こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

「慰安婦が必要」とは、人間の尊厳への冒涜です。

2013年05月24日 | 日々のつぶやき
昨日は市役所で一般質問についての聞き取りなどを行い、そのあとは生活相談でした。

今の政治の問題でいろいろと頭にくることは多いけど、橋下氏の慰安婦発言とその後の態度、公職として、弁護士としてはもちろん人としてどうなんだと怒りと悲しみがわきあがります。橋下氏は慰安婦に面会しようとしましたが、暴言を撤回謝罪しなければ、元慰安婦の方も面会を中止ということになりました。

20歳以下の娘たちを暴力的に強制的に『連れ去り』、本人の意思と関係なくおかしていくことを旧日本軍が行っていたという事実は、これまでの裁判10件中8件は事実認定されています。

現に国連からもその責任を追及されているのに、「必要だった」という、都合悪いとなるとよその国でも行われていると責任逃れ。そのような暴力的な人権無視の行為を必要としている、これは女性にとっての冒涜であることはもちろん男性をも貶めることです。

戦争中の中国や韓国にしてきたこと、たとえば中国人を細菌兵器の人体実験として使っていたという731部隊なども政府は認めていません。

ナチスドイツがユダヤ人を大量に殺害したという事実を、ドイツでは認めきちんと反省してています。対して、日本の政府は旧日本軍をひきづっているとしか言いよう有りません。

慰安婦についての橋下の発言は国際社会に対してもあまりにも人権を無視したもので、許されるものではないと強く思います。この抗議の署名も行われています。日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークが中心に行っています。私も署名しました。

http://www.ianfu-kansai-net.org/kougi_hashimoto_2013-05.htmlこちらがその抗議文です。

ゴールデンウィークは休みなしでいたので、その1週間後にお休みをいただいて扇沢からトンネルを通るトロリーバスで黒部ダムへここから黒部ケーブルに乗り黒部平へ
そこから立山ロープーウェイに乗って山の中を走るトロリーバスに乗って室堂に出て、立山に登ってきました。

黒部ダムは観光客でいっぱいでしたが、ここは日本?というくらい中国や韓国の言葉が飛び交っていました。サッポロでも感じましたが、中国や韓国から多くの方が日本を訪れているし、日本に住んでいます。慰安婦の問題は国際関係の問題でもあるので、あんなひどいことを言った橋下やそれを支えている政治家や日本政府はしっかり事実を認めて謝罪すべきです。

初めて行った黒部ダム。登山をはじめなければ行くこともなかったと思います。

このダムを作るときに作られた立山の雄山を縦走するトンネルの中をトロリーバスで行きついたところは富山県側の室堂です。外に出たら一面360度雪の世界後に見えるのが立山。ここに登ります。このために冬の八ヶ岳でアイゼン・ピッケルの訓練もしましたこれ、転んで静止するための訓練です。

連休中は雪山での事故がたくさんあって、心が痛みました。

天候と体調で無理をしないこと、そして、単独でなく、しっかりとした体験者と一緒に行動することが楽しく事故のない登山になると思います。

立山登山についてはまた、明日に。

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1 コメント

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FBで友達になった佐藤です。 (佐藤寛之)
2013-05-29 22:36:55
ハルピンにいた時に731部隊の跡地を見学しました。日本から贈られた千羽鶴も納められていました。
戦争の記憶が徐々に失われつつある現在、あの戦争が侵略戦争だったことを語り継ぐこと。
橋下氏の慰安婦発言もこの間の一連の、安倍政権の靖国閣僚参拝をはじめとする右傾化の中で出てきたもの。
こうした改憲勢力の狙いを阻むために頑張りましょう。
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