Lalala Blue Sky

LAの青空の下、楽しい毎日が送れますように!

悲しいとき・・・・

2007-07-31 01:37:17 | 徒然日記
・・・未だに一人で車が運転できないとき。

カリフォルニア州のシステムでは、まず筆記試験を受けて
合格すると仮免が交付。
この仮免があれば、”免許取得者同乗”という条件の下
一般道を運転することができます。
そして、実技試験を受けて正式に免許取得となるわけです。

仮免交付されてから、実技試験を受けることができるチャンスは
3回。
3回目で落ちてしまえば、再度筆記試験からやり直さなければ
いけません。

そして今の私の状況は・・・・先週2回目の試験に落ちました。

お友達を乗せて片道一時間の習い事教室まで行くことはできるのです。
しかし、いざ”試験”で細かい運転技術を見られるとなると
別の話。
一人で運転することは、法的にも認められていません。

未だにスーパーに一人で買い物には行けない。
自分が好きで習っているお稽古事ですら、旦那や、周りの
かたの助けを借りないと行けない。

そんな自分の不甲斐なさを思うと、ひたすらに悲しくなり、
迷惑をかけていることを申し訳なく思ってしまいます。

タイ人のクラスメイトにそんな話をすると簡単に一言。
”日本では誰もクレイジーに運転しないから、アメリカの運転に
 慣れるのが難しいのよ”と。
免許を一回の試験で取ったという彼女は、その後すかさず
”タイじゃ、みんなアメリカよりクレイジー(な運転)よ”と。
・・・・なるほど。

こうなれば、仮に次の試験で落ち、再度筆記からやり直しになろうとも
カリフォルニアの運転免許を持って帰国しようと意気込みも新たです。


アリゾナ紀行:番外編 ~ルート66 其の三・最終回~

2007-07-30 17:51:50 | 旅行
前回の続きより・・・・

≪セリグマン≫

最後に通り抜けた街から、車を走らせること数十マイル。
やっと次の街にたどり着いたと思いきや、その規模たるや
数十メートルの範囲に土産物屋が数件軒を連ねる程度。



しかし、ヒストリカルルート・ルート66としての
誇りが随所に見られる活気ある”街”でした。



”いかつい”アメリカ車、”ごつい”バイク(ハーレーのような)が
いかにも似合う街です。
ここで売られるお土産ものはほとんどが男性向け。
この頃、すっかり”ルート66デザイン”に魅了されていた私は
女の子用Tシャツを探し出すのに苦労しました。
店内をくまなく探してかなり”ピンキー”なTシャツをお買い上げ。


帰りの道すがら、ふと、大学時代にカナダにファームステイをしていた
時のことを思い出しました。

ノルウエーからの移民だというホストファミリーは、カナダでの生活を
始めるにあたり、まずはキャンピングカーを借りてカナダ中を旅したの
だとか。
他のカナダ人のように、小学校、中学校で”カナダ”を学ばなかった
自分達にとって、それがカナダを知るための唯一の方法だったと。

その時、彼女達が私にいった言葉が身をもって分かったような気がします。

アメリカの様々な側面を”感じる”ことで、少ずつ私なりのアメリカ理解が
進展していくような気がするのです。

アリゾナ紀行:番外編 ~ルート66・其の二~

2007-07-29 17:43:28 | 旅行
旅行の道中で訪れたルート66沿道の街特集。

≪フラッグスタッフ≫

昔の面影を保ちつつも、今でも賑わいを見せる街です。
その原因はこの街の立地。
グランドキャニオンへは一時間ほど。
南に数十分行けばリゾート地、セドナが。
そしてアリゾナの州都、フェニックスとフリーウエイで
結ばれているのです。

”アリゾナ=内陸=暑い”というのはこの地では思い違い。
標高2000メートルという高地に位置するため、夏でも夜になれば
肌寒いほどです。



人口5万人という"City"の為、中心部に行けばL.A.でも日常的に
見かける都市機能が揃っています。
しかし、やはり車を停めて散策してみたくなるのは写真のような
ヒストリカル・タウンの街並み。



かつての宿場町は今でも健在なようで、一際目出つレンガ造りのホテルが
印象的でした。

≪ウィリアムズ≫

先のフラッグスタッフに比べれば大分こじんまりとした街です。
この界隈を馬車が通り抜けて行くという一幕も。
観光用とはいえ、やはりレトロな雰囲気に華を添えているように
見受けられました。



3ブロックほどの街、唯一の繁華街(?)にはホテル、土産物屋、レストラン
が立ち並んでいます。
オープンテラスのレストランから聞こえてくる生バンドの演奏が、
なんとも心憎い演出です。




