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海/小川洋子 [Book]

2007-05-07 | (review:all)
 小川洋子:著 『
 


新潮社

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 短編7篇。
 冒頭の「海」とラストの「ガイド」がよかったです。
 「バタフライ和文タイプ事務所」も、
 静かにちょっと淫靡な香り(笑)が好きでした。

 「ガイド」
 ガイドをしているママに同行することになった僕は、
 元詩人の“題名屋”のおじさんと出会う。
 このおじさんのゆったりした大らかさと、
 誠実に接する僕の交流が、なんだかとてもいいです。
 「詩など必要としない人は大勢いるが、
  思い出を持たない人間はいない」
 おじさんのその言葉が、すごく沁みます。
 じゅわんと沁みて、ちょっとうるっときました。
 
 しかしこれ、もうちょっとタイトル
 どうにかならなかったんでしょうか^^;;
 「海」はシンプルながら内容にもそぐっててよいんですが、
 「ガイド」はなぁ・・・。
 これも題名屋のおじさんにお願いすべきだったんでは?
 なんて思ってしまいましたよ^^;;


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25 コメント

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初めまして (モンガ)
2007-05-07 01:43:33
こんばんは、miyukichiさん。
小川さんは、好きな作家さんです。
<>静かにちょっと淫靡な香り(笑)が好きでした。<>
この手の話も、わりと多い感じもします。
不思議感がなんとも良いです。
 (ふらっと)
2007-05-07 06:53:57
小川作品は、物語そのものの愉しみはモチロン
行間に漂う――というよりも静かに沈殿している別の場所へ誘ってもらえるのも魅力的です。
以前に比べて (BEE)
2007-05-07 13:32:50
こんにちは。TBをありがとうございました。
小川さんの作品は、「博士~」以降
ちょっと健全な傾向に走っていた
ようなので、この「海」を読んだときは
その隠微さに(笑)
おぉ!小川さんの真骨頂かも・・・なんて
思ったものでした。
次はどんな作品を届けてもらえるのか
楽しみな作家さんですよね。
こんにちは^^ (latifa)
2007-05-07 14:39:03
miyukichiさん、こんにちは。
TBとコメントありがとうございました☆
この作品、短編が色々入っているんですよね。
小川さんの小説が好きで、幾つか読んだ中では、普通に面白かったかな~って程度だったかな・・・。
ミーナの行進とか、薬指の標本が私はお気に入りです☆
Unknown (藍色)
2007-05-07 16:42:46
miyukichiさん、こんにちは。
ちょっと現実離れしたような、
素敵な小川ワールドでした。
題名屋のおじさんだったらどんなタイトルを
つけられてたでしょうね。
次の作品がとっても楽しみです。
Unknown (エビノート)
2007-05-07 18:43:16
いろんな味わいのある短篇が詰まってましたね~。
ほんの数ページの作品にも小川さんの世界が広がっている感じがして、それぞれ堪能しました♪
Unknown (mint)
2007-05-07 19:10:16
こんばんは。
TB、ありがとうございました。

小川さんのいろいろな世界が楽しめる内容でしたね~。
「海」「ガイド」は私も好きな作品です。
「バタフライ~」の隠微さは小川さんならでは、という感じでした。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-05-07 22:43:32
>モンガさん

 小川さん、いいですよね。
 クールな文体なのに、不思議とまったりあたたかい。
 根底にやさしさが感じられて、すごく好きです。
 そうそう、淫靡な雰囲気の作品もありますね(笑)
 ひさびさに読んで、なんだか懐かしい感じでした。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-05-07 22:46:04
>ふらっとさん

 静かに沈殿、ですか。
 なるほど、そうですねー。
 日常を描いているようで、 
 実はとっても非日常だったり。
 どの作品もとても好きです。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-05-07 23:00:21
>BEEさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます◎

 なるほど、「博士~」はまたちょっと違いましたもんね。
 あの淫靡なニオイ、懐かしかったですよね。
 マジメでいて淫靡ってところが、なんともまた(笑)

 どの作品も、やさしさが感じられるところが
 すごく好きです。
 これからの作品も、ほんと楽しみですよね^^

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