薬屋のおやじのボヤキ

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あなたは新型栄養失調ではありませんか。ビタミン・ミネラル不足がこわい。

2012年10月12日 | ミネラルが最重要

あなたは新型栄養失調ではありませんか。ビタミン・ミネラル不足がこわい。

 “栄養の摂取には気を付け、毎日バランスよく食品を摂っています。忙しくて、自分で調理すると、そう何種類もの食材が使えないから、冷凍食品やレトルト食品を少しずつ使ったり、スーパーで小パックの惣菜を複数買ってきて、毎日おかずを変えているから、栄養バランスは整っているはずです。”
 “料理嫌いだから、宅配の弁当屋さんから日替わり弁当を届けていただいています。栄養士がチェックしているし、幾つものコースがあって、年齢、性別に応じて選べるから、栄養バランスは最高のはずよ。”
 “単身住まいだから、料理はしない。オール外食だが、肉は少なめで野菜がいろいろ入っている弁当なりメニューを毎日日替わりで食べているから、栄養バランスは十分に整っているはずだ。”

 このように偏食を極力避けて、さも理想的な食生活をしていると思っておられる方にあっても、思わぬ落とし穴があります。
 “スナック菓子など食べないようにして過食もしないし、食事の栄養バランスが整っているはずなのに、体は重だるいし、精神的にも落ち込みがちになってしまう。”
 近年、こうした方がけっこう増えてきました。
 加工食品業界や大手総菜屋さん・大手弁当屋さんは、販売品一つ一つについて、食材の種類を増やし、理想的な栄養バランスに極力近いものを目指していますから、家庭で一から調理した…忙しいからそう幾つも調理出来ず「1点もの」になってしまう…おかずよりも、いいはずなのですが。
 使う材料は、こうした業界でも家庭でもほとんど同じものです。かえって、流通機構からすると、業界の方が新鮮な野菜や魚介類を使っていますから、栄養価に差が出ます。家庭で使う物の方が鮮度が低く、ビタミンの崩壊が進んでいて、栄養価が落ちます。
 それにもかかわらず、家庭料理で、体が重だるくなることは、まずありません。

 これは、どうしてでしょうか。調理の仕方は、大手業界であろうと家庭であろうと、食材を洗ってから、煮たり炒めたり揚げたりするのですから、一緒のはずです。
 しかし、ここに大きな違いが出ます。
 大手業界は効率を求めますし、見た目の良さを求めます。よって、同じような調理法に見えても、やり方に大きな違いがあって、栄養価にかなりの差が出てしまうのです。
 先ずは洗い方が実に丁寧ですから、綺麗に仕上がるのですが、野菜にあってはエキス(ミネラルなど)がかなり抜けてしまいます。
 そして、高温・高圧での調理はビタミンの崩壊を招きます。
 こうして、家庭での調理に比べて、ミネラルとビタミンが少ないものとなります。外食産業もチェーン店となると、こうした調理済みの物を多用しますから、家庭料理とは違ったものになっています。弁当屋さんとて、そうです。
 加えて、植物が持っている「いのち」が殺されてしまっていることです。つまり、人が植物を食べることによって、人の体が温められたり冷やされたり、免疫力を付けてくれるという、植物が持っている「いのち」の力(まだ科学的に立証されていないですが、漢方では経験的に認められています。)が削がれてしまうのです。これは、高温・高圧での調理や、調理後に冷凍したり、口に入るまでに日数を要することが原因しています。

 ところで、日本人のミネラル摂取量は総じて不足気味です。足りているのは、ナトリウムと塩素(両方で食塩)そしてリンぐらいのものです。
 よって、先ほど例示したような食事をしていると、カリウム、カルシウム、マグネシウム(以上、主要ミネラル)や亜鉛、セレン、鉄、銅、マンガン、クロム、モリブデン(以上、代表的な微量ミネラル)が随分と不足してしまいます。
(参考:各種ミネラルの働きについては、下記の別立てブログをご覧ください。)
 「 各種ミネラルの働きを知って生活習慣病改善

 これに輪をかけて困った問題が出てきます。
 家庭料理は直ぐに食べますから、防腐剤を入れることは決してありません。でも、加工食品や業務用の物は、日持ちさせねばならず、大半の物に防腐剤が入っています。
 防腐剤はほとんどがリン化合物で、かなりの量が添加されていますから、ミネラル摂取が足りているリンに上乗せしてリンを摂取することになり、ミネラルバランスを崩してしまいます。また、リン化合物は、他のミネラルの吸収を大きく阻害します。
 そして、ミネラルは、摂取量よりもバランスが重要と言ってよいでしょう。特に、リンは、多量に摂取されると、過剰な分は尿から排出されるのですが、そのときに不足しているミネラルであっても、その一部を一緒に排出してしまうのです。
 そうなると、摂取不足のミネラルが大きく欠乏するようになり、生命活動を円滑に進めることが困難になってきて、先ほど言いました“体は重だるいし、精神的にも落ち込みがちになってしまう。”といった症状や様々なトラブルが発生してくるのです。

 これが「新型栄養失調」の原因ですが、近年、注目されるようになり、多くの本が出ていますので、一度お読みになるとよいですよ。参考までに、おすすめ本を紹介します。
 「食事でかかる新型栄養失調」 小林順一・国光美佳著 三五館 1400円

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