見えない教会

見えない教会
何度もこのことを書いたが…

目に見える教会を神様はお望みではない
本当の教会とは見えない教会である

大震災で教会の屋根瓦が落ちた
玄関が開かなくなった
壁にひびが入った
雨樋が崩れた
………

教会にはお金がない
自分の家も被害があって莫大なお金がかかる
信者宅もやられているのである
しかし、教会復興のお金は十分に集まった
信者一人ひとりの真実が結集したのだ

見えない教会
真実誠の人々の集まり
それが見えない教会だと思う

人は目に見える姿に囚われてしまう
借金して大伽藍を建てようとする
そんな教会に神様はお住みになられるだろうか
人の波が教会の壁を押しやるような普請でなければ意味が無い
大伽藍の中がガラン・ガランでは情けないではないか

見えない教会
教会長の心の中にだけ存在する教会
地震が来ても
津波が襲っても
原発が爆発しても
誰も壊す事も汚す事が出来ない教会がそこにある