気持ちのいい食事。。。

　本当に久しぶりに気持ちのいい食事をした。
なんか恒例になってしまったみたいなダーリンとの町歩き。
今日は、うなぎを食べようという目的を持って、自宅から、心斎橋まで歩いた。

　
　廃墟？　フェスティバルゲート

　
　浪速警察と赤バス

　鰻屋は、インターネットで調べた「七彩」という店。
初めは、超有名な「菱富」にしようか・・・と思っていたけど、一寸高いしなぁ。
いろいろ探していたら、おいしくて安いという記事が載っていた「七彩」に。

　２時間ほど歩いて、たどり着いた「七彩」は、心斎橋筋の長堀駐車場を越えた２つ目の筋を入ったところの２階。
カウンターとテーブルが７つほどの小さなお店。
入るとすぐに、長髪を後ろで束ねた兄ちゃんが、「タバコはお吸いになりますか」と聞いてくる。

　禁煙席のカウンターに二人で腰掛けて、目の前の一寸高いところで鰻を焼いている兄ちゃんとチョコチョコしゃべった。
ダーリンが気にしていた安い理由は、「フランスの鰻で、工賃の安い中国で捌いている」のやそうです。
へぇ～、おフランスの鰻やて・・・

　ビール付きの「ペアセット特上」3,800円也を注文して、乾いてたのどにビールを流し込んだ。
早々になくなったビールを注文しようかと思っていたところに、「お待たせしてすいません、これサービスです。もう少しお待ちください」と、新しいビールが出てきた。

　イエイエ、全然待ってません。　
兄ちゃんがいろいろ話してくれるので、退屈もしてないし、香ばしい鰻を焼く匂いで、ビールもおいしい。

　待ちに待った鰻は、三段重、赤出汁とおそばまで付いている。
「一段目はそのままで、二段目と三段目は、お好みでお出汁をかけてどうぞ」。

　
　ペアセット特上　3,800円也

　
　肉厚の鰻がおひついっぱい

　
　お出汁をかけて、鰻茶漬け風　

　二段目は、糸ノリが、三段目にはユカリが掛かっている。
何よりも、鰻のボリューム、肉厚で、やわらかいけどパリッとしている。
それが1段ごとに、目いっぱい乗っている。
本当においしい鰻を堪能しました。

　途中外人のお客さんが家族連れでやってきた。
なんと兄ちゃん、流暢な英語で、笑いながら対応している。
食べ方もちゃんと英語で説明しているし・・・。
なんと前職は、ソムリエやったらしい。

　食事も終わって、お会計のとき、「お待たせしましたんで、3,500円でけっこうです」。
「そんな、ビールもいただいたし、そのまま取っといて」と、この私が言うてる。

　帰り道ダーリンとスキップしたくなるほど、気持ちのいい鰻屋さんでした。