アリゾナ紀行:番外編~ルート66 其の一~

2007-07-28 17:20:37 | 旅行
数週間前まで、全く興味を持たなかった"ルート66”。
それが、どういうわけだか今では興味津々。
"ルート66"ロゴ入りのTシャツを購入し、お気に入りで
着用してしまうほどです。

サンタモニカとシカゴを結ぶ、全長3755キロの”国道66号線”。
1926年に建設以来、大陸横断国道として経済、産業発展に寄与する
ばかりではなく、20世紀中盤のアメリカポップ・カルチャーにも多く
登場してきました。
昨年日本でも公開された映画、”Cars”の舞台となっている街も、設定は
ルート66沿いのどこかの街、となっています。

その後、フリーウエイの発達に伴い廃線となりましたがこの道を愛する
人によって、今では”国指定景観街道=Histric Route 66"として保存
されることになりました。
志を持った人は、このサンタモニカ~シカゴ間4000キロほどの行程を、
フリーウエイではないいわゆる”した道”で走破しようと目論むわけです。
・・・・旦那然り。

このルート66自体が、アメリカン・カルチャーの根底に
今でも息づいているもの。
そしてその沿線に点在する街も、いまでこそ裏寂れている面持ちもありますが
かつては中継地点の宿場町として栄えた街。
故にどこかノスタルジックな、”古きよき時代”を体感できる街並みが
今でも残っているのです。

”其の二”では、道中訪れた沿線の街並みをご紹介・・・・。


アリゾナ紀行:3日目~セドナ~

2007-07-27 16:50:34 | 旅行
旅行最終日。
初日に泣く泣く諦めた愛車のピックアップをやっとの思いで
済ませたのが10時過ぎのこと。

グランドキャニオンも大満喫し、
車も紆余曲折を経て無事に戻ってきたし・・・・
旅の目的はこれで遂げられました。

しかし、まだ家路につくにはかなり早い時間。
そこで、何気なく思い浮かんだ地、”セドナ”へ向かうことに
しました。
事前情報は皆無。

たまたまグランドキャニオンを観光中に、通りすがりの人が
セドナ、とプリントされていたTシャツを着ていたので気にかかっていた
だけです。
赤茶けた巨岩のイラストがモチーフになっていたので、この地に行けば
その手の光景が見られるのだろうと期待しながら・・・・。

緑に囲まれたフリーウエイを降り、二、三、カーブを曲がると景色が
急激に変わりました。
土が赤茶色なのです。
そして、目の前に聳え立つ、巨岩、奇岩の数々。
その間を縫うように走る小さな車達。

地面の赤茶けた具合で言えば、以前訪れたエアーズロックに
類似しているようにも見受けられます。

しかし、決定的に違うのはそんな赤茶けた地でも緑が豊かであることです。

砂漠気候に近いL.A.とは異なり、この地は降水量が豊富。
故に赤茶と緑という一風変わったコントラストが、斬新に
目に映り、思いもかけぬ楽しいドライブとなったのでした。

一通りのビュースポットを楽しんだ後は、いよいよ我が家へと。
2時過ぎにセドナを発って、帰宅は11時・・・・
助手席に座っているだけの私ですら疲労困憊してしまうほどの
ロングドライブです。
しかし、車(を運転する旦那というべきか?)のおかげで行き交う景色の
”何もなさ”を体感できる充実した旅行となりました。





アリゾナ紀行:2日目 ~グランド・キャニオン~

2007-07-26 16:29:32 | 旅行
いつの日にか、訪れることができるだろうかと
漠然と思っていたグランドキャニオン。
遂に今日は念願が叶います。
・・・・という気合の割には寝坊。
まあ、よくある話です。

”赤茶けた大地”のイメージが強いグランドキャニオンですが
途中の道は意外にも緑に囲まれています。



森林帯を走ること数十分。
いつになったら目的地に着くのかと、首を長くして
前方を見つめ続けると、突如視界が開けました。



感動を通り越し、目の前の景色が実際のものなのか疑ってしまうほど。
巨大スクリーンに、CGで想像上の世界を映し出しているといわれたら、
そちらの言葉を、むしろ信じてしまうかもしれません。
それほどに、今までの経験からは推し量れない全く異なるスケール、
種類の自然の威力でした。

この大自然を前に、何を狙うか、旦那どの・・・・・。



どこまでも、果てしなく続く大空と、そして果てしなく広がる大地。
この世の果てに空と大地の交わる場所があるのではないかと思えるほどに
延々と、遠々と・・・・。


グランドキャニオンの崖の多くは、地層がはっきりと現れています。
写真の崖の一番下の層は11億年前に形成されたもの。
真ん中の赤い部分はかつて、この地が海底だった3億年前の頃。
一番上の部分でも2億年前。
人間の歴史、数千年なぞこの月日の流れの前には"一瞬の出来事”
なのでしょう。



