでしょうし、忘れられない思い出もあることでしょう。

一方、大人たちにとってはなかなか大変です。

毎日子どもの世話をするお母さん、家族サービスを求められるお父さん。
夏休みも終わりに近づき、疲れた保護者のみなさんの声も聞こえてきます。
最後に「どっか連れて行って!」と子どもにせがまれている親もいるでしょう。

さて、今年の夏休み。いかがでしたでしょうか。
ただ疲れただけ、後悔の数々、子どもとケンカして終わるのでは、残念ですね。


■あなたは、十分な親です

今、この記事を読んでいる父、母、祖父母等のみなさん。
あなたは、子どもの保護者として十分です。

たしかに、とても不十分な保護者もいますが、そんな人はこんな記事は読まないものです。
だから、あなたの子どもへの愛と努力は十分なのです。

あなたが、子どもの個性を尊重し、子どもに人として価値を伝えたいと思うなら、
あなたも保護者として自分を認めましょう。

どんな子どもでも可愛くて価値があるように、あなたも素晴らしい親、祖父母です。

誰かと比較をしたら、それは不十分な点もあるでしょう。
休みがいっぱい取れる親もいるし、休めない親もいます。
家族で海外旅行に行くような家もあれば、家族旅行など考えられない家もあります。

けれども、よそはよそ、うちはうちです。
お金と時間をたくさん持っている親だけが良い親ではありません。


■なぜ親は自分を責めてしまうのか

親、特に母親は、自分を責めがちです。
子どもに何かよく何ことが起これば、全部自分のせいだと思ってしまう母親もいます。

それは、子どもへの愛情の裏返しです。
しかし、全てを自分のせいにするのは、大きな誤解です。

悪いことが全部親のせいなら、良いことも全部親のおかげでしょうか。
そんなことはありません。

日本では、「子どもを作る」という言葉があります。
外国では、あまりない言葉です。
子どもは準備を整えて計画的に作り、最善のことをしなくてはならないと、
多くの現代日本人が思い込んでいます。
でも、これも誤解です。

 <参考:「子どもという価値―少子化時代の女性の心理 」柏木恵子著(中公新書)>

子どもには、できるだけのことをしてあげたいとは思いますが、それぞれの家庭の事情があります。
事情の許す範囲で良いと思います。

旅行にも行けず、お昼が毎日そうめんでも、別にかまいません。
本当に一ヶ月間そうめんだったら、栄養が偏るでしょうが、
2~3日同じメニューでも別にかまいません。

栄養士が献立を作る給食のようにいかなくても、当然です。
それもまた、思い出になります。

夏休みに旅行にいかない家はたくさんあります。
別に子どもがグレたりはしません。

親が後悔して落ち込んでも、良いことはありません。
思うようにいかないことがあっても、別のチャンスに、ちょっとしたことができれば、それで十分です。


■子どもを退屈させよう

先月、「子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる」という記事が紹介されました。

複数の心理学者・教育学者が、子どもに対して「退屈の勧め」を説いています。
~「退屈は、真の創造性をもたらし得る『内在的な刺激』を発達させるのに不可欠なものである」
~「退屈する能力は、子どもの成長の成果である」~

出典:子どもは夏休みに退屈な方が健全に成長できる:Gigazine


私はスクールカウンセラーをしていますが、
不登校の子どもが退屈し始めるのは、とても素晴らしいグッドニュースだと感じます。

退屈は、エネルギーがたまった証拠で、自発性のもとになるからです。

長い長い夏休み。毎日特別なことがあり、毎週イベントがある。
普通の家庭はそんなことはできませんし、そんな必要はありません。

退屈した子どもたちが、きっとそれぞれに何かをしてきたことでしょう。

みんなに賞賛されるような特別な活動でなくても、
それぞれの子どもたちが、自分なりの夏休みを過ごしてきたことでしょう。

それで、十分です。


■ピーク・エンドの法則

そうは言っても、やはり良い夏休みにしたいものです。
しかし、良いか悪いかは、実は現実の出来事だけによって決まるわけではありません。

私たちの記憶が、良い思い出や悪い思い出を作ります。

「ピーク・エンドの法則」と呼ばれる心のメカニズムがあります。
一番のピークと、最後の印象が、全体の判断を作り上げるというものです。

今回の夏休みで、一番楽しかったことは何でしょうか。
その思い出をたっぷり楽しみましょう。

アクシデントもあったかもしれませんが、後から思えば、大笑いのエピソードにもなるのです。
記憶は、浄化されるのです。

そして、良い形で夏休みを終わりましょう。
最後の最後に、ちょっとしたイベントがあっても良いかもしれません。

お金も時間も使わなくても、できるでしょう。
ちょっとしたお散歩でも、ちょっと料理を手伝ってもらうのも、いいですね。
花火はどうでしょうか。

「楽しい夏休みだったね」と、子どもも、親、保護者も、笑顔で夏休みを終えましょう。
良い形で夏休みを終えることが、良い形の登校につながります。

2017年。今年の夏も、良い夏でした。


      碓井真史(新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)/スクールカウンセラー )   



ランキングに参加しています!
ポチしていだだけたら嬉しいです
     ↓
にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へにほんブログ


この記事をはてなブックマークに追加