めいすいの写真日記

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カティア・ブニアティシヴィリ・・・シューマン作曲 ピアノ協奏曲

2016-05-16 | コンサート

5月15日(日) NHK−Eテレで放映されたクラシック音楽会「N響 第1831回」でカティア・ブニアティシヴィリが登場し、「シューマンの
ピアノ協奏曲」をパーボ・ヤルヴィ指揮で演奏しました。
シューマンのピアノ協奏曲は私の最も好きな協奏曲の一つでもあります。LPでのリヒテル、ルプー。CDでのツィマーマン、アルゲリッチと親しんできました。

2年前の8月18日にNHK BSプレミアムでカティア・ブニアティシヴィリの「森の中のコンサート」が放映され、素晴らしい容姿と演奏テクニックで私たちを魅了してくれました。
パーボ・ヤルヴィと音楽的に親密な関係にあるという話があり、いつかパーボ・ヤルヴィが共演者として連れてくるのではないかと思って
いましたが予想以上に早く実現しました。世界の人気ピアニストをいち早く連れてくるとは流石N響首席指揮者です。

「森の中のコンサート」・・・めいすいの写真日記(2014 年8月18日)


番組の中でパーヴォ・ヤルビィとカティア・ブニアティシヴィリの対話ありましたが、シューマンのピアノ協奏曲について、とても興味深い
話がありましたので、ここに載せてみることにします。

●パーヴォ×カティァ シューマンピアノ協奏曲についての対話
P:この協奏曲での共演には、良い思い出があるね。フランクフルト放響とのツァーの様子が動画サイトに上げられているけれど、クラシック音楽では一番といえるほどの人気で100万回以上再生されているよね。
K:あなたのおかげね。
P:違うよ君のおかげ。でも、それからは弾いていない?
K:そうなのよ。だからちょっと怖かったわ。長いブランクがあったし。普段のレパートリーにある曲じゃないから。でも、あなたとの共演はいつも楽しい。この曲のフレーズを生き生きと繊細に演奏するのは、とても難しいと思う。テンポや表情が変わる時には間髪を入れずに変えなくてはいけない。シューマンの性格もそうだったから、貴方はそれを巧妙にやってくれる
P:僕はシューマンが大好きなんだ。交響曲も声楽曲もね。この曲はとても室内楽的で指揮者なんていらないと思えるよ。オーケストラがピアノの音を聞いてついていきクラリネットソロのときには君がそれを聴いて・・・そんな絶妙なやりとりがうまくいかないとこの曲はうまくいかない。チャイコフスキーやブラームスでさえどこか交響曲的だけど、シューマンは・・・演奏家がお互いに聞いて一体になり、柔軟に反応しないといけない。
K:ちょっとショパンみたいね。


(この曲の特別な思い出は)
K:最初に聴いたのは子どもの頃でした。母がカセットテープを買っていたんですが、ジョージアで手に入るのはオリジナルじゃなくてコピー品。
合法じゃなかったわね。でもお店で売られていて、母は出来るだけたくさんの音楽を手に入れようと買ってきて、その中にシューマンがあったのを覚えています。姉と寝る前にテープを聴いていました。お気に入りはモーツァルトのレクイエム。毎晩それを聴く7,8才の女の子なんて魔女みたいよね。父は「明日私が死んだら」お葬式でかけても良いけど、今日はやめて」と。かなり参ってたみたいです。シューマンもその中にあったので聴くといつも当時を思い出します。シューマンの音楽はとても純粋なので子どもの時代の思い出にあっているかも。悲劇的なところも多いけれど悲劇の中にも純粋な側面がある。


P:僕はシューマンの音楽はとても詩的だと思う。
例えばマンフレッド序曲やゲノヴェーヴァ」などの大曲は実話に基づいていたり、文学作品を描いているでしょう。この協奏曲でも、文章や歌詞はなくても物語が感じられる。オーケストラにいつもこう言うんだ。ただ2つの音を出すのでなく、「クララ」と聞こえるようにと。クララとシューマンを思い起こすことで優しさが表れる。2人の物語が真実じゃないとしても、いい話だしイメージがわいてくる
K:私は真実だと思う。 情報より直感に頼る方が作曲家をよく理解できると思うわ。この協奏曲ではシューマンの恋心が感じられる。これは恋の音楽よ。カデンツァで統合失調症的なところが出てきている以外はね。これは私の主観的なイメージなんだけど、恋をしている彼の目にはすべてが素晴らしく見えているの。ただシューマンはふつうの恋する男性になりたいのになれない。常軌を逸した天才だったから。精神的な問題を抱えていたと言われるけど何が本当かは分からない。とにかく恋をしていてすべてが美しく見えているのにカデンツァだけは精神的に不安定なところが顔を出している。この恋は長く続かない運命だという強迫観念があるんだわ。

「シューマンのピアノ協奏曲は恋の音楽」というのは女性ピアニストらしい感覚。パーヴォの「オーケストラにいつもこう言うんだ。ただ2つの音を出すのでなく、
「クララ」と聞こえるようにと」いうのもおもしろい。

お気に入りはモーツァルトのレクイエム。毎晩それを聴く7,8才の女の子なんて魔女みたいよね。「レクイエムの怒りの日」を聴いている姿を想像すると小さい時から人と違う感性を持っていたのかもと思います。

