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1市2町の合併白紙化意向を春日部市に提案 宮代町

2009年05月21日 16時07分05秒 | 宮代ニュース
宮代町町議会は21日、全員協議会を開き「春日部市、宮代町、杉戸町の1市2町の平成22年3月31日以内の合併は実質的に不可能である。宮代町の総意として、合併研究会の解散を春日部市に伝えたい」との榊原町長の方向を了承した。これを受けて、榊原町長は21日夕、春日部市を訪ね、その意向を伝える。春日部市議会は明日22日、全員協議会を開催する。

今回の、1市2町の合併の提案者である宮代町が「期限内の合併は無理」との判断を行ったことで、合併は完全に白紙に戻ることとなる見通し。

こうした、合併の実質的な破綻を受けて、榊原町長は「公共改革プログラムで示した改革を着実に実行し、将来にわたって持続可能な協働のまちづくりを進めていきたい」と、市民力を高め、市民参加による協働のまちづくりで、知恵を絞り厳しい環境を乗り切っていきたいとの姿勢を示した。


榊原町長の発言要旨は次の通り(メモ書きなので正確では有りません。公式文書等で、確認ください)

今回の杉戸町の判断を尊重することは当然であり、平成22年3月31日を期限とする1市2町による合併は実質的に不可能である。合併研究会は解散とする。

今後は、期限内にこだわらない合併の可能性を考えていくことになるのだと認識している。

本日夕方、その旨を宮代町の総意として、春日部市長と話をさせていただき、ご理解をいただきたいと思っている。

この結果、宮代町はまた合併によらない行政運営を続けていくことになる。

公共改革プログラムで示した改革を着実に実行し、将来にわたって持続可能な協働のまちづくりを進めていきたい。

しかし、人口減少、少子高齢化などによる地域経済の地盤沈下の影響がジワジワと町の財政にも及んできている。

町民の皆様の暮らしを守る使命を持っている町としては、この危機をどう乗り越えていくのか、ピンチをチャンスに変える知恵が問われている。

そのためには何よりも、行政はもとより、町民の皆様も行政運営において「自らも身を切る」そういう思いを込めて参加と協働に乗り出していただけるような、環境づくりに努力していきたい。

市民力を高めて、町民の皆様と共により良いまちづくりのために、強いリーダーシップと責任があると受け止めている。

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