(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

本物のフルオーダー手作りの家 差しまえ仮組み

2017年07月15日 | 匠の技
いつもご覧いただきありがとうございます。


職場では差しまえ部分の仮組みを行っています。

ここが手刻み真髄

手作りのフルオーダー住宅だからこその仕事です。


梁側の加工部はこんな感じ



これを柱側の加工部分とちゃんと合うかどうかすべての材を仮組みして確認します。




二人がかりで仮組み開始





そのまますんなりと納まる場合もあれば、「カンナふたつ」(カンナを二往復する程度だけ調整をしようという意味)

などと言いながら調整します。



柱側もノミで調整




合格点に達したら仮込み栓を打ち込んで予め接合点から約30センチのところに

印をつけておいたところまでの距離に間違いがない事を確認することで直角がきちんと出ているかも確認します。



これを全ての差しまえ箇所に行います。

差しまえは主に通り柱の二方~四方に加工してありますので

例えば柱の四方加工が10カ所あったとしたら組み合わさる梁は40本。

すべて仮組みを行います。


ホントは微調整なんてしなくても組みあがります。

かけや(大きな木槌)でカチ込んで組み上げてしまえばいいのです。

でもそれだとかけやで叩きすぎて材の端がかけたり材が割れたりもします。


何十年と建物には色んな力がかかります。

自重

地震

台風

それがどの方向から、どんな大きさで建物に襲ってくるかわかりません。

無理に組み上げているということは常にそこに不必要な力がかかっているという事

そんな状態ではちょっと想定外の力がかかったら割れたりするのは目に見えています。


この仮組みだけでも何日もかかりますが、こんなことをしている事はお客さまは知りません。

逆の言い方をすれば知らなくても良いのです。

宮本住建は絶対に手を抜きませんから!

全てはお客さまのために。



おまけ



アタリ出ました!

ってアイスクリームのアタリじゃありませんよ 笑


加工の微調整をしていると、材の木の目によっては逆目のところを加工することもあります。

そうすると、材の端部が割れてしまったりします。

そこでこのアタリ材を調整したい部分に仮で差し込んだ状態でノミを打ち込んで材が割れないようにするのです。

写真の真ん中の穴にアタリを差し込んでから柱との微妙な接合具合をノミで調整してました。

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