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不倫と南米/吉本ばなな [Book]

2006-11-21 | (review:all)
 吉本ばなな:著 『不倫と南米
 
不倫と南米

幻冬舎

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 これもまた、吉本さんの「旅シリーズ」の一環らしいです。
 南米を旅した吉本さんが、
 その土地や風土を舞台に描く短編集です。
 原マスミさんのイラストが、
 南米の雰囲気によく合っています。

 タイトルどおり、主人公の女性は皆、
 何らかの形で不倫をしてます。
 それでもそれがドロドロとして映らないのは、
 彼女たちがまっすぐで、打算がまったく見えなかったり、
 彼女たち自身がしっかりと自立している強さが
 感じられるからでしょうか。
 ま、それでもタイトルは、あまりセンスいいとは
 思えないですが。。。

 お話自体は、それぞれ違ってはいても、
 全体の印象はおんなじ感じ。
 いわゆる「ばななワールド」で、
 意外性は感じられないものの、
 そこがまたよいところでもあって、
 浸っていることが心地よく、癒されます。

 南米には行ったことがないので、
 その灼熱感や、情熱にあふれた民族性などを
 体感した経験は、残念ながらないんですが、
 山口昌弘さんの写真が要所要所に差し込まれているため、
 その風景を、文字での描写を裏付ける形で
 味わえるかのようです。

 とはいうものの、作中で主人公が
 「南米文学の熱さが、ここへ来てみて初めてわかった」
 と言っていたように、実際にその地を訪れることで、
 きっとまた違った感覚で読めるんでしょうね。

 小説もさることながら、あとがきがなかなかいいです。
 小説の背景となった場所を振り返りつつ
 簡単な紀行文のようになっているんですが、
 旅の楽しさや喜びが文体からあふれていて、
 小説よりむしろこちらのほうが勢いあるんじゃ?
 なんて思ったくらいでした(笑)

 そのあとがきにも出てきた、
 ブエノスアイレス名物(?)の飲み物
 「サブマリーノ」がおいしそうで、
 すごく気になっちゃいました。
 ホットミルクに、特別なチョコを溶かして飲む
 ホットチョコレートのようなものらしいんですが。
 暑そうなイメージの南米とホットチョコレートとの
 組み合わせって、なんだか意外ですよね。 


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