※原作の設定を大きく逸脱した部分を含むお話です。苦手な方は閲覧ご注意ください。
「る、瑠璃・・さん、・・いや、撫子・・・、いや、瑠璃さ・・ん・・」
突然、自分の前に姿を現した姫の姿に驚いたように高彬の少将は目を開き、あたしの顔を認めると更に目を見開き、そのままの顔で呻き声を上げている。
「瑠璃さん、・・・なのかい?」
ややしばらくの沈黙のあと、高彬の少将は、半信半疑と言った感じで窺うようにあたしに聞いてきた。
同じように目を見開いたまま頷きながら
「高彬の・・・、右近の、少将、よ・・・ね」
途切れ途切れにあたしも聞き返す。
「・・そうだ。・・いかにも。ぼくは右近少将だ・・」
「そっくりさん、じゃないわよね・・?」
「多分、本物だ・・」
「・・・」
「・・・」
2人して、ただただお互いの顔を穴が開くほどに見つめ合う。
だって・・、どうして・・・
疑問ばかりが頭に渦巻いてしまって、言葉にならない。
「瑠璃さん、取りあえず座って」
最初に正気に戻ったのは、高彬の少将だった。
「う、うん・・」
促され高彬の少将の前に座ると、今度は顔が目の前に来て、それはそれで、新たな驚きが湧いてくると言う感じ。
あたしの顔を見ていた高彬の少将は、腕組みをして天井を向くとしばらく瞑目していた。
部屋にはまた沈黙が流れ
「まず、確認しておきたいんだけど」
考えがまとまったのか、落ち着いた声で言ってきた。
「単刀直入に聞くけど、女房が姫の振りをしてるのか、それとも姫が女房の振りをしてたのか、どっちなんだろうか」
「後者よ」
「と言う事は、瑠璃さんは・・」
「姫なのよ」
「・・・」
「ここ、内大臣家のね」
「・・・」
高彬の少将はまた目を瞑り、もしかしたら、ものすごい勢いで色んなことを頭の中で整理しているのかも知れない。
「じゃあ、どうして権門の姫である瑠璃さんが、後宮で女房勤めなんかをしていたんだろうか」
「見聞を広めるためよ」
「見聞・・・」
「縁談の話もあって、嫌だったし。だって相手は二歳も年下だって・・・、父さまに言われてた、か・・ら・・・」
そこまで言って、あたしは言葉をあやふやに途切れさせた。
そうなのよ、そこがそもそもおかしいのよ。
あたしの縁談相手が、15の人なら、高彬の少将であるわけがないのよ。
「あのぅ、高彬の少将。ひょっとしたらだけど、どこかで年齢のサバ読んだ?若い方が、年上にはウケがいいんじゃないかとか・・」
「いや、全然」
「じゃあ、本当に今は16?」
「そうだよ」
あたしは首を傾げた。
「どうして父さまはあたしに、相手は15の公達だ、なんて言ったのかしら?ねぇ、小萩。おまえも聞いてたでしょ?父さまの話」
「はい」
「言ってたわよね?父さま、15だって」
「はい。お相手の方は15の公達で、権門のご子息だとおっしゃってましたわ」
「そうよねぇ・・」
「ねぇ、瑠璃さん。内大臣さまは、間違いなく『15歳』とおしゃったのかい?」
思案気に黙り込んでいた高彬の少将がふいに口を開いた。
「え」
「『15歳』ではなく『15』ではなかったかい?」
「え。それのどこが違うの」
高彬の少将の言っていることが分からなくて、ポカンと聞き返すと
「もし『15』と言っていたのだとしたら、それは、もしかしたら『従五位』を瑠璃さんが『15』に聞き間違えたのではないかな」
「・・え?・・えぇ?従五位?」
「うん。右近少将になる前、ぼくは衛門佐で位階は従五位だったから」
「・・・」
「ついこの間の秋の除目で、一つ昇進して、今は正五位になったけど」
「・・・」
従五位。
15。
えーーー?
