2008年から始まった「自動車排出ガス規制」は来年から3次(エミッション3次規制)に突入します。
これに伴い小型バイクの規制がより強まり、
ほとんどの50ccバイクがその規定をクリア出来なくなるそうです。
既にホンダ「モンキー」は生産中止が決まり、
残念ながら今年の8月を持ってカタログから消えてしまいます。
これ以外にも、スーパーカブやスクーターを中心に販売中止されるバイクは増えていくそうです。
さて今後、この手のバイクはどうなっていくんでしょうね。
ホンダとヤマハが手を組んで「電気バイク」を検討してるようですが、
いずれは、全ての50ccバイクが「電気バイク」となっていくんでしょうか。
結局のところは、技術的な「開発コスト」にあるようで、
レシプロエンジンのまま、新しい排気ガス規制をクリアさせるためには「相当の技術力」を要するということです。
その開発費が捻出できない、もしくはそれをクリアしてもバイクの価格が高騰し、
現実的でないということなんですよね。
まぁ、難しい話はここまでとして、残念なのはホンダ「モンキー」の生産中止です。
今年で50周年を迎え50thアニバーサリーモデルが発表されていますが、
この車両が最終ということです。
ホンダ「モンキー」は愛好家が多いことで有名で、
カスタムを中心に人気の高いバイクです。
全国にはたくさんのファンクラブが存在しますし、
多彩なカスタムがあります。
中古市場でも人気が高く、結構な価格で流通しています。
小排気量バイクの立役者といっても過言じゃない「モンキー」が姿を消すことは、
一つの時代に幕を閉じることを意味する気がします。
これをきっかけにバイク人口の現象に繋がらなければいいのですが、どうなっていくんでしょうかね!