アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

演劇集団THE・ガジラ「わが闘争」

2006年10月27日 | 演劇


池袋 シアターグリーン  10/23(月) 

年ぶりに行く”シアターグリーン
大改装したんだよね。
そんなことは知ってんのに、場所知らん~
♪あんときゃ~どしゃぶり~雨ん中~♪
ビッショビショ~になって、なんとか辿り着いたよ~

演劇集団THE・ガジラ 「わが闘争」
10/19~29
BIG TREE THEATER(池袋シアターグリーン) 
作・演出/鐘下辰男 
CAST/剣幸 小林勝也(文学座) 山崎清介  
     斎藤歩 高田恵篤  亀田佳明(文学座) 

入り口には、沢山のお花&差し入れ
あ、黒テントからのも!
ガジラだね~。
ポストトークのゲスト
あ、今日は川村毅!25日は流山児祥
ガジラだね~。

平日なのに、補助席出てる!
評論家とか俳優とかいるいる!

1列目の人にシートが配られてる!
ラスト近くに、バケツで水をブッかけるらしいよ。
唐十郎作品かっつ~の

中央が1段高くなっている。
ここは教室なのね。
机と椅子が並んでる。
木で出来てる…。
取り囲むように地面に砂利が…。
暗い子供達の歌声…。

4人の男と1人の女が座っている。
喪服姿の人も…。

沈黙を破ったのは、
ギ~ギ~ときしむ木の椅子。
どこかの田舎の学校なんだね。

女が死んだ。
殺ったのは民雄という男。
大規模な山狩りをやっているらしい。

「津山事件」
昭和13年5月岡山県津山市郊外の山村において、
当時22歳の青年が短時間で30人の犠牲者を出して、
わが国犯罪史上類のない大量殺人事件。
事件後、青年は遺書を残して自殺する。

「名張毒ブドウ酒殺人事件」(昭和36年)
「大分一家6人殺傷事件」(平成12年)
「山形一家殺害事件」(平成18年)etc
都会は、加害者と被害者が全くの他人同士。
地方では、顔見知りあるいは血縁関係。

でも今は、国道を走ると、どの町も同じにみえる地方都市。
都会と地方の境界線はどこにあるのだろう。

ノンストップの1時間45分
次第に明らかになってゆく愛憎。
歴史が物語る濃密な縦社会。
それに抗いながらも沈黙を守る人々
歪みを支える人柱…。

被害者の兄の妻でもあり、加害者の姉でもある女。
被害者の夫。
被害者の兄。
刑事が2人。
やがて、逃げているはずの加害者の姿が…。

被害者の兄は高校教師で、制服フェチな演劇部顧問
全国大会出場の作品は「タイタス・アンドロニカス
被害者宅で飼っている犬の名は「シェイクスピア
加害者の自己表現は「暗黒舞踏

明るくならない照明と、時々起こる大音響。
落ち込んで行く気持ちの中で、このウイット!

誰がどうやって犯したのか、
写実に語られる雨の中の殺人事件…。
こっちも、さっきビチョビチョになったから、
リアル~。
流れる血と…出た~!水~っっ。
胃がムカムカする~。

QOO~
心がホットになる舞台も必要だけど、
闇に目を向ける舞台も、欠かせない。
このツボ外すと、ど~も心の塩梅がよくないんだ。

死体になったはずの男が、椅子に座る…。
違和感ないのが不思議。
現実と虚構が交差する空間。

八ツ墓村」を題材にしてたのに、
違う方向に行っちゃったらしい、この作品。
「わが闘争」という題名は、本を書く前に決めたとか…。
観客が憶測するほど、作家は深く考えてなかったりもする…

舞台写真などはこちら
  http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/

深夜劇場へようこそ
  11/12 深夜0:55~
  死の棘(2005年6月)
   ゲスト 高橋恵子
   http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/shinotoge.htm

次回公演
  野火 
  12/6~20 劇団俳優座5階稽古場
   作:大岡昇平  
   脚本・演出:鐘下辰男
   http://www.haiyuza.com/

前回公演のレポはこちら → ひかりごけ

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2 コメント

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私も見ました (花梨)
2006-10-29 11:11:46
こんにちは。雨の中、観に行かれたのですね。芝居の内容とリンクしてますね。

何か、理解出来ない部分と、心を抉られる部分が同居した、不思議な印象の舞台でした。

「津山事件」との関連は、私は余り感じなかったな~。
お! (かしまし娘)
2006-10-30 11:57:38
花梨様、まいど!

「雨」!そ~なんですよ!劇場までが既に異次元で、個人的に相乗効果抜群でした(笑)

”木の椅子がきしむ音”というものに、既に実感がなかったです。私の学生時代はもう木じゃなかった…。

若い刑事の事を「あいつはもう少し都会育ちだから」と言った時に、田舎育ちじゃない私にとって、閉鎖的な村社会は、結局想像の枠から出ないんだな…と妙に納得したんですよ。

>「津山事件」との関連は、私は余り感じなかったな~。

ポストトークで「八ツ墓村」だよね。という話しが出た時に、「津山事件」ってそういえば、そうなだったね。という印象しか無かったです。

最初に題名見た時は「ヒトラーもの?」って思いました。見事に裏切られました(笑)

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