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やわらかい生活 [Movie]

2007-08-22 | (review:all)
 映画 「やわらかい生活
    (廣木隆一:監督/
     絲山秋子:原作「イッツ・オンリー・トーク」)
 
やわらかい生活 スペシャル・エディション

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 昨日深夜に放映されていたのを観ました。
 (その前仮眠してから^^)

 両親を阪神大震災で亡くし、
 親友を9.11テロで亡くし、
 大好きだった彼も失い、
 (これらの“詳細”については徐々に明かされます)
 数年前から躁鬱病を患っているユウコ(寺島しのぶ)。
 彼女のもとに、いとこのショウちゃん(豊川悦司)が
 転がりこんできて――。

 失礼ながらこれまで、
 寺島さんの演技を特別うまいともいいとも
 思ったことがありませんでした(スミマセン・・・)。
 でも、すっごいよかったです、寺島さん。見直しました。
 肩に力が入ってない自然さで、
 ユウコという心の病をもつ女性になりきっていて、
 サバサバしてるかと思えば、とても弱々しかったり、
 ときにはとんがって乱暴だったり、
 そんな表情の1つ1つが魅力的で、愛しくさえ思いました。

 「精神病というと大げさに聞こえるけど、
  言ってみれば心の捻挫」

 「死ぬのは怖くない。
  死にたくなるのが怖い」←これはなんかわかる。

 「生き続けることが、私の目標といえば目標」
 
 などなど、さらっと言いながらもとても重い言葉たち。
 ユウコの心の不安定さが、見ていてとてもせつなく、
 お願い、誰か彼女を抱きしめてあげて、包んであげて、
 と、画面を観ながらずっと思ってました。

 トヨエツがまたいい!
 優しい眼差しの幼なじみを好演していて、
 ユウコの心がほぐれていくのもナットクでした。
 もともとトヨエツはすごい好きなんですけど、
 この役がまたとてもよかったです。
 
 で、映画自体もすごくよくって、
 深夜だというのに眠くなることもなく、
 画面に釘づけで、ジーンとしてました。
 ラスト前までは・・・。

 結末にどっひゃーーーー!!!!でした。
 あれはないよー、監督さん。
 なんであそこまでユウコを追い込むかねぇ??
 意味がまったく理解できませんよ。
 その前の、出発しようってとこで終わり、
 で、いいじゃん??
 あまりに救いがなさすぎて、鑑賞後呆然としてました。

 もしかしたら、原作がそういう
 終わり方なのかもしれませんが、
 (未読なもので、未確認)
 でもねぇ、そういう不条理、紙面と映像では
 ダメージにかなり差があるわけですよ。
 そこらへん、もうちょっと考えてほしかったです。
 ほんと、いまだに納得できないですもん^^;;

 そんなわけで、最後はちょっと怒りのレビュー。
 でも、それ以外はすごくいい映画です。
 ラスト以外は、とても好きでした。

 【追記:9/6】
  このあと、原作を読みました。(→レビューはコチラ
  やっぱり映画の結末には「うーーーむーーーー」です^^;; 


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12 コメント

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トヨエツさん。 (BC)
2007-08-23 00:25:20
miyukichiさん、はじめまして☆
トラックバックありがとうございます。(*^-^*

私もあの希望を見失ってしまうような結末はダメでした。。。

トヨエツさんはユウコ〔寺島しのぶ〕を温かく見守り支える
包容力のある演技が良かったですね。(*^-^*
ラスト (kimion20002000)
2007-08-23 02:22:38
TBありがとう。
だけど、あのラストはどこかで、次への勇気のようなものを与えていると思うんですね。風呂場で聞く、幻聴。哀しいけど、とても温かい呼びかけを、聞いているわけですから・・・。
緑の象~ (cyaz)
2007-08-23 08:37:37
miyukichiさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
そして、残暑お見舞い申し上げます!
寺島しのぶさんは難しい役柄でしたが見事に演じていたと思います。トヨエツって器用なのか不器用なのかよくわかりませんが、どんな役柄にも染まる(染めるかも?)俳優さんだと思います。大阪弁の方が好きですけどね(笑)
劇中の“緑の象”も近所なので探しに行ったときのものもTBしておきました。見てみて下さいね~♪
こんにちは♪ (ミチ)
2007-08-23 11:13:25
トヨエツと寺島さんの共演といえば「愛の流刑地」もありますけれど、この作品の二人の方が何倍も良かったです!
せっかくいい感じに再生してきたユウコだったのに、あの後どうなるか本当に心配です。
私は楽観的に解釈しましたが、そんなに甘くはいかないかしら・・・。
うわぁ・・・ (あい)
2007-08-23 12:48:50
見たいような、どうしようか悩むような感想でねぇ。。。

そうなのね。そうなのね。
ラスト以外はいいのね。
でも、ラストって大切ですよね・・・
うぅ~
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-23 21:37:37
>BCさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます。

 BCさんも、あの結末ダメでした?
 ですよねぇ。。。
 でも、意外に皆さん受け入れておられるんですよね。。

 トヨエツ、よかったですよねー。
 あの優しく笑いかける顔が、すっごい好きです^^
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-23 21:47:07
>kimion20002000さん

 こちらこそ、どうもありがとうございます。

 次への勇気ですか・・・。
 なるほど、kimion20002000さんは
 そう感じられたんですね。
 ユウコが勇気を感じていたなら、
 ほんとにホッとします。
 そうだといいなぁ。

 銭湯での幻聴は、
 私には悲しくやりきれなかったです。。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-23 21:54:08
>cyazさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます。
 残暑というか猛暑お見舞い申し上げます(笑)

 寺島さん、よかったですねー。
 見直しましたよ、ほんと。
 トヨエツは、たしかに器用なのか不器用なのか
 つかめない感じはしますね(笑)
 大阪弁のとき、私も好きですー。
 キンチョーのCMとか^^

 「緑の象」の記事もTBありがとうございます。
 後ほど伺いますね♪
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-23 22:01:59
>ミチさん

 「愛ルケ」、ありましたねー。
 結局観に行ってないんですが、
 そのうちDVDで観ようと思ってます。
 完全にトヨエツ目当てだけの理由で(笑)

 この映画での2人、よかったですよねー。
 絶妙なマッチングでした。

 ユウコのその後、どうなったのでしょうね。
 ミチさんが楽観的とおっしゃる解釈どおり
 ユウコが未来に希望を見出していれば
 いいなぁと思います。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-23 22:06:22
>あいさん

 それならぜひぜひ、観ていただきたいです。
 結末以外は、とてもよかったですから。
 寺島さんもトヨエツもよかったし、
 周辺の男たちも皆愛すべきキャラで。
 妻夫木クンとかも出てますよ。
 
 で、問題のラストですが、
 私は救いがないって感じましたが、
 皆さんの記事をいろいろ読んだところ、
 必ずしもそれほど悲観的に捉えているわけでは
 ないようでした。
 なので、あいさんがもしご覧になったら
 どう感じられるか、お聞きしてみたいです。
こんにちは! (mezzotint)
2007-08-25 16:32:44
miyukichiさん
コメント有難うございます
寺島しのぶ&トヨエツのコンビは最高
ですよね。そういえば「愛の流刑地」もこのお二人
でしたね。でも「やわらかい生活」の方が
断然いいです
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-25 19:58:17
>mezzotintさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます。

 寺島さんとトヨエツのコンビ、
 すごくよかったですねー。
 「愛ルケ」は未見なんですが、
 同コンビで連続、みたいに言われてましたよね。
 「愛ルケ」もそのうち観ようとは
 思ってますが・・・。
 (トヨエツ目当てで^^)

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