そういう事なの?
「従五位の公達」を、あたしが「15の公達」と聞き間違えたと───
そう言うことなわけ?
「・・・」
そう言えば、あの時も
(また縁談の話か)
とうんざりしてたから、いい加減に聞き流していたような気もするなぁ・・・
「・・・」
そっか、なんだ・・・
あたしの聞き間違いだったんだ。
あ、でも───
「ねぇ、高彬の少将。あたしの勘違いは判ったけど、高彬の少将の縁談の相手のことはどうなのかしら」
「どうって?」
「だって、相手の姫は、非の打ちどころのない姫だって言われてたんでしょう?歌も琴も何でもこなすって」
「うん」
「あたし、自慢じゃないけど、歌は人並みかも知れないけど、琴なんか弾けないわよ」
「・・・」
「本当に、縁談の相手、あたしで間違ってない?他の姫なんじゃなくて?内大臣家の姫だって言ってたの?」
「もちろん。でなきゃ、今日、ここに伺えないからね」
高彬の少将はきっぱりと言う。
確かに<三条邸の姫>と聞いてなきゃ、三条邸には来ないでしょうしねぇ・・・
牛飼い童や従者が、こぞって間違えるなんてこともないだろうし。
「誰があたしを『非の打ちどころがない姫』なんて言ったの?」
「邸の者だよ。父上も母上も。最初に言いだしたのは、乳兄弟の女房だった・・かな」
「女房」
「その女房が『三条邸の姫君は、非の打ちどころのない姫さまらしい』と言っていて、父上も母上もそれを信じたと言うかさ。女房の持つ情報は侮れないからね」
「それはまぁ、そうだけど・・。でも、どうして右大臣家の女房はあたしのことを・・」
「あのぅ・・」
それまで黙って話を聞いていた小萩が、おずおずと口を挟んできた。
「もしかしたら、それは私のせいかも知れません」
「え」
「え?おまえのせい?どう言う意味?」
あたしと高彬の少将、2人に振り向かれ、小萩は落ち着かなさそうにもじもじと身体を動かし
「万理小路の叔母のところに里帰りをすると、友だちと言いますか、女房仲間と集まっておしゃべりをするのですわ。その席では決まって『うちの姫さま・・』などと言う、いわゆる『姫さま自慢』になるのです。それで、私もついつい見栄を張ってしまって・・・」
「あたしを、非の打ちどころがない姫、なんて言ったって言うの?」
「はぁ・・。すみません・・。でも、手の打ちようがない、とも言えませんし」
「・・・」
呆れた。
非の打ちどころがない、なんて、見栄張り過ぎじゃない。
見栄を通り越して、誇大広告だわよ。
チラリと高彬の少将の顔を見ると、どんな顔をしていいのか判らないのか、どこかぼんやりとした顔をしていて───
やっぱりカッコいいかも・・・
こんな時なのに、思ってしまい、次の瞬間、目が合った。
お互いの勘違いやら誤解が解けてみたら、ふいに恥ずかしさがやってきた。
結局、あたしの縁談相手は高彬の少将で、と言う事は、当然だけど、高彬の少将の縁談相手はあたしだったわけで・・・
それを知らないで、あたしは失恋気分を味わっていただけで───
「・・・」
「・・・」
視線が絡まりあい、思わず俯くと、次の瞬間、高彬の少将に手を取られていた。
「瑠璃さん・・」
「高彬の少将・・・」
「あのぅ・・」
コホン、コホンとわざとらしい咳払いが聞こえ
「何が何やら判りませんが、もし、お邪魔なようでしたら、私、退出致しますが・・」
赤い顔の小萩が言い
「・・・」
「・・・」
あたしと高彬の少将は、慌てて同時に手を離した。
手を離して、目が合って───
「邪魔、かも・・」
またしても同時に頷くと、小萩は転がるようにして退がって行った。
<続>
皆さまからのコメントが鋭く、返信を付けたら、うっかりネタバレを書いてしまいそうでしたので、今回は控えさせていただきました。
皆さん、鋭い!
