日本語学校からこんにちは 〜水野外語学院日本語科〜

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「引っ越した後は、ゴミの山」。

2014-07-02 08:42:27 | 日本語学校
 晴れ。

 まるで、「梅雨」が終わったような青空が拡がっています。数日ぶりで、早朝の青空を見たような…。このような空でありながら、夕方には、また、梅雨空に戻る…まさか、そんなこと、ないでしょうね。

 さて、寮の問題です。

 友人と住みたいとか、向こうの方が安いからと言って、一年間は住むという約束の下に、彼等の住居を確保したというのに、勝手に出ていく学生が、後を絶ちません。しかも、彼等は、出ていったと称しながら、荷物を残し(しかも大量にです)、勝手に、また、寮に戻ってきては、他人のベッド(すでに他の人が住んでいますから)で寝ていたりしているのです。

 これは、ベトナム人でもスリランカ人でも、しているようですが、特に最近目立っているのは、ベトナム人の部屋においてです。

 学校としても、お金に余裕のない彼等のことですから、助け合うというのなら、それに越したことはあるまいと、ご飯を一緒に食べられるように(他の国のご飯が食べられないという人たちが多いのです。両国とも)、同国人を同じ、あるいはごく近くのアパートに集めているのですが、これも仇となっているような気がするくらいですから、本当に、救いようがないのです。

 何事にせよ、節度がない人たちがすると、何でも、「勝手」になってしまいます。

 二つなり、三つなりの国の人でなる部屋であったら(だいたいが、借りる時の契約で、三人部屋か四人部屋です)、彼等もそれほど勝手はできないでしょうに。住人が皆、同国人であるから、勝手をしやすいのでしょう。

 業を煮やして、学校側が同国人を集めるのを辞めたら、途端に、経済的に苦しくなるのは、彼等ですのに。

 それに、「友達と住む。向こうの方が家賃が安いから」と言って出ていっても、家賃は少々安いかもしれませんが、学校から遠いので交通費もかかるし、往復の時間も馬鹿になりません。それがわからない。今までは、(学校の)裏の寮で(アルバイトや授業へ行く前に)一眠りできたのに、それもできず、結局はまた断りなしに寮に上がり込んで、勝手に使ってしまう…。

 何度注意しても、わからず、。通訳を介して言ってもらっても、わかりません。きっと言葉がわからないと言うのではなく、習慣や考え方の問題でそれが理解できないのでしょう。それが理解できるほどに日本語が上手になっている学生には、また、そういうことを言う必要がないのです。

 留学生というのは、だいたい、日本語が、ある程度わかるようになるまでは、母国でのやり方でやってしまいます。「それはいけない」と言ってもわかりません。これは言葉だけではなく、軽く「そんなことを言うけれども、構わないさ」と思ってしまうのでしょう。彼らの国では、そんなこと、どうでもいいことなのです、ゴミ捨て一つにしても。

 寮を出る時にはすべて片付けてから出ていくように(何もおいていてはいけない)と言っても、彼等が出た後はゴミの山。「片付けなさい」と言っても、「また取りに来るから…」。「取りに来る」ということは、片付けていないということ。「『出た』ということにはならない、置きっぱなしであるにすぎない」と言っても、「出た」というばかり。平行線です。何を以て「引っ越し完了」ということになるのか、わからないのです。そして、最後は、判りませんと逃げを打つ。

 「次に入る人は(どうするんだ)」と言っても、同国人だから構わないと思っているのか、それとも、だれが後に入ることになっても、関係ないと思っているのか、「だから、どうなんだ」という顔をする。「大丈夫」と言うし、こちらは、また「大丈夫じゃない」と言う。一点で絡み合うことはないのです。

 彼等が「引っ越した」と報告した後も、行ってみると、タンスはあるは、机はあるは、冷蔵庫はあるは…運動靴は、時には10足ほども床に散在しているは…。「日本では、粗大ゴミは、捨てるにしても何千円もかかる。それがこの量では二万円でも足りない。払いなさい」と言っても、例の如く、「お金がない」と言う。「お金がない人が、どうしてこんなに物を買えるんだ」と言っても、だめなのです。多分、これがわからないのでしょうね。お金がない時には、我慢するという習慣がないのです。しかも、この国の人たちは。知らん顔していれば、どうにかなると思っているのでしょう。

 何を一番にしなければならないことなのかが判らないのです。

 おそらくは、欲しいものを手に入れる…知識や技能ではありません…靴とか服、また快適に過ごすための冷蔵庫とかそんなもののことです、彼等にとって一番というのは。

 しかしながら、留学しているのです、彼等は。給料が高い国から安い国に留学したというのではなく、給料が安い国から、高い国に留学してきたのです。お金が潤沢にあるのならいざ知らず、最初に確保しなければならないのは、毎月、払わなければならないお金と学費のはず。ところが、こういう人たちは違うのです。まずは、快適に過ごそうとする。学費や部屋代はいくらかとか、携帯にいくらかかるとか、その計算ができなくて、あったら、すぐに全部使ってしまうのです。そして、払わなければならない時になったら、さも自分の権利であるかのように、恥ずかしげもなく、「お金がない。ない。高いよ」と言う。

 部屋の中は、彼等が買ったもので溢れていても、です。

 しかも、個人的に買って、置きっぱなしでいても、「他の人が使うから」と恩着せがましく言う。「全部持って行け。持って行けなかったら、自分で捨てろ。自分の責任で捨てろ。それが嫌だったら、買うな」。こちらに、彼等のゴミまで、数万円も払って捨ててやる義理はありません。自分が他の人の迷惑も顧みず(彼等が買ったものが大きければ大きいほど、他の人が使えるスペースは狭くなります)買ったわけですから、最後まで自分が責任を持つべきです。本当に、いい年をして、なぜそれが判らないのだろう。あまりそれが重なると、その国の人に優しい気持ちになれない人が出てくるのも不思議ではないでしょう。

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