落石岬

続いて向かったのは、根室市街の南西２０キロ位のところにあり、太平洋に突出した形となっている落石岬です。

ゲートの手前に車を置き、散策路を歩いて行きます。


この時期に訪れる人はほとんどなく、とっても静かです。
周辺の風景も何だか寂しげに見えます。


大草原にいるのはただ一人・・・

その大草原の中をひたすら真っ直ぐ歩いて行きます。


歩くこと約３０分。
やがて、道がなくなってしまいました。


そしてようやく、海の見えるところにたどり着きました。


こっ、ここが落石岬！？
ガイドブックにも載っている観光地のわりには看板がないのが気になる。
だけど、多分、そう・・・なのかな？

それでも、ここからの景色は断崖絶壁ありで、なかなかよかったですぞ。




「本当にここなのか？」という感じではありましたが、多分そうなんだろうと思いつつ引き返すことにしました。

・・・・・・

・・・・・・

ところが・・・

帰り道の途中で、こんなものを発見。

写真じゃあ、ちと分かりにくいんですけど、左：落石岬、真っ直ぐ：地球環境なんちゃらと書いておるんです。

はい？

さっき、ここ真っ直ぐ行っちゃいましたけど・・・

・・・・・・

てことはですよ。
つまり、さっき行ったとこってのは落石岬ではなかったってことですかあ？
え、えええええええー！

・・・・・・
間違いなんですね。

・・・はい・・・分かりました・・・

行き直します。



気を取り直し（？）、左の方向へ進んで行きますと、本当の落石岬までの道はこのような散策道が続いておりました。

一直線！

途中、こんな景色が広がっておりました。


このとおり、今は荒涼としておりますが、このあたりに自生の南限地として国の天然記念物に指定されているサカイツツジが咲くのだそうです。
６月上旬が見頃のようです。

散策道はまだまだ続きます。

それにしても、丸太で出来たこの道はかなり足に負担がきます。
歩いて２０分近く、足がすっかり痛くなってしまいました。

見通しがよくなって灯台が見えてきました。

ちゃんと、「落石岬」って看板もあります。
間違いなく、ここです。




ここの断崖絶壁にも、太平洋の荒波が打ち寄せておりますねえ。

誰もいない岬。
波の音しか聞こえません。
静かに、そしてゆっくりと時間は流れていきます。


・・・・・・
本当の落石岬へたどり着くことが出来たところで、次の目的地に向かうことにしました。
つづく


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（北海道部門１７０位あたりにあがっておりましたが、今日はどうでしょう？）