さて、クイズの答えは
「従五位を15と聞き間違えた」
でした。
最後の疑問、高彬はどこで瑠璃を見染めたのでしょうか。
次回で最終回ですので、思い付いたことがありましたら、こちらの公開コメにじゃんじゃんお書き込み下さい。
お話の中に、そのヒントとなることを書き込んでおります。
いよいよ最終回!楽しんでいただけましたら、クリックで応援をお願いいたします。
↓↓
「る、瑠璃・・さん、・・いや、撫子・・・、いや、瑠璃さ・・ん・・」
突然、自分の前に姿を現した姫の姿に驚いたように高彬の少将は目を開き、あたしの顔を認めると更に目を見開き、そのままの顔で呻き声を上げている。
「瑠璃さん、・・・なのかい?」
ややしばらくの沈黙のあと、高彬の少将は、半信半疑と言った感じで窺うようにあたしに聞いてきた。
同じように目を見開いたまま頷きながら
「高彬の・・・、右近の、少将、よ・・・ね」
途切れ途切れにあたしも聞き返す。
「・・そうだ。・・いかにも。ぼくは右近少将だ・・」
「そっくりさん、じゃないわよね・・?」
「多分、本物だ・・」
「・・・」
「・・・」
2人して、ただただお互いの顔を穴が開くほどに見つめ合う。
だって・・、どうして・・・
疑問ばかりが頭に渦巻いてしまって、言葉にならない。
「瑠璃さん、取りあえず座って」
最初に正気に戻ったのは、高彬の少将だった。
「う、うん・・」
促され高彬の少将の前に座ると、今度は顔が目の前に来て、それはそれで、新たな驚きが湧いてくると言う感じ。
あたしの顔を見ていた高彬の少将は、腕組みをして天井を向くとしばらく瞑目していた。
部屋にはまた沈黙が流れ
「まず、確認しておきたいんだけど」
考えがまとまったのか、落ち着いた声で言ってきた。
「単刀直入に聞くけど、女房が姫の振りをしてるのか、それとも姫が女房の振りをしてたのか、どっちなんだろうか」
「後者よ」
「と言う事は、瑠璃さんは・・」
「姫なのよ」
「・・・」
「ここ、内大臣家のね」
「・・・」
高彬の少将はまた目を瞑り、もしかしたら、ものすごい勢いで色んなことを頭の中で整理しているのかも知れない。
「じゃあ、どうして権門の姫である瑠璃さんが、後宮で女房勤めなんかをしていたんだろうか」
「見聞を広めるためよ」
「見聞・・・」
「縁談の話もあって、嫌だったし。だって相手は二歳も年下だって・・・、父さまに言われてた、か・・ら・・・」
そこまで言って、あたしは言葉をあやふやに途切れさせた。
そうなのよ、そこがそもそもおかしいのよ。
あたしの縁談相手が、15の人なら、高彬の少将であるわけがないのよ。
「あのぅ、高彬の少将。ひょっとしたらだけど、どこかで年齢のサバ読んだ?若い方が、年上にはウケがいいんじゃないかとか・・」
「いや、全然」
「じゃあ、本当に今は16?」
「そうだよ」
あたしは首を傾げた。
「どうして父さまはあたしに、相手は15の公達だ、なんて言ったのかしら?ねぇ、小萩。おまえも聞いてたでしょ?父さまの話」
「はい」
「言ってたわよね?父さま、15だって」
「はい。お相手の方は15の公達で、権門のご子息だとおっしゃってましたわ」
「そうよねぇ・・」
「ねぇ、瑠璃さん。内大臣さまは、間違いなく『15歳』とおしゃったのかい?」
思案気に黙り込んでいた高彬の少将がふいに口を開いた。
「え」
「『15歳』ではなく『15』ではなかったかい?」
「え。それのどこが違うの」
高彬の少将の言っていることが分からなくて、ポカンと聞き返すと
「もし『15』と言っていたのだとしたら、それは、もしかしたら『従五位』を瑠璃さんが『15』に聞き間違えたのではないかな」
「・・え?・・えぇ?従五位?」
「うん。右近少将になる前、ぼくは衛門佐で位階は従五位だったから」
「・・・」
「ついこの間の秋の除目で、一つ昇進して、今は正五位になったけど」
「・・・」
従五位。
15。
えーーー?
