かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

ガイヤエデュケーション

2017-04-19 11:38:58 | わがうちなるつれづれの記

少し前から、朝7時前後で近所周辺を散歩しています。

「鼻歌ができる程度で歩いてください」リハビリの理学療法士の青年

からアドバイス。

「息がきつくなってきたなあ」と歩いていました。向こうから自転車に乗

った女の人がやって来ました。

「あーら、宮地さん!」アズワン留学でしばらく鈴鹿に滞在している人

でした。おふくろさん弁当屋さんに出勤するところでした。

また、歩き始めると、こんどは韓国からの留学生セリさんが和やかに

声をかけてくれました。

気持ちが弾みます。

次の日、息切れがして、俯き加減に歩いていたら、「おじいちゃん」と

聞こえてきました。顔上げて、声のほうを見ると孫娘でした。快活な笑顔が

ぼくに飛び込んできました。わくわくと何か希望が胸に広がりました。

 

 

最近、希望が広がる寄り合いに参加しました。

4月から鈴鹿を舞台に開催される「ガイアエデュケーション・プログラム」

について、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニテイで暮す人たち向けに

説明会があったんです。

主催しているのは、NPO法人の「えこびれっじ日本GEN-JAPAN」

進めているのは、主に、片山弘子さん、北川道雄さん、佐藤文美さん。

アズワンネットワークとして鈴鹿を拠点として、暮している人たちです。

このプログラムは、9月まで月一回のペースで連続開催します。

会場は4回が鈴鹿、あと2回は安曇野のシャロムヒュッテと相模野にある

トランジションタウン藤野だということです。

 

ちょっと、新鮮な気持ちでした。

「ガイヤエデュケション」のことは、リーフレットを読んだり、身近で

片山弘子さんと話したりしていても、真正面から、どんなことをやろう

として、どんな気持ちでいるのか、聞くのは初めてかなと思ったからです。

 

「ガイヤ」と言うけど、それってどういうこと?

「えこびれっじ」とは・

まして「GEN」と聞いても、何のこと?

 

スクリーンに解説を映してくれて、丁寧に話してくれました。

聞いたら、その凡てが分かるというものでもないでしょうが、ぼくなりに

理解が進んだと思いました。間違って捉えていたら、言ってくださいね。

 

「ガイヤ(理論)」は、1960年ごろ、天体研究者のラブロックさんが

提唱しました。

「地球があたかも一つの生命体であるかのように自己調節システムを

具えている」と見える捉え方のようです。

初めは科学的でないと批判もありましたが、1990年代ごろから、多くの

人の賛同が広がりました。

 

「GEN」(Global Ecovillage Network)は、ガイヤ理論に賛同した何人かの有志の人びとが、イギリスのフィンドフォーンを拠点に、世界の各地で規模は小さくとも、そういう方向性で暮したり、活動している事例をネットワークしていこうと立ち上げたと聞きました。

「エコビレッジ」という捉え方もここからはじまったのでしょうか?

この説明会がきっかけで、「GEN」が国連とどのように繋がっているのか、おぼろげながら、知識として、分かりました。

国連は、6大機関で構成されています。

その一つに、「国連経済社理事会」(ECOSOC)という機関があります。

その機関はいろいろな機関とも連携しているます。

その一つが、「国連教育科学文化機関」(UNESCO)ということ

らしいです。

「GEN」は、平和で環境に調和した持続可能な社会の実現をめざして、その人材養成の教育プログラムをECOSOCやUNESCOと連携しながら、2000年ごろから世界各地、5大陸45カ国以上の地域で開催してきたといいます。

国連は、もともと第二次大戦の惨禍を再び人類にもたらさないよう設立されています。どの機関もその実現を託されているのではないでしょうか?

 

 今回、鈴鹿で開催される「ガイア エデュケーション」は世界の各地で

いまでも開催されているうちの一つとして、日本で開催されるということでした。

このプログラムは、ユネスコの認証を受けていると聞いています。

聞いてはいましたが、ユネスコといっても、遠い、雲の上にあったと

いうのが、正直なところです。

片山弘子さんは、GENやユネスコのスタッフの人と、開催の内容について

やり取りを行い、認証をしてもらったといいます。

認証してもらったあと、スタッフの人から、「いっしょに、飛び立ちましょう」

というメッセージが届いたと聞きました。GENやユネスコが、グッと身近になりました。

 

日本で開催されるといっても、日本国というより、日本地域というふうに

見るのが相応しいのではないでしょうか?

会場やプログラムの講師陣は、日本の各地でそれぞれの立場から、持続

可能な社会を研究し、それの実現に踏み出している人たちです。

時間に余裕があれば、講師の方々のビデオレターを見てください。

ぼくは、聴いてみて、ワクワクしました。

この文の最後に、そのHPを添付しました。

 

プログラムの内容はどんなだろう。

以下は、えこびれっじ日本GEN-Japanが出しているリーフレットから

ぼくなりに捉えたものです。

1、社会  「私」と「あなた」を隔てるものは何か

     ・生まれて間もない頃には知らなかった、怒りや対立が

         なぜおきるのか?

     ・一人ひとりが尊重される社会とは?

     ・何でも言えて、何でも聴き合える持続可能な人間関係とは?

2、世界観  私たちはどのような世界に生き、どのような存在か

    ・自然界に調和して生きる、人本来の生き方とは?

    ・分けることができない宇宙自然界、「一つ」の世界を捉え直す

3、経済   ローカリゼーション、ガイア経済への移行

    ・お金とは?交換とは?

    ・有限な地球に生きるため、地域主体の経済、お金に依存しない

         経済とは?

 4、環境  持続可能なライフスタイルと空間・適正技術・総合デザイン

   ・水・食物・栄養・再生可能エネルギーなど地域自然と     循環

    ・パーマカルチャー、炭焼など伝統的な知恵と技術の復元、

         活用

     ・被災後の都市や地域の再生、エコロジカルフィットプリント

         から見えてくる社会の描き

      ・ガイアエデュケーションの6ヶ月のまとめ、コミュニテイの

         総合デザイン

 

こうして書き出してみると、どれも、みんなで虚心に検討・探究してみたい

テーマだと思いました。

とくに、ぼくとしては、生まれて間もない頃には知らなかった、怒りや対立が なぜおきるのか?」が興味深いと思いました。

 人類の抱えている課題は、ここに挙がっているようなことは、ほんの一部なのかもしれません。

とはいえ、このようなテーマでそれぞれの地域で、それぞれの立場で、研究したり、実践や試みを実際にやっている人たちが、地域を越え、立場を越え、意見や思想は違っても、隔ても囲いもなく、話し合える状態をつくっていくのは、これからのコミュニティづくりには欠かせないテーマのように思いました。

 


以前に宮沢賢治が詩稿の余白に書き付けてあったという言葉が

があるのを知って、印象に残っています。

  <ああたれか来てわたくしに云へ、

  「億の巨匠が並んでうまれ、

  しかも互いに相犯さない、

  明るい世界は必ず来る」と>


ガイアエデュケーションの説明会で、そこを進めてきた人たちの

話を聞きながら、これがきっかけとなって、そういう「あかるい

世界は必ず来る」と言うことができると思いました。

朝、アズワン留学生やわが孫娘の快活な笑顔に出会ったとき、

ポッと湧いてきたものが、一時的な感情に過ぎないかどうか。

もっと、人や社会の本当の姿を観察していきたいです。




*ガイアエデュケーションの講師陣のビデオレターです。

http://genjp2015.wixsite.com/education/home

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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