薬屋のおやじのボヤキ

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ゆっくり走って治す高血圧。低血圧もゆっくり走って改善。上は110、下は70に近づきます。 

2012年04月21日 | 高血圧

ゆっくり走って治す高血圧。低血圧もゆっくり走って改善。上は110、下は70に近づきます。 

 狩猟採集民の血圧は、収縮期(上)が110で、拡張期(下)が70。年とともに若干下がる傾向にあります。農耕民となると、総じて高めとなり、加齢で逆に上がり気味になります。そして、高度文明社会の都市住民は、上の血圧が、年齢に100を足した程度までに上昇します。高血圧は、明らかに「文明病」です。

 高血圧を治すには、狩猟採集民の生活がヒントになります。
 その前に、血液循環について正しい理解をしていただきたいです。
 心臓が血液を全身くまなく巡らせると信じられていますが、心臓の本来の役割は、血液の逆流防止と、戻ってきた血液を一時貯留することです。
 心臓は、ミニポンプに過ぎず、血液循環は、肺がメインポンプの役割を受け持っています。息を吸ったときに、肺の組織に圧力が掛かり、血液が心臓へ向けて押し出され、息を吐いたときは、その逆の流れを起こします。
 サブポンプの役割が筋肉です。体を動かすと、一方の筋肉が収縮し、他方の筋肉が弛緩します。筋肉の収縮で圧力が掛かり、筋肉中の血液が静脈へ押し出され、弛緩で動脈から吸い込みます。
 通常、この2つで血液循環は維持されています。
 激しい運動となると、筋肉の動きが早く強くなり、サブポンプがフル稼働しますが、メインポンプの肺も助けに入って、呼吸が速くなります。ミニポンプの心臓も、心筋の収縮力をアップさせて血圧を上げ、また、心拍数を上げて協
力しますが、極めて微力です。
 時速20キロで2時間も走るマラソン選手は、肺と筋肉が強化されているのであって、心臓のポンプ能力が格段に高いわけではありません。

 血圧が高いということは、肺と筋肉がサボっているから、心臓というミニポンプが懸命に努力している証しです。
 財団法人労働科学研究所では様々な実験を行い、次のことが分かりました。

 上の血圧を下げるには深呼吸が、下の血圧を下げるには膝屈伸が効果的
(2015.8.21 投稿時に下線部分を「上げる」と誤植していましたが、今日、ある方からお問い合わせをいただき、これは真逆であることに気づきました。とんでもない大きな誤りで、訂正してお詫び申し上げます。)

 朝昼晩、ラジオ体操をやり、この2つは念入りに足し加えてください
 さらに、劇的な効果を上げられるのは「ゆっくりランニング」です。

 1日20~30分、脈拍140/分の持久走

 伴走者と話しながら走れる、やや呼吸が弾む程度の走り方です。
 これを女性522人に3ヶ月続けていただいたら、ほとんどの方に理想血圧に向かう傾向が見られました。つまり、狩猟採集民の110、70への接近です。


 さらに、これを毎日続けていけば、狩猟採集民と同じ血圧となることでしょう。

 ここで、注意事項を申し上げます。
 いきなりのランニングは危険です。走るという習慣を持たない方は早歩きから始めてください。心筋梗塞などを引き起こす恐れがありますし、足首の捻挫、膝痛を起こしかねませんからね。
 なお、脈拍が150/分以上になる走り方は、効果が出ないとのことです。

(この記事は、当店「生涯現役新聞」2004年10月号を再掲したものです。なお、この内容は、小山内博著「生活習慣病に克つ新常識」からの要約が主で、図もその著から引用しました。) 

(2014.11.4追記)
 別立てでホームページを開設しました。高血圧対策についてまとめたページは次のとおりです。併せてご覧ください。
  生涯現役をサポート:三宅薬品のHP 健康情報 高血圧のコーナー

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