つれづれなるまま(小浜正子ブログ)

カリフォルニアから東京に戻り、「カリフォルニアへたれ日記」を改称しました。

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明日、参議院選挙

2016-07-09 17:10:29 | 日記
 明日は参議院の選挙だ。
 いろいろ言われているが、自民党は与党が2/3とれば本気で憲法改正を始めると思われる。自民党のHPで、「政治的中立性を損なう教育をしている」として「子供たちを戦争に送るな」と主張した教員を通報するよう呼びかけていた(批判殺到したのですでに削除されたが、http://archive.is/FysFM で見ることができます)ということを知って、本当にますます恐ろしくなってきた。
 これを見てくださった方、とにかく与党にだけは投票しないでくださいな。
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<歴史教育の未来をひらく―アクティブ・ラーニングと「歴史総合」>シンポジウム開催

2016-03-27 01:26:09 | 日記

 <歴史教育の未来をひらく―アクティブ・ラーニングと「歴史総合」>と題するシンポジウムを日本大学文理学部で開催した。近現代史を専門とする学部の同僚とやっている共同研究主催で、共催は日本大学史学会と高大連携歴史教育研究会。
 このシンポジウムを企画したのは、歴史教育の曲がり角の時期に、しっかりした歴史を考える力を生徒につけようと熱心にアクティブ・ラーニングによる授業を展開している高校の先生たちを知って、ぜひ日大の関係者(付属高校を含む)にもこのような試みを知ってもらいたいと思ったからだ。同時に、私自身も歴史教育の制度と授業内容および方法について、もっと勉強する必要を感じてもいる。
 結果、予想を大きく上回る160人以上の参加があって大盛会だった。アクティブラーニングへの関心の高さを実感したが(「アクティブラーニング祭り」という表現も出た)、上から教え方を変えろ、と言われているからだけでなく、歴史教育を再生させないと本当にまずい、としみじみ思っている。
 私自身は、歴史教育をジェンダー主流化しようということで、こういう問題にかかわりだしたのだが、そもそも歴史教育を崩壊から救わないと大変だ、ということに気づいた次第。そのためにはジェンダー主流化(ジェンダー視点を歴史教育に入れていくこと)は、必須の課題だと考えるが、それだけではなく他にもなすべきことは山積している。
 ともあれ、できることを皆が自分の場所で始めていくしかない。


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卒業式

2016-03-25 01:19:21 | 日記


3月25日は日本大学の卒業式でした。
今年巣立っていったゼミ生は4人。それぞれに印象的な卒論を書き、4月から社会人としての第一歩を踏み出します。中国語中国文化学科では、80人ほどが巣立ちました。
皆さんの将来が希望に満ちたものになりますように。
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夏の終わり -いや、まだまだ

2015-09-04 09:10:07 | 日記
 9月に入って、ずいぶん涼しくなった。夏も終わった、と言いたいところだが、まだそういうわけにもいかない。世の中の動きも自分の仕事もいまだ中途で、とはいえ、いろいろなことのあった今年の夏のことを、少し整理しておきたい気分でもある。
 この夏は、すごく久し振りで-十何年ぶりか、もっとかもしれない-ずっと国内にいた。仕事がたまっている上に、いない間に済んでいたらいやだな、と思うこともあったので、「国外逃亡」をためらったからだ。同僚の近藤先生が病床からたいへん心配されていた安保法案はその筆頭だが、それを推進しようとする人たちに見える、一言でいうなら反知性主義というべき態度に連なる重大な事柄が夏の前から相次いでもいた。
 まともな研究者の間ではほとんど議論のない「慰安婦」の実態を無視して真摯な歴史認識を将来につなげようとしない政治のあり方と、国立大学の文系分野の縮小を求める文科省の指示とは、ものごとを表層だけから見て問題を捉え、深い哲学に根差して広い視野でものを考えようとしない態度が共通しているように見える。とはいえ、文系分野の学問が、これまで充分に真の意味でその役割を果たしてきたかと問われると、自己変革が必要な部分も多いのはたしかなので、問題は複雑ではある。いずれにせよ、そこに見えるのは反知性主義-ものごとを筋道立てて深く考え自分の頭で判断して行動することを重視しない態度-で、それは昨今の学生気質と深くつながっている気がするので、ことは深刻なのだ。
 初夏の頃から、そのような私たちのしごとの基盤を揺るがすような出来事が続いていて、それに対して学術会議でシンポジウムをしたり、高大連携歴史教育研究会を立ち上げてあるべき歴史教育の姿を追及したり、という事態を前向きに進めようという動きに微力を添えてはきた。(そのような中では、ジェンダー主流化-ジェンダー視点をあらゆるところに組み込んでいくこと-が非常に重要な役割を果たすはずだ、という確信をもちながら。)
 しかし、安保関連法案は、それらもろもろを支える日本社会の根底の平和と立憲主義を破壊するもので、国会に上程されているものが本当にそんなとんでもない内容のものだということが、いまだに信じられないような呆れる思いがある。おそらく私たちは、戦後民主主義が当然空気のようにそこにあるもの、という中で育ってきて、それは日々の努力で維持成長させなければならないもの、という決意が足りなかったところを突かれたのだろう。私はジェンダー平等・公正については、日々の努力が必要だということをかなり体感し努力しているつもりだが、その基盤である立憲主義と平和については、さまで意識してこなかったのだと改めて感じたことだ。
 学生たちは、便利で豊かな日本がよい、といい、現状が続いていくことが望ましくまた当然と感じているようだ。格差が拡大しつつある中で「豊か」と言ってしまうのは私にはためらわれるが、私立の学費を払える日本大学の学生にとってはそれが実感なのだろう。学生のうちは、男女差別だって実感することはないという。ましてや平和で自由であることなど、そうでない社会は彼らの想像の範囲を超えていて、全く想定外のようだ。しかし彼らよりいくらか長く生きて少しは歴史を勉強してきた私には、どう考えても今、「平和」や「自由」が紙一重で危なくなっている、と思える。(しかし私も「平和な戦後」に暮らしてきたので、頭で考えている感があるのは否めない)「豊かさ」については、今の日本社会でだって、ちょっと目を開けばそうでない実情はすぐ見える。それを見てしまって、自分もそうなるのでは、と思うのがイヤで、彼らは見ないでおこうとしているのだろうか。いや、自分だって、そういう「彼ら」に迎合して日を送っているのではないか。
 そのようなことを、気忙しい日々の中で感じていた夏だった。まだ、夏は終わらない。
 