そういう事なの?
「従五位の公達」を、あたしが「15の公達」と聞き間違えたと───
そう言うことなわけ?
「・・・」
そう言えば、あの時も
(また縁談の話か)
とうんざりしてたから、いい加減に聞き流していたような気もするなぁ・・・
「・・・」
そっか、なんだ・・・
あたしの聞き間違いだったんだ。
あ、でも───
「ねぇ、高彬の少将。あたしの勘違いは判ったけど、高彬の少将の縁談の相手のことはどうなのかしら」
「どうって?」
「だって、相手の姫は、非の打ちどころのない姫だって言われてたんでしょう?歌も琴も何でもこなすって」
「うん」
「あたし、自慢じゃないけど、歌は人並みかも知れないけど、琴なんか弾けないわよ」
「・・・」
「本当に、縁談の相手、あたしで間違ってない?他の姫なんじゃなくて?内大臣家の姫だって言ってたの?」
「もちろん。でなきゃ、今日、ここに伺えないからね」
高彬の少将はきっぱりと言う。
確かに<三条邸の姫>と聞いてなきゃ、三条邸には来ないでしょうしねぇ・・・
牛飼い童や従者が、こぞって間違えるなんてこともないだろうし。
「誰があたしを『非の打ちどころがない姫』なんて言ったの?」
「邸の者だよ。父上も母上も。最初に言いだしたのは、乳兄弟の女房だった・・かな」
「女房」
「その女房が『三条邸の姫君は、非の打ちどころのない姫さまらしい』と言っていて、父上も母上もそれを信じたと言うかさ。女房の持つ情報は侮れないからね」
「それはまぁ、そうだけど・・。でも、どうして右大臣家の女房はあたしのことを・・」
「あのぅ・・」
それまで黙って話を聞いていた小萩が、おずおずと口を挟んできた。
「もしかしたら、それは私のせいかも知れません」
「え」
「え?おまえのせい?どう言う意味?」
あたしと高彬の少将、2人に振り向かれ、小萩は落ち着かなさそうにもじもじと身体を動かし
「万理小路の叔母のところに里帰りをすると、友だちと言いますか、女房仲間と集まっておしゃべりをするのですわ。その席では決まって『うちの姫さま・・』などと言う、いわゆる『姫さま自慢』になるのです。それで、私もついつい見栄を張ってしまって・・・」
「あたしを、非の打ちどころがない姫、なんて言ったって言うの?」
「はぁ・・。すみません・・。でも、手の打ちようがない、とも言えませんし」
「・・・」
呆れた。
非の打ちどころがない、なんて、見栄張り過ぎじゃない。
見栄を通り越して、誇大広告だわよ。
チラリと高彬の少将の顔を見ると、どんな顔をしていいのか判らないのか、どこかぼんやりとした顔をしていて───
やっぱりカッコいいかも・・・
こんな時なのに、思ってしまい、次の瞬間、目が合った。
お互いの勘違いやら誤解が解けてみたら、ふいに恥ずかしさがやってきた。
結局、あたしの縁談相手は高彬の少将で、と言う事は、当然だけど、高彬の少将の縁談相手はあたしだったわけで・・・
それを知らないで、あたしは失恋気分を味わっていただけで───
「・・・」
「・・・」
視線が絡まりあい、思わず俯くと、次の瞬間、高彬の少将に手を取られていた。
「瑠璃さん・・」
「高彬の少将・・・」
「あのぅ・・」
コホン、コホンとわざとらしい咳払いが聞こえ
「何が何やら判りませんが、もし、お邪魔なようでしたら、私、退出致しますが・・」
赤い顔の小萩が言い
「・・・」
「・・・」
あたしと高彬の少将は、慌てて同時に手を離した。
手を離して、目が合って───
「邪魔、かも・・」
またしても同時に頷くと、小萩は転がるようにして退がって行った。
<続>
皆さまからのコメントが鋭く、返信を付けたら、うっかりネタバレを書いてしまいそうでしたので、今回は控えさせていただきました。
皆さん、鋭い!
