軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

 軽井沢のいろいろ 軽井沢のお隣で・・今日は大寒 !

2018-01-20 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

 暦の上の 「 大寒 」 が  寒さ厳しい軽井沢にも訪れて・・ 

 このところの   暖冬?風な何日かに少し気が緩んでいるけれど

 まだまだ 冬将軍の活躍は これからなんだろうね・・    

 今日は   信濃追分駅からなら車で5,6分  西へ行ったところにある

  軽井沢のお隣の御代田町・草越(くさごえ)集落で 長野県無形民俗文化財にも指定された 「 寒の水 」

 という   厳しくも珍しい伝統行事が 毎年この大寒に開催されているんだ

 前にもこの時期に   ここでお話したけれど 今日は長野県の芸術・文化情報センター

  「 八十二文化財団 」の  ホーム・ページの記載をお借りして少し詳しくお話すると
 
  

     草越の寒の水は、御嶽行者による行の流れをくむ行事     
     明治中期までは、毎年1月14日から7日間にわたり
     御嶽行者が愛宕山成就堂と呼ばれる草越地区内の護摩堂にこもって護摩を焚き、祈祷した
     あわせて火伏せや刃渡りなどの験術や寒行を行った
     その後いつしか行者たちの姿は見られなくなり、代わってこの行事は
     村の年配者や総代が先達として先導し行う年中行事となった

     現在は大寒入りにあたる1月20日の夜、五穀豊穣や無病息災、新築した家の除災繁栄を祈願して
     草越地区の青・壮年たちが水行者となって冷水をかぶり、村の鎮守に参詣するかたちとなっている
     1月20日午後、水行者たちは年番宿と呼ばれる神宿(現在は公民館)に集まり
     当日夜に身につける兎巾(ときん)と呼ばれるカンムリをワラで作る
     午後6時頃、水行者たちは赤いふんどし一丁に草鞋履き、兎巾を頭にのせた姿で、一斉に飛び出していく
     村内6カ所に用意された手桶へ我先にと駆け寄り、桶の水を威勢よくかぶって精進潔斎をしていく
     水行者たちは集落内の神仏に詣で、最後に熊野神社へ参詣して兎巾を奉納する

            長野県無形民俗文化財 『寒の水』 より


                               



  そして 沿線に最寄駅 「みよた」「しなのおいわけ」ふたつを持つ  しなの鉄道のホーム・ページには

  こんな風に   PR記事も掲載されているね

                        

     御代田町草越 『寒の水』

     水を浴び、走る、はだかの男たち

     (日時) 平成30年1月20日(土) 18:00頃  草越公民館出発

      ○ 御代田名物 「おにかけうどん」 が無料でふるまわれます。

      ○ 「味工房みよた」 の手作り味噌と甘酒を販売します。

       ※手作り味噌購入者には、ミニチュア兎巾(ときん) [数量限定] をプレゼント!

                             


  暖かい地方在住者や 暖房に慣れきった人たちには  もしかしたら氷点下の  夜間の戸外で

  素っ裸で駆け回って   氷水を浴びるなんて、想像も出来ないだろうけれど 現実に毎年開催されているんだ

  調べて   モコモコ着込んで お出掛けしてみたら?

  集落の入口には 「 寒の水 16時から 」って 立札看板が立っていたよ    
コメント (1)
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