宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

日焼けの正しい理解

2017年08月11日 07時27分19秒 | スキンケア
私の夏休みが始まりました

早速、ミシンで簡単な洋服を作りました
手作りが大好きなんです。
このお休みで、あと数点作る予定で、材料も買ってありますよ。

さて。

今日は、日焼けのお話をしましょう

楽しい夏休み。
海に山に、レジャー施設に、プールに、キャンプに・・・と皆さま、さまざまなイベントを楽しみにしていると思います。

私が子供の頃は、夏休みといえば、真っ黒に日焼けしていたものです。
夏が終わって新学期、真っ黒に光っている肌を見ると、どれだけ楽しい休みを過ごしたかわかるような感じでした。
また。
夏日焼けすると、冬風邪をひかない・・・などと、根拠のない都市伝説もありました。

でも。
夏、しっかり屋外で遊んだ子供は、心身ともに健全であったと思います

最近、クリニックでよく聞かれるご質問があります。
それは。
「赤ちゃんにも使える日焼止めクリームはありますか?。」
「少しでも日焼けすると良くないでしょうか?。」
こういったご質問です。

いつから子供は日に焼けてはいけなくなったのでしょうか

私は、運動をしていたので、二十歳までは、夏はかなり日焼けしており、真っ黒でした。
友人は私を、地黒の人と思っていたようです。
でもそれ以降は運動部を辞めて、美術部に専念しましたので日焼けしなくなり、今では色白とさえ言われます(笑)。

お子様の日焼けに神経質になった理由は、数年前から母子手帳に、日光浴のすすめの記載がなくなったことにあると思います。
確かに、温暖化の影響や都市部のアスファルトの照り返しなどで、昔より日焼けはしやすいと思います。
ですから、うっかり焼きすぎると、やけどに近い状態になるのは問題と思います。
そのため。
お子様の日焼けにも、少々神経質になったのかもしれません。

でも・・・。

時々、誤解もあるかと思います。

そもそも、お子様の成長に日光は必要です。
骨の発育には紫外線が欠かせません。
健康な発育には、適度な紫外線を浴びる必要があるのです。
なのに。
ナイーブなお母様は
「少しでも日に当たってしまうといやなので、長袖を着させます。日焼止めクリームは何回も塗りかえた方がよいですか?」
などとご質問されるのです

そもそも、適度な日光を浴びないと骨の発育はありませんので、身長だって正常に伸びないかもしれません。
また。
明るい日差しのもとで走り回ることが、精神発達の上でも欠かせません。

では、どうしたらよいでしょうか。

それは。

強い日差しでなければ、お子様に日焼止めクリームを塗る必要はとくに感じません。
日差しが強い場合は、15分以上当たる場合は、やけどを予防する意味で塗ることがオススメですね。
その場合も、SPF30程度のもので十分です。
汗やこすれで取れますから、時々は塗りかえてください。

ベビーカーで屋根があれば、それで十分です
抱っこで日傘も十分でしょう。

このブログを書いている今日は、拍子抜けするほど涼しいです。
今日、プール行く予定の方は、ちょっと寒いかもしれませんね・・







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