瀬尾まいこ:著 『幸福な食卓』
瀬尾さんを読むのは初めてです。
いいよ、っていう評判をよく目にしていたので、
読みたいな、って思ってた作家さんの1人でした。
物語は、なんだか不思議な感じで展開していきます。
冒頭いきなり、
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」
そんな唐突で突飛な出だしから始まり、
ちょっと変わった家族関係がだんだんと見えてくる。
中学生〜高校生の私(佐和子)、年の離れた兄の直ちゃん、
仕事も父親業も辞めてしまった父さん、
家を出て別居している母さん。
家族それぞれがお互いを思い合ってるのに、
みんななんだか不器用で、“普通”じゃない。
父さんはかつて自殺未遂をしたことがあって、
そのことが母さんはじめ、家族みんなに傷を残していて、
どこかぎこちない。
そのこともやがて、佐和子は消化していくのだけど。
佐和子は、同級生の大浦くんと知り合い、
同じ高校に進学してますます仲良くなり、
お互いに無二の人となってゆく。
その様子はさわやかで、ほほえましくて、
とても素敵です。
それだけに、終盤のあのできごとには、
思わず息が止まり、「ウソでしょ」って固まりました。
そして、そこからの展開や心情に、
涙が止まらなくなり、号泣でした。
そっか、瀬尾さんはきっと、これが書きたくて
ここまで物語を紡いできたにちがいない――。
短編のつながりだから、
それぞれがもちろん完結してはいるのだけど、
最終話で強くそう思ってしまうくらい、
終盤の“波”は大きく、激しく揺さぶられました。
「幸福な食卓」は、「家族」の象徴でもあり、
その形態がどう変化しようと、やはり大切なもの。
でもそのことを気づかせてくれたのは、
家族以外の、たとえば直ちゃんの彼女のヨシコだったり、
大浦くんのお母さんや弟さんだったり、
そして誰より、大浦くんであったり。
そして、そういった大切な人たちがいるからこそ、
家族の絆や、みんなの優しさなんかを
あらためてかみしめることができた。
そんなあたたかい空気の渦をいっぱい感じて、
胸がアツく、ジンジンしました。
とてもよかったです。
また1人、好きな作家さんが増えました。
そうそう、これ、映画化されるそうです(来月公開)。
キャストもよさそうなので、ぜひ観に行きたいな

![]() | 幸福な食卓講談社このアイテムの詳細を見る |
瀬尾さんを読むのは初めてです。
いいよ、っていう評判をよく目にしていたので、
読みたいな、って思ってた作家さんの1人でした。
物語は、なんだか不思議な感じで展開していきます。
冒頭いきなり、
「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」
そんな唐突で突飛な出だしから始まり、
ちょっと変わった家族関係がだんだんと見えてくる。
中学生〜高校生の私(佐和子)、年の離れた兄の直ちゃん、
仕事も父親業も辞めてしまった父さん、
家を出て別居している母さん。
家族それぞれがお互いを思い合ってるのに、
みんななんだか不器用で、“普通”じゃない。
父さんはかつて自殺未遂をしたことがあって、
そのことが母さんはじめ、家族みんなに傷を残していて、
どこかぎこちない。
そのこともやがて、佐和子は消化していくのだけど。
佐和子は、同級生の大浦くんと知り合い、
同じ高校に進学してますます仲良くなり、
お互いに無二の人となってゆく。
その様子はさわやかで、ほほえましくて、
とても素敵です。

それだけに、終盤のあのできごとには、
思わず息が止まり、「ウソでしょ」って固まりました。
そして、そこからの展開や心情に、
涙が止まらなくなり、号泣でした。

そっか、瀬尾さんはきっと、これが書きたくて
ここまで物語を紡いできたにちがいない――。
短編のつながりだから、
それぞれがもちろん完結してはいるのだけど、
最終話で強くそう思ってしまうくらい、
終盤の“波”は大きく、激しく揺さぶられました。
「幸福な食卓」は、「家族」の象徴でもあり、
その形態がどう変化しようと、やはり大切なもの。
でもそのことを気づかせてくれたのは、
家族以外の、たとえば直ちゃんの彼女のヨシコだったり、
大浦くんのお母さんや弟さんだったり、
そして誰より、大浦くんであったり。
そして、そういった大切な人たちがいるからこそ、
家族の絆や、みんなの優しさなんかを
あらためてかみしめることができた。
そんなあたたかい空気の渦をいっぱい感じて、
胸がアツく、ジンジンしました。
とてもよかったです。

