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アンネ・フランクの記憶/小川洋子 [Book]

2006-07-30 | (review:all)
 小川洋子:著 『アンネ・フランクの記憶
 
アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)

角川書店

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 小川さんの作家としての“原点”が、
 中学時代に読んだ 『アンネの日記』に
 あるのだというエピソードは、
 ファンの人なら、どこかで1度は目にしたことが
 あるのではないでしょうか。

 私は、『アンネの日記』 を読んだことはありません。
 もちろんアンネ・フランクの名前と、
 ユダヤ人であったというそれだけの理由により
 ナチス・ドイツから迫害を受け、やがて死に至ったという
 きわめて大まかな生涯については知っていました。
 逆に言えば、その程度にしか、知らない。
 
 だけど、小川さんのインタビュー記事なんかを読んで、
 アンネ・フランクに対して、次第に以前よりも
 関心をもつようになっていました。
 
 本作では、アンネにゆかりのある地を実際に小川さんが訪れ、
 当時のフランク家の逃亡生活を援助していた方や、
 逃亡前のアンネの友人の方などに会ってインタビューしています。
 といっても、単なる「レポート」や「報告書」のような
 無機質なものではけっしてないし、
 かといって、「紀行文」のような楽しいムードのものでも、
 もちろんありません。
 そのときの様子や、小川さんが感じたことなどが、
 ありのままに、こと細かな描写で、
 淡々と客観的に、かつ一方で情感的・主観的に、
 綴られていきます。

 もととなる 『アンネの日記』はまだ読んでいないのだけど、
 この本を読んで、ますます読まなきゃ、って思っています。
 ただ「読みたい」ではなく、「読まなきゃ」と・・・。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小川洋子に反応! (ママみかん)
2006-07-30 10:14:50
こんにちは、またお邪魔しました。

小川洋子さんはわたしの最も好きな作家です。滅びの美学とでもいうのか、独特の世界に強く惹かれます。「アンネの日記」はずっと昔に呼んだことがありますが、多感な少女だったことのみ印象に残っています。今読むと何を感じるのでしょう。この本を好きな本に挙げる人、多いですね。
こんにちは♪ (miyukichi)
2006-07-30 13:22:26
 ご訪問ありがとうございます。

 何度でも、どうぞいらっしゃいませ



 小川さん、お好きでしたか。

 いいですよねー。

 あの緻密な描写の小説たちが、

 取材などほとんどせず、まったく想像の産物だというのには

 ほんとうに驚きです。



 『アンネの日記』、読まれてるんですね。

 私も、もしたとえば中学生のときなんかに読んでいたとしても、

 今読むとまったく違った読み方になりそうな

 気がします。

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