(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

本物の完全フルオーダー住宅

2017年07月01日 | 匠の技
いつもご覧いただきありがとうございます。


今日はフルオーダーについて書きたいと思います。



いきなりですが、「宮本住建の建物は完全フルオーダー住宅です!!!!!」

なんですが、フルオーダー住宅ってなんでしょう?


服にもイージーオーダーとフルオーダーが存在します。

生地は選ぶものの、数種類の型から体型に一番近いものを選んで機械で縫製するのがイージーオーダー

生地を選び、テーラーが体型をはかって、本縫製の前に仮合わせをして筋肉の盛り上がりなど微調整をして、

職人の手で縫い合わせていくのがフルオーダー


完成すると見た目ではその差はわかりませんが着心地、長持ちするかどうかはまったくちがいます!!!!

体を動かしたときの窮屈の度合い、それから長時間着た時の疲労感の差は歴然です。

それに窮屈だと体と合っていないのですぐに型崩れしてしまいますし、、、

私もテーラーのお客さまのところで作ったことありますが、値段はまったく一緒。

テーラーにお願いするかどうかだけの差でこんなに違うのかと驚いたものです。


本題に戻りますが、、、


スーツの場合にはシルエットなどに流行があったりするし、

生地の傷みなどもあるでしょうし、気に入らなければ買い換えることが出来ます。


しかし住宅はどうでしょうか?

住んでみて、たった数年で建て替えというのはなかなか難しいですよね、、、


どこの住宅会社も間取りを相談できるのはどこも同じ、設備機器や色を選べるのもどこも同じですがそれだけでいいのでしょうか。

目に見えないけどものすごく大切なこととして、構造の確認過程と上棟までの加工、そして完成までの作業があります。


何度か書いていますが建物の安全性をはかる場合、二つの方法があります。

一つは仕様規定

四角い家かⅬ型の家かなど建物の形とかを全く考慮しないので深い計算をせずに

「木造のこんな建物ならこうしなさい」と大枠で決められた基準に合わせるだけの方法。


もう一つは許容応力度計算や限界耐力計算といった本格的な構造計算による方法

個々の家の形や仕様に合わせて全て計算して安全を確認する方法です。


真四角、しかも内部間仕切りも何もかも左右上下完全均等ならばどの方向から力が加わっても同じですが、

そんな家はないので建物の形、そして内部の間仕切りの位置によって地震の時に大きく力がかかる部分は当然にまったく違います。

だから地震の時に隣り同士でも損傷状況が変わったりするのです。


余裕がありすぎるところもあれば余裕がギリギリなところも含めて大枠として判断するイージーオーダーな仕様規定

個々の建物の形状や内部間仕切りの位置なども含めて考慮して細かなところまで計算し、

根拠のある余裕を確認できるフルオーダーの構造計算。

もちろんどちらも国が認めた安全をクリアしていますが、どちらのほうがより安全側の考えかは明白です。


そして、日本中の住宅のほぼ100%といってもよいと思いますが仕様規定で建てられています。

理由は簡単、「仕様規定で建築基準法をクリアできるならそれで十分じゃないか」という考え方だからです。

なので「構造計算をしています」とよく聞きますが、正確には「仕様規定で安全を確認しています」ですなんですが、

本当に仕様規定で十分なのでしょうか。


建物の構造の安全を確認するために必要なこととして一番は

建築基準法をクリアしているかどうかではなく、


「どれだけの余裕を持たせる計画にするか」


です。


建築基準法をギリギリクリアするのも余裕をもってクリアするのもどちらも「建築基準法クリア」です。

ですが余裕がなさ過ぎるのはダメだし、逆に余裕がありすぎても建築コストが極端に上がりますのでよくないわけですが、

その余裕の基準を例えば宮本住建が決めたとしても何の根拠もありません。


仕様規定で十分ですかというのはそこにポイントがあります。


余裕の設定は本当に難しく、余裕の具合をどう定めるかなんて気にしている会社は本当の本当に少ないと思います。

そこで宮本住建では長期優良住宅認定を標準仕様としているのです。

確固たる余裕の基準として長期優良住宅認定の耐震性能が自社基準。


そして、その性能を確認する方法として宮本住建は許容応力度計算をしています。

一件分の構造計算書の厚みは約10センチ



基礎の配筋、コンクリートの厚み、コンクリートの強さ、柱や梁の大きさ、使用金物etc...

すべてが「その建物のためだけに」計算されています。


それから、紙の上での仕様が素晴らしくとも実際に建つ建物がどうかが最も重要。

木は生えていた方角や地形などによって年輪の寄りがすべて違います。

年輪の寄りの違いは材の反りなどに大きく影響します。

そんな違いを考慮しない機械加工とは違い、宮本住建では一本ずつ適材適所に振り分けて加工していきます。




これらに加えて、もちろん間取りは自由ですし、住宅設備機器のメーカー指定なども全くありません。

全メーカー使用可能です。

アフターフォローは長期優良住宅認定時にどこをいつ点検するかを記載した30年間のメンテナンス計画に基づいて訪問します。


これが宮本住建の言う「フルオーダー住宅」

そして、その最も根幹に位置するのが手刻み


7月8日の手刻み見学会&子ども工作教室&端材市

お気軽に是非ご来場くださいませ^^

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