また1人、好きな作家さんが増えました。

そうそう、これ、映画化されるそうです(来月公開)。
キャストもよさそうなので、ぜひ観に行きたいな














こちらからもTBさせて頂きますので、よろしくお願いします。
>思わず息が止まり、「ウソでしょ」って固まりました。
本当、衝撃的で鳥肌が立ちました・・・。まさかこんなところで?!って。
でもそのお陰で感じる事の出来た家族と周りの皆の温かさが素敵でしたね。
よかったですよねぇ、瀬尾さん!私も好きな作家の一人になりました。
早速他の作品も借りてしまいました♪
こちらこそ、どうもありがとうございます。
あの展開、衝撃でしたよね。
いろんな方のレビュー記事読んでみましたが、
「あの展開は解せない」
「あそこまでする必要があったのか?」
っていう声が、かなり多かったです。
私も読んだときはショックだったので、
どちらがいいかはわからないんですけど、
でも、佐和子があそこまで塞ぎ、
家族に対してもイヤな態度をとってしまう、
そんな状態に置くためのできごとだったのかなぁ、
とも思います。。。
私も、ほかの作品借りましたよ
というか、予約本がたまたま同時期に
回ってきた、ってのもありますけど(笑)
TB&コメントありがとうございました。
ほのぼのと読んで来たので終盤の展開には驚きました。
そのあとがまた良かったんですけどね。
映画はどのようにこの話の雰囲気を伝えるのか興味があります。
瀬尾さんの本ってどれも温かくて好きですよ!
こちらこそ、どうもありがとうございます。
タイトルの意味、なかなか深いですよね。
いろいろかみしめる部分が多いように思います。
瀬尾さんの本、タイトルもそうだけど
装丁がどれもいいですよね。
瀬尾さんの優しい雰囲気が、
よく出ているなって思います。
こちらこそ、どうもありがとうございます。
ほんとに、あの終盤の展開にはびっくりでした。
読んでて「なんで?」ってなっちゃいましたから。
でも、その後がまたよかったですね。
小林ヨシコがあんなふうに出てくるとは
思ってなかったので、こちらはうれしいオドロキでした。
ミチさんも、瀬尾さんお好きなんですね。
これからほかの本たちを読んでいくのが
すごく楽しみです
終盤の展開には私も驚かされました。あんなに幸せそうだったのに・・ショックでショックで・・。でも読んでいて心の暖まる話でした。
私もこの本が初めての瀬尾まいこさん本だったのですが・・・素敵な本だったので他作品も是非読んでみたくなりまいた。
こんばんは。
こちらこそ、ありがとうございます。
終盤の展開、やっぱりショックですよね。
よくあるシチュエーションといえばそうだけど、
まさかこの話で、ああいう形で起こるとは
まったく予期してなかっただけに。。。
でも、全体としてはよいお話でしたね。
瀬尾さん、私もハマってしまって、
今読んでるのが3冊目です(笑)
TBさせていただきました。
>思わず息が止まり、「ウソでしょ」って固まりました。
本当に、あの場面は衝撃的でした。
必要なのかもしれないけれど、でも哀しすぎる・・・。
佐和子や佐和子の家族や大浦君のことが大好きになっちゃったからこそやりきれない。。。
瀬尾さんの作品に出てくる人はみんな大好きになってしまいます。
瀬尾さんの作品は「図書館の神様」、「天国はまだ遠く」に続いてこれで3冊目ですが、お気に入りの作家さんに決定です。
作品のあの雰囲気がたまりません。
わたしもラストのあの出来事にはかなりショックをうけましたね〜。
そうそう、映画も公開されるんですよねぇ。
はたしてどのように描かれるのか、気になるところです!
こちらもTBさせていただきました♪
TBどうもありがとうございます。
こちらからもTBさせていただきますね。
ほんとに、あれは悲しすぎましたね。
大浦くん、私も大好きでした。
瀬尾さんの作品の登場人物、いわれてみれば
みんな愛すべき存在ですよね。
ふぇるまーたさんも、お気に入り作家さんに
決定なんですね
私もおんなじです
ご訪問、どうもありがとうございます。
TBもしていただいたそうで、ありがとうございます。
ちょっと反映されていないようですので、
もしよろしければ、再度お試しいただけるとうれしいです。
(たまに、gooの画一的きわまりないNGワードで
はねられちゃうことがあるようなんですが・・・)
やっぱりあれ、ショックですよね。
映画では、どんなふうに描かれるんでしょう。
キャストはハマってると思うので、
映画自体はとても楽しみです
TBリトライしてみましたが、はやりダメなようです・・・すいません。
映画、佐和子役の女の子はぴったりだと思いました!
楽しみですね(笑)
ということで、今回はTB諦めますが(笑)またお邪魔させてくださいね♪
こんばんは。
リトライしてくださって、どうもありがとうございます。
っていうか、すいません。
うーん・・・なんでなんでしょうか。残念。
どうぞどうぞ、またおこしいただけると
とってもうれしいです。
映画、両親役はもっと年上の方なイメージでしたが、
それでもキャストには不満なしというか、
「えーー、それ、違うでしょー」って配役が
まったくなかったんですよね。
なので、ほんと楽しみです