ティンカーベルというグループは、セミプロとして演奏活動をしていますが、メンバーの中は音楽を専門に勉強してきた人と、そうでない人の集まりです。
ですが、
両者の隔たりは無く、誰もが自分の音に責任を持ち、1つの音楽を創り上げる為の努力を惜しまず、強調し合い演奏活動をしています。
「みんなが1人の為に、1人がみんなの為に」の精神をモットーに、この演奏活動を通し、自分を成長させ、ベル演奏で地域活動するという基本理念は、どんなにメンバーが変わろうと20年間引き継いできた事です。
また、運営も他にはない、ティンカーベル独自の運営方法を考えてきました。
皆んな主婦でありながら、子育てしながら、違う仕事を持ちながら、20歳代から50歳代まで、価値観や生活環境も違うメンバーが、ベル演奏を通し、1つとなる唯一無二の演奏グループ。
仲良しグループでもサークルでも無く、ベル演奏で結ばれているグループです。
私はここが、ティンカーベルの一番素晴らしい所であると自負しています。
このグループを、少しでも演奏力を付け、唯一無二の演奏グループにするため、皆んなより一歩も二歩も前へ前へと進んできました。
でも、ハタと立ち止まって後ろを振り向けば、皆んなと離れてしまっている事も。。
グループで歩んで行く事はとても難しい。
いつも全力で突っ走る私。
いつもベル演奏に熱く熱く情熱を注ぐ私。
ティンカーベルというグループを演奏グループとして、少しでも活躍出来るようにと孤軍奮闘してきました。
20年間、こんな私によくぞ着いて来てくれたと、メンバーには感謝しかありません。
私の作り出そうとする音楽を生きた音楽にしてくれるのがメンバー達。
私はそのメンバーの一員、て演奏者でありながら、アレンジャーであり、指導者であり、マネージメントし、プロデュースし、、、。
この沢山の立場が、メンバー間でも、いろんな誤解を生みます。
同じ土俵の上に居るから、立場が定まりません。
もうそろそろ指導者だけになりたいかな、、。
ただ、多方面から、年間数十回にも頂く演奏依頼が、20年の積み重ねた上にある事を忘れてはいけません。
様々な普通になってしまった事を、今一度初心に帰り、皆が何の為にこの活動をしているのかを考え直し、
20周年に向け、心1つに頑張らなければいけません。
それが、これまで私達を応援して下さった皆様への、また20周年のコンサートを心待ちにして下さっている皆様へのお返しであると、思っています。