さて、クイズの答えは
「従五位を15と聞き間違えた」
でした。
最後の疑問、高彬はどこで瑠璃を見染めたのでしょうか。
次回で最終回ですので、思い付いたことがありましたら、こちらの公開コメにじゃんじゃんお書き込み下さい。
お話の中に、そのヒントとなることを書き込んでおります。
いよいよ最終回!楽しんでいただけましたら、クリックで応援をお願いいたします。
↓↓
それにしても邪魔ってはっきり言われた小萩。いやそりゃあもう、二人きりで盛り上がって欲しいんですよ。けどまた女房ネットワークですぐにでも大江がミーハー根性出して、遂には「三条物語」とやら絵巻物にでもしそうですね!笑
さあ、ここから二人初々しく恋をしてもらいましょうよ〜(^.^)
ああ、答がわかってスッキリしました。正解した方々はすごいです❗
やっと二人はカップルになれましたね。お邪魔な(笑)小萩もどっか行っちゃいましたし、さあ❗これから思う存分イチャイチャして~。
でも、高彬の混乱する気持ちも分かりますね。
見聞を広める姫なんて、都広しと言えど、瑠璃だけですもん(笑)
高彬が見初めたのは、行幸の時かしら。瑠璃が小萩にねだられて、行幸を見に行った時に、牛車か桟敷の御簾が風でめくれた隙間から垣間見えたとか?
瑠璃はボーッと見てたそうですから、きっと扇で顔を隠してなかったんだろうな(笑)
高彬の気持ち、勝手に歌にしてみちゃいました。
「九重の 霞と消えし 撫子の 花にふたたび逢ふぞうれしき」
「高彬の少将って、何でも完璧で素敵だけど、お歌は大した事ないのね」By 瑠璃
すみません、少将様は、お歌は苦手って事にして下さい(笑)ごめん、高彬~(逃)‼
ジャパ界の朝ドラ「なでっこ」も、いよいよフィナーレかしら?この二人の新婚編も読みたいなあ(*^^*)
従五位 ですか、そうですか。
「秋の除目で昇進した」と目の付け所は悪くなかったのに…私も詰めが甘かった!とほほ。
言葉の聞き間違いだったとは!
(原作を読み返すべきだった!瑞月さんのお話ばかりを目を皿のようにして読み返してました。笑)
高彬が見初めたのも、邸ではなくて、皆さんがおっしゃるように行幸ですね、きっと。(笑)
それにしても、小萩 グッジョブ!
この時代、姫が嫁いで舅姑と生活するわけじゃないから、「手の打ちようのない姫」(これにも吹き出しちゃいましたよ!)も「非の打ち所がない姫」で通用しますね。誇大広告上等!(笑)
あ、でも、政文なら間違えそうですね。
二人の宮廷ラブをもっと見ていたかった気持ちもありますが、勘違いが分かって良かった良かった。
撫子にアンコール!
最後に瑠璃が、「きちんと挨拶してくる」って、ちょっと宮廷に行って、ちょっと職場でいちゃついたり、もしも高彬の結婚相手が自分だと告白の時に知ったら・・・。
なストーリーとか、妄想が膨らんでいます。
とりあえず、続きが気になって、ごはんが2杯しか食べられません。
助けてください。