”くびきの”から情報発信! 上越市のサラリーマンブログ「みやっち」のひとりごと

NHK大河ドラマ「天地人」ゆかりの地、
上越市から地元の情報を発信します!

南魚沼グルメマラソン ~マラソンは筋書きの無いドラマだ!~

2010年06月14日 | スポーツ
PM1時から開会式が行われ、

PM2時ハーフマラソンスタート!
1/8マラソン(5.274キロ)が何人エントリーしたか
わからないのだが総数で3400人が参加した。
とにかく人数が多い。
自分はほぼ一番後ろのスタートだったので実際のスタートラインを過ぎるまで
2分かかった(涙)
しばらくは団子状態が続く。
人数が多いので追い越しも苦労する。
さらに自分は「天地人」の旗を持っている。
この旗を振り回すと人に当たってしまうので
かなり慎重に持って走った(実際に人に当たりそうになった)

今回のマラソンコースの特徴はとにかく真っ直ぐなコースが多い。
よって見通しがいいので
「あんな先まで走らないといけない」と見えてしまうのは
少々やる気をなくす。

魚沼の山々の素晴らしい景観と田園風景を見ながら走るコース。
ただし、この日はそれほど山並みがくっきりとは見えなかった。

第1給水所は2.6キロ地点。
予想を超える暑さ(30度以上)はランナーのほとんどが
ドリンク(と言っても水)を手に取る。
しかしあまりのランナーの多さに給水所は込み合い
取れない人も多数。
自分もそうだった(涙)

暑くて苦しいといえどもまだ序盤。
まだ元気はある。
他の仮装ランナーさんとも話したりして走る。
仮装ランナーさん数人と話しをしてみると
だいたいの方がウルトラマンソンのランナー。
自分はそうではない。
果たして仮装の資格が自分にはあるのか!?

第2給水所。距離は5.3キロ。
今回はなんとしても水分補給をしたい。
相変わらず込み合っているがなんとか取れた。

いつもなら5キロを越えると走りが安定してくるのだが
今回はこの暑さのせいか全く良くならない。
序盤から苦しい走りがずっと続く。

すでに体は汗でグッショリ。
さらに「天地人」の旗を持つのも手が汗で滑って持ちにくい。
さらには所々で風が強く、旗を持って走るのには苦労する。

第3給水所。7.5キロ地点。
とにかくこの暑さで多くのランナーが水分補給する。
通常は水の入ったコップが台に置いてあるのだが
置くのがまるで間に合わない。
コップを手渡しで渡され、ランナー自ら水の入った
バケツにコップを突っ込んで水をすくっている。
こんな光景、初めてだ。

さらには道路沿いの自販機で飲み物を買うランナーも。
それだけ喉が渇くということである。
あいにく自分はお金を持って走っていない。
ペットボトルも持ちながら走るランナーも多数いた。

9キロ地点。
ハーフマラソンの関門(制限時間1時間20分)を通過。
折り返し地点になるがルートは魚野川沿いを走るコースとなる。
川沿いなので風が心地よい。
というか風が強くて旗が持ちにくい(汗)

やはりこの暑さで倒れる人も続出。
最終的には自分は3人ほど見かけた。
無理は厳禁。

第4給水所。10.8キロ地点。
ようやく半分の距離か。
ここの給水所にはアミノバリューも。
というか、この場所以外は全て水のみという
しょっとセコイ?大会だった。
さらには「雪下にんじん」が切って置いてあった。
なんでニンジンなのか?
自分は食べなかったのだが雪下だから甘くて美味しいのだろう。

第5給水所。12.5キロ地点。
いつもなら走りが安定し調子が良くなっている距離だが
いっこうに楽にならない。
苦しい走りが続く。
タイム的にもいつもよりスローペース。
2時間切りは既に事実上不可能なタイムとなっていた。

15キロ地点の第5給水所。
水分補給と思いきや
”コップがひとつも置いていない”
どうやら水が無くなったとの事である
水が無い給水所なんて、前代未聞(怒)

水にありつけなかったと思うと、
気分的にもさらに喉がかわいてくる。
喉は既にカラカラだ。
それでも我慢して走るしかない。

17.7キロ、第7給水所。
手前の国際大学では外国人学生の多くの方から
声援を頂いた。有難い応援でした!
が、この給水所にも水が無い。
わずかにあったようだがかなり
並んでいて自分まで水がまわってこなそうだったので諦める。

それにしても喉がカラカラ。
田んぼ脇の用水の水でも飲んでしまおうか?と思ったくらいだ。
熱中症になっては危険と多くのランナーが歩きはじめていた。
自分はなんとか走り続けていたがどんどんペースは落ちる。

まさに後半は我慢の走り。
先週の高田城ロードレースはトイレとの戦いだったが
今回は水との戦いだった。

それにしても今回は「直江兼続」の仮装をしているので
多くのランナーに走っている途中で声をかけられる(旗も持っているし)
中でもちっちゃくて可愛い女性ランナーに声をかけられた時は
やる気がでた(しかし彼女には付いて行けず)

最後の給水所は20キロ地点。
とにかく喉がかわく!
これだけ喉が渇いたのは近年では記憶が無い。
ようやくこの給水所で水を確保。
かけつけ3杯飲み干した。

残り1キロ強。
既に目標タイムの2時間は大きく超えている。
自分自身のワースト記録だが、最後まで頑張って走り続けたい。

水分補給が良かったのか足が突然と軽くなる。
苦しい走りから一転、まるで別人の走り!
残りの1キロで15人は追い抜いただろう。
今回のマラソンで一番楽だったし
とても楽しかった区間だった。
こんなラストスパートは初めてだ。
ゴール地点である「八色の森公園」の入り口付近のコースで
清酒八海山が振る舞われていた。
自分はその誘惑にも負けずに(ただ気づかなかっただけ、惜しいことをした)
最後の力を出し切って走り続けた。

ゴール手前で一気に5人越し!
このラストスパートはハーフを走った走りとは思えない(自画自賛)
「天地人」の旗を大きく掲げゴールした。

今回のマラソン、タイム的には2時間17分とワースト記録だったが
猛暑の中を走り、仮装大賞(直江兼続賞)まで頂き、
記憶に残る大会となりました。
マラソンって本当にいいなぁと改めて思いました。
”マラソンは筋書きの無いドラマ”です。

最後に「兼続がんばれ~」のたくさんの応援、
本当に有難うございました。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (謙信・兼続隊 隊長)
2010-06-15 00:21:47
お疲れ様でした。

とある方が【殺人マラソンだ】とだいぶ怒っていましたねー。

あのー、みやっちもウルトラランナーですよ。50km完走者じゃないですかー。
しかも、今回も負荷をかけながらもちゃんと完走している。
自信を持ってよいですよ。

今週末(19日)はよろしくね♪
隊長へ (みやっち)
2010-06-15 01:00:32
このマラソンのサブタイトルは
”こんなレース今までなかった”
給水所の水が切れて
そのタイトル通りになりました(汗)

そっか。
自分は50キロを走ったランナーでした。
ウルトラなんですね~。

19日はよろしくです。

コメントを投稿