今回訪れたのは東西に走るグランドキャニオンの南側、サウスリムのみ。
一番左の"Hermits Rest"から右側、"Yaki Point"まで、角度によって
表情を変えるキャニオンを1日かけて思いのままに満喫しました。
グランド・キャニオンのもう1つのスポット、ノースリムはキャニオンの
上側。
模型で見ると目と鼻の先ですが、渓谷を迂回せねばたどり着かないため
時間にすると5時間ほどのドライブとなります。
・・・今回は断念。


途中雷雨に見舞われ、顔が強張るほどの恐怖のドライブへと。
激しく叩きつける雨に視界はさえぎられ、前方には稲光が。
普段は雷なぞ気にしない私ですが、大平原の真ん中で遭遇する
雷は、命の危険を感じます。

程なくして、雲が薄らぎ晴れ間が。
雲の割れ目から光の差す様は、まさに光臨です。



雨が降り、晴れ渡り。
日は昇り、日は沈み。

数億年来繰り返されてきた営みは、この後変わることなく
数億年後も繰り返されているのでしょう。
そのたった僅かの間存在している人間の小ささ。

しかし、それでも思うのです。
自分の小ささに気がつかず、日々一生懸命生きている人間の
たくましさ。
到底適うはずもない大自然に、挑むかのごとく発展させてきた
文明と、その土台となった向上心、努力。
それらが全て綾と成し、私が今、ここにいて・・・・。
偶然ともいえる必然性を思うとき、改めて全てのことを愛おしく思い、
そして感謝の念を持てるのでした。




アリゾナ紀行:1日目 ~アリゾナ隕石孔~

2007-07-25 16:27:51 | 旅行
今から5万年前、直径30メートルの流れ星が地球に
衝突しました。
その速度、時速7万キロ。
僅か30メートルの隕石は、直径1300メートル、深さ170メートルの
クレーターを作り、そして周囲160キロの動植物を死滅させたのだとか。

胸に響くほどに”何もない”アリゾナの大地に突如と現れたお椀形の
地形。
それがアリゾナ隕石孔・・・・世界でもっとも保存状態が良いとされている
隕石孔です。

現物は写真では収まりきらないので、まずは上空写真を。
(併設されている資料館より)


隕石といえども、その成分はほとんどが鉄。
写真の隕石の破片(現物)の大きさで、乗用車と同じほどの
重量があります。
これが大気圏を突き抜けて、想像を絶する速度で落ちてきたのです。
太古の昔に・・・・。



1300メートルもの平らな大地を抉りとり、そして押し上げる力の
凄まじさを目の当たりにしました。
このように見ると、地球が宇宙に浮かぶ惑星であることを実感し、
その前に佇む自分があまりに小さなものに思えてなりません。



資料館では、アリゾナ隕石孔やその他世界の隕石孔についての
説明が展示されています。
隕石シミュレーションマシーンに熱中する旦那の図。



説明を読めば読むほどに、”アルマゲドン”や”ディープインパクト”
の世界が実際にあり得るような気がしてしまいます。

月面着陸の訓練の際には、地質が月面と酷似しているとのことで
このクレーターが使われたのだとか。





この日の宿は旦那の”行きつけの宿”、モーテル6。
一泊2人で65ドルという良心的な価格が魅力的。



夕飯は家から持参のお米を炊飯器で炊いて、レトルトカレーをガスコンロで
沸かしたお湯で温めて。

晩酌の杯を傾けながら、将来の夢を思いつくままに語り合い・・・・。
こんな時間をまさに”至福の時”というのだろうと、心温かに
思うのでした。


アリゾナ紀行:1日目 ~気分は上々?~

2007-07-24 15:27:06 | 旅行
予定をやや遅れて7時半の出発。
一路東へ、アリゾナへと向かいます。

移り行くのどかな景色、旦那の安定した運転に心は
伸び伸びと・・・・どこへやら????
気がつけば随分と距離を進んでいたようです。
私の首が傾いている間に・・・。

荒野を突き進むこと数時間、それまで平行していた
コロラド川が進路を変え、フリーウエイと交わりました。



ここがカリフォルニアとアリゾナの州境。
川を渡り終わるとアリゾナのシンボルが出迎えてくれます。


大分内陸に進んでいるため、気温もかなり上昇。
途中の街では温度計が40度を示すほどに。
ここまでくると、外に出るのが憚られます。
お手製お弁当も、車内で”いただきます!”。



