春日部市内牧地区には多くの果樹園がある。もぎ取りや直売などを行なっている果樹園も多いので秋の味覚スポットとなっている。その果樹園のなかの一つ、折原果樹園(春日部市梨組合の折原紳浩・組合長の果樹園)の秋の味覚を撮影させてもらった。
内牧の果樹園を巡るには「産直の里内牧協議会」が発行する「内牧散策マップ」が便利。
イラスト入りで、散策コースや果樹園・直売所などがプロットされており、便利(HPでは「かすかべオラナビ」などで情報発信しています)。
ところで、春日部市内牧地区の果樹といえば「梨」。その梨について春日部市梨組合(18戸の農家で組織)は、昨年から梨のブランド化を進めている。その名も「甘熟梨」。「完熟」ではなく「甘熟」。
「春日部甘熟梨」とのブランドで出荷するためには「梨本来の甘さや風味を出すため、樹で成熟させること」「有機質肥料を施用し、土づくりを行うこと」「エコファーマーの認定を受けていること」などが条件となっている。
梨を主体とした果樹園が多いが、葡萄やキウイフルーツに力を注ぐ果樹園も多くなっている。中でもキウイフルーツは研究も進められており、上の写真の小さなキウイ。実は中を見ると
糖度18度という・ミルクのように、甘みの濃いキウイも栽培されている。
明日は立冬。秋から冬へ。ゆず湯までにはまだしばらく時間があり、ちょっと早いが果樹の季節の交代ということで、上の写真を撮影させてもらった。