 
 
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「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」

2015-08-30 00:22:47 | 日記

 安保法案廃案を求める国会前の一斉行動に、日大教員の会も参加しました。当初、この日の行動には各自で参加すればいいかと思っていたのですが、せっかく作っていただいた日大の幟を持っていると声をかけてくださる卒業生もあるようなので、これを活用することにしました。
 しかし当日は、ものすごい人で、幟を持っていてくださったH先生は、早く着いて国会正門正面で角に押し込まれていたようです。私も一斉行動の少し前に着いたのですが、すでに(後でわかったのはその直前に封鎖線が突破されて)国会正門前の道路は人で埋まりかけているところでした。
 当日は、ちょうど安保法案を大変心配して亡くなった近藤先生の密葬の日で、追悼の意味を込めて近藤先生の遺志を体現すべく行動に参加された学科の同僚のZ先生と元同僚のK先生と一緒に近藤先生の話などしながら一斉行動に参加しました。大変な人でしたが、車椅子の方の移動には皆協力し、混乱が起きないように譲り合って、それなりの秩序を保ってコールがつづきました。私は古い友人と数年ぶりに再会したりもしました。日大の幟と合流できたのは、結局、一斉行動の終了時刻の4時を過ぎて、いくらか人が減ってからでした。
 10万人の中の一人として廃案へのささやかな力を添えようと思っていったのですが、結果的に12万人が国会周辺に集まっていたようです。自分の意思で、雨にぬれる覚悟で12万人が集まったのは、やはり壮観でした。国会正門前の道路が人で埋まっているのは、もちろん初めて見ました(って自分も中にいたので外から見たのではないです)。法案の行方がどうなるかはまだわからないですが、日本の民主主義があるポイントを超えた、と感じられるものがあった日でした。
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近藤直子先生を悼む

2015-08-28 21:56:27 | 日記

 同僚である日本大学文理学部中国語中国文化学科の近藤直子先生は、8月28日早朝、癌のため逝去されました。つつしんでご冥福を祈り哀悼の意を表します。
 近藤先生は、現代中国の作家・残雪の作品の翻訳・紹介を主要な仕事として取り組まれてきました。学生にはつねに「自主的に考えて行動するみずからの主人たれ」と説いてやまない方でもありました。
 今年度、65歳の定年で、職場での最後の一年となるはずでしたが、4月に体調を崩して休職され、そのまま復帰されることはありませんでした。あまりに早すぎるお別れに私たちも言葉がありません。
 近藤先生のホームページ「現代中国文学小屋」(http://www.k2.dion.ne.jp/~kondo-n/)から、先生の施策と仕事を垣間見ることができます。
 葬儀は親族のみの密葬で行われます。中国語中国文化学科では近く「お別れする会」を開く予定です。(追記:9月27日に行います。ご関係の方は学科までお問い合わせください)
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安保法案に反対する「100大学有志共同行動」