パーヴォヤルビィ指揮 N響と「シューマン作曲 ピアノ協奏曲」で共演するするカティア・ブニアティシヴィリ

観客の拍手に応えるカティア・ブニアティシヴィリ。

演奏は第一楽章の出だしの部分から迫力ある音で始まりました。カティア・ブニアティシヴィリの音は女性らしい流麗な音と女性とは思えない
力強い音、加えて超絶技巧的な演奏力もあります。それを支えるパーヴォヤルビィとN響の演奏も素晴らしいものでした。

それにしても素晴らしい美貌とスタイルです。パリ在住ということで服装のセンスも抜群です。「全世界の女性の敵」かも知れませんね。

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佐渡からの贈り物

2016-05-12 | 家での食べ物

佐渡から送られてきた魚。「真鯛の味噌漬け」。丸中商店(佐渡市東1345、TEL0259−634770)とありました。

ガスレンジから取り出す時に少々崩れてしまいましたが、流石に魚の王様の鯛で良い味がしました。

こちらは「サヨリの薄塩」、ともに普段は食べられない味でした。

 

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佐渡を訪れる(8)・・・ときの森公園

2016-04-28 | 旅の写真

ときの森公園

佐渡の朱鷺は、自然保護の対象として日本中に知られているので、一度見てみたいと思っていました。
今回の旅では、幸運なことに水田の拡がる、広大な地域を一匹の朱鷺が飛んでいるのを見つけることができました。白鷺よりやや大きく、薄いピンクがかった色をしていました。
飛んでいる姿は雄大です。佐渡には野生となっている朱鷺が100匹はいるとのことで、長男の借りている古民家の近くにも訪れることがあるようです。

朱鷺を見るには「トキの森公園」。ということで旅の最後に訪れました。

まずは、「トキ資料展示館」から。佐渡の朱鷺が絶滅しそうになり、件名に保護した経緯、中国からつがいの朱鷺を移入して繁殖させていった経緯などが説明されていました。

大きな朱鷺の人形

通路から「繁殖ケージ」を望む

「多目的飼育ケージ」で飼育されている。毛の色が異なる朱鷺

 

「朱鷺ふれあいプラザ」はガラス窓のすぐ近くにドジョウが泳ぐ小さな池が作られていて、そこにドジョウを食べに来る
朱鷺を間近に見ることが出来ます。朱鷺は用心深く、人には近づかないようですが、ここでは間近に見れます。
見ている限りではくちばしが長いので、どじょうをつかまえるのがあまり上手には思えませんでした。
写真はドジョウを啄む朱鷺

岩のりラーメン

帰りの両津港のターミナルビルで、佐渡汽船の売店の立ち食いそば屋に入りました。
食べたのは「岩のりラーメン」(770円)。売店の立ち食いそば屋にしては良い味でした。  

佐渡を訪れる 〈 完 〉 

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佐渡を訪れる(7)・・・佐渡歴史伝説館・打祭そば

2016-04-27 | 旅の写真

佐渡歴史伝説館

佐渡の歴史を動く人形などで分かりやすく伝えてくれる「佐渡歴史伝統館」

「承久の乱」(鎌倉時代)で佐渡に流された順徳天皇。その第一皇女の恵子女王がまず向かえてくれます。

他に流刑になったのは、鎌倉時代の日蓮聖人。室町時代の世阿弥。写真は世阿弥。

酔っ払いのおじいちゃんと居眠りのおばあちゃんが佐渡の伝説をユーモラスに語ります。

人形劇は森鴎外の小説「山椒大夫」。安寿と厨子王のものがたり。

木下順二の「夕鶴」。鶴の機織りとなり、恩返しするものがたり。

猫が可憐な乙女に変身し、飼い主のそば屋を大繁盛にするものがたり。「おけさ」とは猫のこと。

これらの人形劇は、あまりに短くて、まさにさわりだけといった感じでした。

 

打祭そば

  開店して間もない「打祭(だっさい)そば」(佐渡市矢馳645 TEL 0259-51-0310

ランチの「天ぷらそばセット」を食べました。まずまずの味でした。

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佐渡を訪れる(6)・・・家庭料理

2016-04-25 | 旅の写真

 最後の夕食は、佐渡らしい食事ということで長男の嫁さんが心を込めて準備してくれました。

 借りている古民家の庭、、自然の食材もここでも見つかるようです。今後は耕して畑にしていこうということでした。

献立は、家の庭や近くで採れた「つくし」と「こごみ」の天ぷら。
つくしは、子どもの頃、私の家の近くの新河岸川の堤防でも、たくさん採れたのですが、今はほとんど採れません。
よく、卵とじにしてもらいました。つくしもこごみも天ぷらは初めてでしたが、とても美味しく食べられました。

 お刺身は近くの魚屋さんから買ったブリ。これまで佐渡で何回か食べましたが、こんなに量はありませんでした。ブリは今が旬なのかも知れません。

佐渡特産の海草加工食品の「いごねり」。

 佐渡で採れたバイ貝。日本海側で採れる貝のようです。本当は佐渡では安く手に入るサザエの予定だったそうですが、
この日は午前中に売り切れたとのこと。

 

里芋と竹の子などの煮付け。

御飯は「お隣さん」に分けてもらっているという「佐渡のコシヒカリ」、缶ビールとお酒もあったのですが撮るのを忘れました。

そして、デザート。

 

 

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