冷蔵庫の残り物で作ったおかずたち。
あさりご飯、スナップエンドウの味噌マヨ和え、
サラダ菜のスクランブルエッグ、
おからとナス、ズッキーニ、ひき肉炒め。
節約旅行の幕開けに相応しく、食費ゼロ円(残り物使用)
というところがポイントです。



自我自賛のお弁当に気をよくし、いざ向かうのは”フラッグスタッフ”。
まずはこの旅の重要な目的の1つを果たさなければなりません。

旦那が2週間前に親類とグランドキャニオンを訪れたときのこと。
道半ばにして車が故障し、フリーウエイで立ちすくむという事態に。
牽引車にレッカーされてたどり着いたのが、この街、
フラッグスタッフでした。
この街の修理工場に車を預け、更にレンタカーを借りて我が家に帰ってきた
ということの次第。
この旅では、今日修理が終わる予定の車を引き取り、レンタカーを返すと
いうことががまずなさねばならぬことなのです。

修理工場にたどり着くやいなや、愛車はどこかと、駐車されている
車を見渡します。
しかし、それらしきものは・・・・ない。
ふと工場に視線を移すと・・・・見慣れた車体が
・・・・嗚呼。



カウンターに行くとスタッフが”almost done(ほぼ終わっているわよ)"と。
”明日には出来上がるから”。
・・・・・今日引き取れるって言ってたじゃない?

予想以上にかさんでいた修理代に愕然。
更にはレンタカーの返却期限を延ばすために、料金も上乗せ。
車は引き取れない、出費は予想以上・・・・
2人の間を寂しい風が通り過ぎてゆきました。

さあ、こんなところで落ち込んでいる場合ではない!
時計をみればまだ3時前。
気を取り直して旅を楽しみましょう。
空元気も続ければ自ずと本当の元気になるものです。
急遽予定を変更し、向かう先は・・・・・
アリゾナ隕石孔!!

遠き山に日は落ちて

2007-07-23 16:56:31 | ただいま
グランドキャニオンの旅から戻りました。
3日間の走行距離が約2000キロ。
アメリカの大きさをまさに”体感”です。
帰路は7時間ひたすら西へと向かうドライブで、
”軽快トーク”の役に徹していた私もさすがに
疲れ気味・・・・運転手の旦那のほうがむしろ
終わりにつれて不思議なくらいにテンションが
揚がってゆきました。
その体力、恐るべし。

この3日間の旅をダイジェストで語るならば・・・・

1日目:アリゾナ隕石孔で、地球が惑星であることを実感
2日目:グランドキャニオンで、スケールの大きさに圧巻
3日目:ふらりと立ち寄った西部の街、セドナでの思わぬ絶景に感動

他にもアメリカのヒストリカル・ルートともいえる”ルート66”沿いに
今なお残る街をいくつか訪れる等。

古きよき時代のアメリカの雰囲気を味わい、そしてひたすらにアメリカの
”大”を感じることができました。
・・・・”アメリカ”を通り越して、”地球の”、と言い換えても過言では
ないほどです。

帰りには遠くの山に沈む夕日が赤々と。
荒野に沈み行く夕日をみると、悠久の時の流れを思わずには
いられませんでした。
それも、やはりこの三日間で地球規模の絶景を堪能することが
できたからでしょう。

旅に出ます

2007-07-20 17:28:00 | いってきます!
どうしても、行きたかった場所。
それがグランドキャニオンです。

そして、それはどうしても旦那とがよかった・・・。
その気になれば、休暇となる予定の来学期中に現地発着ツアー
を利用して行くことも可能でした。
しかし、”素晴らしい”と噂で聞くグランドキャニオンの景色を
彼と一緒に見て、同じ感動を共有したいと思っていたのです。

そこで、それ程学業が忙しくない今週末を利用し、明日から3日間
グランドキャニオンに出かけてきます。

予算をなるべく抑えるために、今回はほぼ自炊。
炊飯器、ガスコンロ、そして食材を積み込んでの出立です。
一度こだわり出せば徹底的にこだわりたくなるもの。
車内で飲むコーヒー代も節約しようと、タンブラーとインスタント
コーヒーも持ち物リストに加わっています。



・・・・写真の黄色い紙袋に入っているのは全てお菓子。
これが、一番大事なのです。

旅行の準備は万端。
ところが、後の問題は冷蔵庫に残ってしまった食材たち。
3日間の不在で痛むことは必至なので、どうにかこうにかレシピを
考え出し、調理をしてはフリージング。
これで、旅行後の食費もかなり抑えられるはず。

なにはともあれ、無事な旅行になりますように!