宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

敏感肌が多すぎる!!と思うのです(その3)

2017年06月07日 07時48分43秒 | スキンケア
学会で仙台に行って参りました。
仙台は初めてです。
牛タン、ずんだ餅、松島、仙台市内観光・・・など楽しく下調べをしていましたが・・・・・。
結果的には、新幹線仙台駅を味わっただけで、あとはずっと会議場の中にいました

仙台観光は、全く出来ませんでしたが、今回の学会で学ぶことはとても多かったので、満足です

さて。

今日は、敏感肌の原因のまとめです。

敏感肌とは・・・。
かぶれやすい。
かゆくなりやすい。
赤くなったり、湿疹が出やすい。
いつもかさしていて、うるおいが少ないと感じる。
つっぱたり、ひりひりしやすい。
合わない化粧品が多い。
・・・・・こういった肌質を言います。

虫に刺されやすいとか、日焼けしやすい・・これは、違います。敏感肌とは言いません。

さて。
こうした敏感肌の方が、赤ちゃんやお子様をはじめ、若者や成人にまで幅広く増加しているのです

原因は、いくつかあります。

アスファルトや鉄筋コンクリートに囲まれた都会の生活は、年々湿度が下がっています。
こうした低湿度の環境は、肌から水分を奪います。
さらに、一年中、エアコンなどをつけてしまう建物が増え、湿度はさらにどんどん低下します。

極端にきれい好きになってきた結果、きれいに洗おうとする習慣がエスカレートしています。
ナイロンタオルやボディブラシ、フェースブラシなどの使用で、肌を摩擦する習慣の普及。
清潔を追求して、手のアルコール消毒なども当たり前にもなっていますね。
さまざまな種類の化粧品を使用し、これをしっかり落とそうとするクレンジングもたくさんの種類があります。
古い角質を落とすためのピーリングやゴマージュの習慣。
エステの利用によるトラブルの増加。
洗浄力を強化したシャンプーや食器洗剤の普及。
・・・・・あげだしたらきりがないほどです。
こうした生活習慣が合わさって、どの年齢の肌質も本来の自然治癒のチカラを失っているのです

今回の学会では、さまざまな病気のことや新しい検査方法などをたくさん学びましたが。

ひとつ、興味深い報告がありました。
それは。
顔をいじりすぎて、難治性になった皮膚炎を、ほぼ洗うだけのケアで治療したという報告です

これに関しては、私も共感する点が多かったので、また後日、くわしくお話ししますね
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