(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

新着施工事例 光と風が通るスケルトン階段の家

2017年05月15日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。


さて、先日オープンハウスを行った住宅の施工事例をHPのgalleryに追加いたしました

光と風が通るスケルトン階段の家


玄関ホールって玄関ドア、壁、LDK入口ドアという感じで四方を建具や壁で囲まれるスペースになりがちなので

直射日光を取り入れるのは意外と難しいスペースです。


昔と今の家の大きさって特段大きな差はありませんが、

法事や宴会などを家で行うことが少なくなったので来客スペースを最重視する必要が少なくなり、

住む人中心のLDK重視になった現在では玄関ホールは適切な大きさになりました。

しかし、シューズクロークを設置したり、玄関収納もコンパクトになった代わりにホールに窓を取れない間取りも多くなりました。

スペースがコンパクトになればなるほど、今度は光と風の通り道を作りにくくもなります。


前置きが長くなりましたが、、、

家の避けたい事項の三要素は「暗い」「せまい」「暑い」だと思っています 笑

近所からの視線を気にしてカーテン閉めっぱなしで何となく薄暗いし、スペース自体は広いはずなのに開放感がない

せっかく大きな窓があってもカーテン閉めてるので光だけでなく風も通りにくい

そんなのイヤですよね、、、


なので、宮本住建の設計する家はLDK、廊下などは雨戸を全て閉めても真っ暗に絶対にならないようにプランします。

主となる窓とは別に天井近く、床近くに窓を追加して光の通り道、風の抜け道を必ず作るからです。




写真左の和室に床に面した突き出し窓、キッチン奥にドアを閉めたままでも風を通すことのできる採風タイプの勝手口があります。

そしてキッチンのレンジフード横には天井面に設置した突き出し窓、写真には写っていませんが南側には大きな掃き出し窓があります。




和室は西に面していて、おまけに道路に面していました。

なので普通に窓を取ると「カーテン閉めっぱなしの部屋」になってしまいますし、西日の暑さは物凄い事になってしまいます。

そこで、道路を通る人から見えないように床近くに窓を取り、外溝工事でフェンスを作って光と風を通しながらプライバシーを確保しました。


東に面したキッチン横の天井付近につけた窓。

ちょうど隣家のあいだに位置するところで、ここからは朝日だけが入ります。

どの方向の窓もそうですが「風は通るけど暑くてたまらない」では結局は使えない窓になりますので

光が差しこんでほしい時間帯とそうでない時間帯を考慮に入れて設置位置を決めました。


北側の勝手口は採光と採風のどちらにも影響があります。

キッチンですから直射日光は食べ物が傷んでしまったりと弊害も多いので、

直射日光があまり入らず、かといって暗くもなく、、、な適度な明るさを確保するには北側の窓は適しています。

南側掃き出し窓と合わせてオープンにすると今の季節は南から北へザザ~ッと風が抜けます。



風の通り道を作るには二方向が必要になります。風が入るだけ出口がなければ体感温度は変わりにくいです。

風向きは季節によって、時間によっても変わります。

5月~7月初旬ごろまでの「エアコンを使うまでもないけど昼間は窓を閉めきるのはちょっとね、、、」な季節には

南北の風の抜け道に加えて東西にも通り道を確保しているので快適にお過ごしいただけると思います。


また、玄関ホールに関しては階段の折り返しのあたりに窓を付けることでプライバシーと採光・採風を、

階段をスケルトンとすることで光と風を玄関の奥まで届くように配慮しました。



二階に上がりきったところにもベランダに出る採風ドアをつけていますので各入口を締め切っても風の抜け道ができます。


各写真は撮影のためにわざと電気をつけていますが、壁や床に当たる光具合などで随所に光が差し込んでいる事がお分かりいただけると思います。


家は住むところ

テレビドラマのセットように一コマだけのためのものではありません。

1年365日、暑い日もあれば寒い日もあり、雨の日もあれば風の強い日もあり、

何よりも大切なことは「何十年間にわたって生活をする場」だということです。

隣地との関係など将来にわたっての環境を想像し、いつまでも快適にお住まいいただく住宅をお客さまと二人三脚で作りたい。

それは時代が変われど宮本住建がずっと心がけている事の一つです。
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