こんにちは
主任保育士の竹内恵です
地域子育て支援「すまいるきっず」の子育て支援プログラムの親子ふれあい遊びの時にも紹介しました
ふじ組(0歳児)のお友達も大好きな「いない いない ばぁ」を紹介したいと思います
まずは子ども達が大好きなペープサートです
「いない いない ばぁは誰でしょう」
「いない いないばぁ」「いない いないばぁ」「いない いない ばぁ」
歌いながらお家から動物を出すと
子ども達は「何が出てくるのかな」とドキドキワクワクしています。
もう一つは手遊びでもおなじみの
「たまご」のペープサートです
「まぁるい 卵が パチンと割れて 中から ひよこがピヨピヨピヨ まぁかわいいピヨピヨピヨ」
「長い卵が パチンと割れて 中から へびが ニョロニョロニョロ まぁかわいいニョロニョロニョロ」
「大きな卵が パチンと割れて 中から 怪獣 ギャオギャオギャオ まぁかわいいギャオギャオギャオ」
と卵が割れると中から出てくるのを、じっと見ながら期待している子ども達です
いないいないばぁ とは違いますが 隠れているものが出てくる遊びですね
赤ちゃんをあやすとき、多くの大人は、「いないいないばぁ」をします
そして、赤ちゃんが喜んでくれるので大人は可愛くて何回も繰り返してしまいます
そういった、経験はありませんか
実は、いないいないばぁ遊びは赤ちゃんにとってとてもいい遊びになります
赤ちゃんは少しずつ、人見知りや場見知りしながらも 知らない外の世界を知ろうとします。
いないいないばぁの遊びは
このような赤ちゃんの好奇心や期待を膨らませ、
そして、繰り返し繰り返されることで、期待したことがかなうので自尊心にもつながっていきます。
①何もないところから出てくる面白さから
②出てくると期待しながら出てくる面白さ
①の面白さは少しなんだろうという不安もあることが分かります。
なので繰り返しの中で安心の面白さに変わります。
②の面白さはタイミングを変えたり、表情を変えたり期待が膨らみ、
次への期待が膨らんでいき
その期待は、この遊びでは必ず願いが叶えられます。なので赤ちゃんはとても満たされる遊びといえます。
なので、たくさんたくさんしてあげて欲しい遊びです
そして、それが探索遊びに繋がって、子ども達はどんどん知らない世界を楽しみながら知っていきます。
今日のふじ組(0歳児)のお友達はそんな姿がたくさん見られました
〝のぞいてごらん″〝窓から先生が見えたよ″
「バケツの中から・・・・」 「アッ」
「いない いない ばぁや」
バケツの中から砂の型が出てくるのが面白くて何回も「やって!やって!」と盛り上がりました
これも見えないところから何か出てくる期待の遊びですね
発見が楽しめるようになると次は指さしがたくさん出てきてそれが言葉の土台になり
言葉が少しずつ増えていきます
色んな知らない世界を発見し、指さしや喃語・言葉で伝えてくれる子ども達
探索遊びやお散歩をしながら
その発見の喜びや好奇心、時には不安も感じながらも知りたい気持ちに答えていきたいと思います