宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

傷のお手入れ

2017年07月25日 07時42分49秒 | 診断と治療
夏が暑いのは、当たり前なので、受け入れます。
暑いからこそ、プールや海などを楽しめるわけですし。

でも。

今年は、連日、同じような厳しい暑さが続いて、身体が休まる暇がないように感じます
たまには、涼しい日が挟まらないと、疲労がボディブロウのように蓄積してくるようです
いわゆる・・・夏バテ。
クーラーの部屋でじっとしているのも、かえってぐったりと疲労がたまるようで・・・。

夏の快適な過ごし方を模索している私です

さて。

暑い夏だからこそ、気をつけなくてはいけない肌の問題があります
それは。
傷のお手入れです。

汗でふやけて柔らかくなった皮膚は、傷がつきやすくなっています。
転んですりむいた傷がじゅくじゅくしたり、脱毛やひげそりの細かい傷が赤くなったり、虫刺されのかきこわしは出血したり、汗をタオルでごしごしとふきすぎた皮膚も細かく傷ついていることもあります。
こうした傷から、さまざまな細菌やカビなどが入りやすくなり、皮膚のトラブルおこしやすくなっています

ふやけて柔らかくなっているので、傷が深くなりやすいのも、注意が必要です。
傷が深くなると、細菌の繁殖が強くなり、より傷が深くなったり治りにくくなってしまいます

とにかく重要なことは。
石けんできれいに洗い、とにかく清潔にしておくこと。
そして、汗で長時間むれたりさせないことです

これで、浅い傷は治りやすいですね

でも。
傷が深かったり、びらん面が広かったりした場合は、自己判断は危険です。
適切な軟膏や、抗生物質の内服が必要な場合があります。
治りが遅かったら、なるべく早めの受診をお勧めします。

傷は早めに治して、暑い夏のイベントを楽しんでくださいね
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