歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

秋はずる賢く時の流れを欺く…。

2017-11-27 | 旅行
これで、やっと一段落。
何もかもが過ぎてしまった事にしてしまえる。
そんな思いで、新幹線に乗り込んだ。
両親の百箇日の法要。

100日過ぎなければ迷いは晴れないらしい。
僕はもう大丈夫だからそろそろ天国に行きなよ。
そう教えてやる儀式なんだそうな…
最近の坊主は理屈付けが上手い。
残された者を明日に向かわせるにはストーリーが必要らしい。
そして、生臭くお布施を要求する。
ひたすらにさりげなくだ。
優秀な住職は心理学にも精通している。
心の弱さにつけ込み、安心して故人を忘れさせる。おまけに、気持ちよく金を払わせる。

後悔する気持ちは時間が経っても湧き上がる。
身悶えしても治らない。
どうしょうもない。
打つべき対策は何もない。
ただひたすら時を重ね時計の針を見詰めるしかない。それが供養の意味なのだ。

秋の色は朱。
儚いから美しい。

静かに見詰めることの他、やるべきことなどありはしない。


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