2015-08-26 00:47:49 | 日記

 日大教員の会で、安保法案に反対する「100大学有志共同行動」に参加した。
 まず午後1時から学者の会主催の大学共同記者会見、それから手分けして参議院議員全員への要請行動。ここまでは私は昼までつくばで明清史夏合宿に行っていたので参加できなかった。その後、4時から日本弁護士連合会と学者の会との共同記者会見、6時から日比谷野外音楽堂での大集会、そしてパレード・国会議員への要請だった。
 日弁連との共同記者会見には、現任を含む4人の歴代日弁連会長、二人の元内閣法制局長と二人の元最高裁判事という法曹三役のトップが並び、学者の側も各分野の錚々たるメンバーで、「めったに顔を合わせることのない人がこれだけ集まっているというのは、どれだけ日本の立憲主義が危機にあるかということだ」という言葉がしみじみとわかった。
 日比谷野音では、ママの会やSEALDsのスピーチを聞いて、戦争反対への強い意志を思った。「学者の会」で用意してくれた日大教員の会の幟をもって歩いていると、卒業生の方から声をかけていただき「日大でこういう意見が表明できるとは思わなかった」と言われた。私たちはみな、どちらかというと個人で行動するタイプなのだけれど、日大の幟にはそれなりの効用もあるようなので、せっかく作ってくれたのだし30日も国会前行動でも幟を掲げることにした。
 今日は気温が低く小雨が降っていたが、出張から直行したのであまり適切な服装でなかったこともあって、やや体調をくずしてしまった。しかしだから次は止めておこう、という気分には全然ならない。
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祖母の大往生

2015-08-24 22:18:20 | 日記

 母方の祖母・山本初子が7月8日に102歳で逝った。肺炎をこじらせて(これまで何回か回復してたけど)今回は厳しい、という連絡を受けて、その前の週に見舞いに行き、お別れができた。
 20代で4人の子供を抱えて寡婦になり、中学校の事務をして、後半は大阪市唯一の女性の事務長を定年まで勤めた。趣味人で、書道を良くし、アララギで短歌を詠み、山歩きを90歳近くまで楽しんだ。写真の歌は歌集『卯の花』から家族に関するもの(やはり書道をする叔母が書いた)、「南無阿弥陀仏」は96歳で施設にいた時に叔母が世話して書いたもの、もう一つはもっと若い時のもの。号は梅雲。
 成人した子供3人にかける3人ずつで孫が9人、曾孫は13人。私は初孫で、ずいぶん可愛いがってもらった。一番上の曾孫はウチの子供たちでもう社会人、下は高校生。祖母が元気な頃、毎年12月30日にいとこ全員集まって餅つきをしていたので、今でもみな仲がよい。葬儀では久しぶりに全員そろって、尽きない思い出を語り合った。
 8月23日に四十九日の法要を営んだ。最後も安らかだったので落ち着いた気持ちでいる。ずっと世話してくれてきた従弟とその奥さんに大感謝である。
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ゼミ合宿

2015-08-19 00:00:20 | 日記

 山中湖の日本大学文理学部研修所で2泊3日のゼミ合宿。今年は3年生10人4年生4人に私を加えて総勢15人だ。4年生の卒論中間発表と、3年生に調べて発表してもらった後で安保関連法案についてのディベート、それに「戦後70年安倍談話」についての討論。
 ディベートは、自分の意見とは関係なく、アトランダムに賛成・反対に分かれて理屈を言いあったことによって、多様な考えがありうることが実感できたようだ。戦後70年談話についても、評価を100点満点で表現すると、40点から85点までずいぶんいろいろな意見があって、議論が盛り上がった。
 学生の強い希望で、近くの富士サファリパークにも行った。予想以上にたくさんの動物がまぢかに見られて楽しかった。最終日は、今年から研修所に設備が出来て可能になったバーベキュー。学生たちは、あまり火をおこしたりすることに慣れていないようだったが、だからこそやってみる意味があるというものだろう
。よく学び、よく遊んだ合宿だった。
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「安保関連法案廃案を求める日本大学教員の会」プレス発表

2015-08-08 23:48:24 | 日記

 8月8日午後、「安保関連法案廃案を求める日本大学教員の会」のプレス発表をアルカディア市ヶ谷で行いました。私は司会をつとめるとともに呼びかけ人の一人として自身の意見を述べました。発表の内容は、「日大教員の会」のホームページでお知らせするとともに、IWJで視聴することができます。(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256883)
また9日の『東京新聞』朝刊でも紹介されました。
 安保法案をめぐっては、「安全保障関連法案に反対する学者の会」(HPは、http://anti-security-related-bill.jp/)をはじめとして、各大学で反対の声が挙がっています。「日大教員の会」は、そうした中で比較的に穏健な幅広い立場からの反対の声を結集しようとするものですが、日本大学でこのような活動が行われることは画期的だ、という声も聞かれました。廃案へ向けて、「学者の会」などと連動しながら活動をすすめてゆきます。
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