アッパレじゃ!

ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ〜。

夏の夜の夢

2005年08月26日 | 歌舞伎
 「夏の夜の夢」 
2006年3月5日〜14日 日生劇場
       18日〜26日 大阪松竹座
原作:W、シェイクスピア 脚色:小池竹見 演出:加納幸和
出演:尾上松緑 ほか

ビビビビックリ〜!!
1980年代は空前絶後の“演劇ブーム”。
バブルに乗って大企業が文化的イメージアップを図り、
劇場を次々開場、劇団も次々と作られた。

‘87年『ネオかぶき』なる造語を掲げて『花組芝居』が誕生。
普通じゃつまらない。
男が出てきて”女です”って言うと、お客が“え〜!?”って思う。
歌舞伎は見た目も、動きも非現実的。
そうやって違和感と違和感を重ねていくと、
人間の真実や想いが見えてきて同化するのが面白い
そう語るのが、座長の加納幸和(かのうゆきかず)だ。

なんと3才から歌舞伎に夢中!
「おかしいなぁー。変だぞぉー。♪なんでだろー♪」って。
曰く、教養として出会わなかったのがヨカッタ。
TVで“オバケのQ太郎”を見た時、
「裾引いてる!歌舞伎と一緒だ!」って思ったんだと。
ドヒャヒャヒャヒャ〜。

親が与えてくれた本は『野口達二著「歌舞伎」文芸春秋刊』
(この本は、数ある専門書の中でも優れもの!オススメ)
親も親だゼ!やってくれるよなー!
加納少年は、写真や絵を見て楽しんでいたそう。
だろーなー。だって大人用の本だもん。

大学時代に観た『天井桟敷』(寺山修司)も、『紅テント』(唐十郎)も、
『夢の遊眠社』(野田秀樹)も「これは歌舞伎にあるじゃない」
そう思った加納青年。
ヨーロッパでも取り入れられているんだから、日本人の僕がやったっていいじゃない。
歌舞伎ド素人の男集団『花組芝居』の作・演出&女形を担当することに。

《伝統歌舞伎》は型やテクニックを忠実に伝承しなければならない。
一方《ネオかぶき》は、伝承芸能になる以前の歌舞伎。

歌舞伎俳優達にも「好きなことできていいね」と言われるとか。
うん。傾(かぶ)く精神持ってるもんな〜。

「何かひとつにまとめろ」と評論される。
でも、まとめる気はサラサラなくって、オモチャ箱ひっくり返してるわけだし、
お客の方が頭をフル回転して下さい。
確かに。上演時間長いし…。

劇場は、裏方やお客さんも含めて呼吸している。
大向こうが掛ける「ニ子玉屋ッ!」(加納の屋号)の間が悪いと
舞台上から「やり直しッ」ってダメ出しするんだって〜。
タイミングがドンピシャな時は、公式HPで礼も言う。

外での活躍も盛ん。TVにも映画にも出る。他劇団に出演、演出あたりまえ。
そんな彼が、『ネオかぶき』精神を『伝統歌舞伎』へ注入!?成功を祈るっ!
東京公演なければ歌舞伎チャンネルで放映してくれ。

☆あくまでも主観で書いたものです。特に他意はありませんので平に容赦下さい。
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キーワード
夏の夜の夢 歌舞伎チャンネル ドンピシャ ヨーロッパ 夢の遊眠社 歌舞伎俳優
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