「カボチャの花 雄 雌 判別」
初めてキュウリを植えた人は、雄 雌の判別がむつかしいと言います。花ばかり見て花の元を全く見ていないのです。
分かれば簡単ですが、キュウリの受粉の手助けはしなくても実はなります。
「カボチャの場合」は完全に実を付けさせるためには受粉の手助けが必要です。
カボチャの場合は、花の根元のふくらみでこれは雌、花の下のふくらみのないのは雄なのです。
畑に出向くと近年はミツバチの姿が見られません。どうしたのでしょうね。受粉の手助けするミツバチが居なくては、これではカボチャもなかなか受粉しません。
このカボチャの花はメシベです。
そこで、雄蕊(おしべ)を取って雌蕊(めしべ)に花粉をつける手助けするのですが、花の根元のふくらみがあるかないかいちいち姿勢を下して確認するのは大変です。
そこで、花を見ただけで判別するのです。
素人目には区別がつきませんが、慣れてくると簡単です。
我が菜園では、雄蕊は毎朝100個を超すほど咲きますが、雌蕊は毎朝4・5個なのです。一日受粉の手助けを実行すれば4・5個のカボチャが取れるのです。10日も実行すれば40個、50個が収穫できるのです。
この三枚の写真はオシベです。
朝早くの菜園で聞く鳥たちの鳴き声は気分が最高です。その中で、カボチャの受粉は日課となっています。
昨日は朝方行くのをさぼって、夕方菜園に出向いて見ましたが、なんとカボチャの雄蕊・雌蕊とも全ての花はしぼんでしまい、受粉の手助けは全くできませんでした。
受粉の手助けは朝9時前でないと駄目の様です。
秋に何個のカボチャが収穫できるか今から楽しみにしているのです。