日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

またまた冬になりました。北風がビュービュー吹いています。

2017-02-24 08:29:33 | 日本語学校
曇り。

今日も風が強いです。北風。北から吹いたり、南から吹いたり、北風将軍と南風姫が押したり引いたりしあっている様子が目に浮かびます。そして南の姫がいずれ勝つのでしょう、だんだんと「サクラ(桜)」を思って気もそぞろになってきましたもの。

暖かい日は少し浮かれて花の木の下を歩きたくなってきます。花はまだ固いつぼみのままで、花の面影を辿るくらいのことしかできないのですが。

「ハッと気づけば満目の冬」ならぬ、満目の「サクラ」となってしまえば、残念なこと。一分咲き、二分咲き、三分咲きと愉しむことができるというのも、サクラならでは。この楽しみも捨てるなんて、悔しい限り。とはいうものの、たいていは「ハッと気づいて」、終わりなのですが。

さて、学校です。

最後まで勉強を続けている人たちは、それなりのことはありますね。昨日、残った二人と彼らの国の文化について話していたのですが、他を知らぬ故、何が自国のものであるのかがはっきりしないのです。大きくこういうグループに属する(であろう)というのさえ、しかとは掴めていないのです。

だから一人が自分の国の様子を言えば、もう一人も驚いて「えっ」ということになる。ずっと「自分の国は他国と違っている。自分たちだけが優れていて、こうである」と誇りをもって思っていたのに。「えっ。あなたの国もそうなのか(これは自分の国だけのことではなかった…)」と半ば…がっかりする。

人間が考えつくことなど知れています。一世紀に一度(現れる)という天才でもない限り、頭がよいと言われても知れたもの。ましてや隣国であったり、地勢的に近いところであれば、互いに影響し合うというのは当たり前のことで驚くには値しない。昔は山を越すよりも海を渡った方が楽であったでしょうから、思いもよらぬところに思いもよらぬ片鱗がうかがえたりもする。

今、学校にいる学生達の大半は、自国に対する誇り、驕りをもってやって来ています。「自分の国は、経済でも、科学技術の分野でも遅れているから頑張らなくちゃ」なんて殊勝な心がけで来るものはほとんどいません。

そこが日本のかつてと違うところなのかもしれません。日本人は他国の人が発見するまで自国のすばらしさに気づかなかった…劣っているところ、遅れているところばかり気になって、だから、頑張らなくちゃとなっていた。

もしかしたら、彼らに足りないのは、そこなのかもしれません。

日々是好日
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